ちりめんじゃこ

ちりめんじゃこ

127件のレビュー

レビュー

ピアノを通して見える世界に想像力が湧き立つ。

蜜蜂と遠雷(下)

蜜蜂と遠雷(下)

恩田陸

本棚登録:296

対人における会話の仕方から、思考法まで。相手の話を聞くときは、自分の話はせずに相手の真の思惑や悩み、目的を聞き出すように相槌を打つ。

頭のいい人が話す前に考えていること

頭のいい人が話す前に考えていること

安達裕哉

本棚登録:108

序盤の架視点は二人を取り巻く人間の嫌なところが目立ったし、偏見や固定概念に取り込まれた思想が苛々するところもあったが、後半の真実視点になってからストレートな物言いや仙台での俗世から乖離した対人関係に読んでいて気持ちよく、畳み掛けるように読了した。真実が架と大恋愛だと石母田のおばあちゃんに言われて考え直していたところは、涙が止まらなかった。

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傲慢と善良

傲慢と善良

辻村深月

本棚登録:667

最悪の環境。同じときを生きていた女性が、このような暮らしを強いられていたことに驚愕した。

母という呪縛 娘という牢獄

母という呪縛 娘という牢獄

齊藤彩

本棚登録:0

それぞれの一人称視点でチャプターが進み、登場人物に親しみやすい。ピアノの楽曲の知識があればもっと想像を膨らませることができただろう。

蜜蜂と遠雷(上)

蜜蜂と遠雷(上)

恩田陸

本棚登録:336

読みやすい。トリックにボケたフリをしている母という少々無理やりな部分も感じたが、加賀恭一郎の父の死に目に立ち会わない謎が今回の事件の真相に類似していたりと巧妙な構成だったと思う。

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赤い指

赤い指

東野圭吾

本棚登録:355

基礎であり基盤となる撮影法

心エコー vol.27 No.1

心エコー vol.27 No.1

本棚登録:0

畳み掛けるような最後の伏線回収がすごい。登場人物たちに最悪なことばかり起きて、中盤はかなり鬱々とさせられるが、渦中の人物皆が最後は上を向いて終結した。

未来

未来

湊かなえ

本棚登録:0

心が温まる悲しいお話。物語の主要人物である元哉がクスノキが死んでしまったり、千舟も病で玲斗を忘れてしまう抗えないエンドではあったが、「クスノキの女神」のストーリーである"今生きていることが大事"ということが、その事実までもを支えてくれる。

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クスノキの女神

クスノキの女神

東野圭吾

本棚登録:275

見過ごされていた三尖弁のオペ適の最先端

心エコー vol.26 No.12

心エコー vol.26 No.12

本棚登録:0

犯人が綿密に計画を練って読者までも騙すストーリーが夕木春雄らしい構成。いくら自分たちが爆殺されそうになっていたとはいえ瞬間的に判断して殺害する手管が整いすぎているので、綾川が元から常軌を逸している人間像であるのではないかと窺える。信頼していた人に裏切られることが多いくだりや婚姻関係にあるパートナーが行方不明であるといった不気味な付随情報に加え、連絡先を交換するシーンなど、これからの里英の未来を不穏にさせる終わり方も著者らしい。

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十戒

十戒

夕木春央

本棚登録:184

主人公の依子は通常よりも桁外れの身体を持っており、そのせいで普通よりも思考も粗暴かのように思わせるように描いている。しかしその実、尚子と接し、感じ、共鳴し、ともに逃亡生活をするあいだの一貫した人間くさいあたたかさが読者を惹きつける。負傷した尚子とともに鬼婆のいる北へ向かいながら迎える静かな終焉もこの物語に相応しい。

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ババヤガの夜

ババヤガの夜

王谷晶

本棚登録:123

いちにちの1/3を占める睡眠の質を上げることで、活動時間の質を上げる。初めの90分が残りの数時間の睡眠の質を左右する。夜中に勉強をするより、いつものルーティンの時間に入眠して1.5時間を確保してから起きて作業する方が、少ない睡眠時間を最大限に活かせる眠り方。入眠するということは、深部体温を下げて末梢体温(手足)を上げ、体温差を縮めることなので、寝る前に風呂に入ることで上がった体温を下げる作用により深部体温が下がって寝やすくなる。もし入浴が困難なら、足湯などで手足を温めるだけでも末梢体温が上がるので理に適っている。

スタンフォード式最高の睡眠

スタンフォード式最高の睡眠

西野精治

本棚登録:0

心アミロイドーシス所見特集

心エコー vol.26 No.11

心エコー vol.26 No.11

本棚登録:0

日本の四季に登場する昆虫・植物についての豆知識を未開きごとに羅列した作品。虫が苦手なので悪寒がするチャプターがいくらかあったが、身近であるが何も知らない昆虫の生態について少しでも知識を得られて良かった。

働きアリの2割はサボっている

働きアリの2割はサボっている

稲垣栄洋

本棚登録:0

哲学的。目の見えない人を下に見るのではなく、それぞれの個性として対等に見る。身体的違いにより違うのは環世界で、視力がないからといって見えないこと全てを不便に思っているとは限らない。個人に害があるというわけではなく、社会生活において通常の労働や行動することに対して障害があることから障害者と意味つけられている。

目の見えない人は世界をどう見ているのか

目の見えない人は世界をどう見ているのか

伊藤亜紗

本棚登録:0

いじめに遭っていた高校時代に、そのいじめから脱却するまでを書いている。知名度の高い有名人だからこそ、顔がわかって想像がし易く辛い。いじめの主犯格である黒川という高校生は幼稚で自己本位で辟易とする。32歳になったからこそかもしれないが、その黒川の家庭環境のフォローまで記されており、心の広い穏やかな人だと思った。粗品とこれからも楽しく生きてください。

人生を変えたコント

人生を変えたコント

せいや(霜降り明星)

本棚登録:0

イラストも多くわかりやすい。素数ゼミとは何かの導入から、順序立てて解説しているので興味が無くとも理論が理解しやすく面白い。

素数ゼミの謎

素数ゼミの謎

吉村仁/石森愛彦

本棚登録:0