
ちりめんじゃこ
レビュー
読みやすい。トリックにボケたフリをしている母という少々無理やりな部分も感じたが、加賀恭一郎の父の死に目に立ち会わない謎が今回の事件の真相に類似していたりと巧妙な構成だったと思う。
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赤い指
東野圭吾
本棚登録:355人
基礎であり基盤となる撮影法
心エコー vol.27 No.1
本棚登録:0人
畳み掛けるような最後の伏線回収がすごい。登場人物たちに最悪なことばかり起きて、中盤はかなり鬱々とさせられるが、渦中の人物皆が最後は上を向いて終結した。
未来
湊かなえ
本棚登録:0人
心が温まる悲しいお話。物語の主要人物である元哉がクスノキが死んでしまったり、千舟も病で玲斗を忘れてしまう抗えないエンドではあったが、「クスノキの女神」のストーリーである"今生きていることが大事"ということが、その事実までもを支えてくれる。
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クスノキの女神
東野圭吾
本棚登録:275人
見過ごされていた三尖弁のオペ適の最先端
心エコー vol.26 No.12
本棚登録:0人
犯人が綿密に計画を練って読者までも騙すストーリーが夕木春雄らしい構成。いくら自分たちが爆殺されそうになっていたとはいえ瞬間的に判断して殺害する手管が整いすぎているので、綾川が元から常軌を逸している人間像であるのではないかと窺える。信頼していた人に裏切られることが多いくだりや婚姻関係にあるパートナーが行方不明であるといった不気味な付随情報に加え、連絡先を交換するシーンなど、これからの里英の未来を不穏にさせる終わり方も著者らしい。
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十戒
夕木春央
本棚登録:184人
主人公の依子は通常よりも桁外れの身体を持っており、そのせいで普通よりも思考も粗暴かのように思わせるように描いている。しかしその実、尚子と接し、感じ、共鳴し、ともに逃亡生活をするあいだの一貫した人間くさいあたたかさが読者を惹きつける。負傷した尚子とともに鬼婆のいる北へ向かいながら迎える静かな終焉もこの物語に相応しい。
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ババヤガの夜
王谷晶
本棚登録:123人
いちにちの1/3を占める睡眠の質を上げることで、活動時間の質を上げる。初めの90分が残りの数時間の睡眠の質を左右する。夜中に勉強をするより、いつものルーティンの時間に入眠して1.5時間を確保してから起きて作業する方が、少ない睡眠時間を最大限に活かせる眠り方。入眠するということは、深部体温を下げて末梢体温(手足)を上げ、体温差を縮めることなので、寝る前に風呂に入ることで上がった体温を下げる作用により深部体温が下がって寝やすくなる。もし入浴が困難なら、足湯などで手足を温めるだけでも末梢体温が上がるので理に適っている。
スタンフォード式最高の睡眠
西野精治
本棚登録:0人
心アミロイドーシス所見特集
心エコー vol.26 No.11
本棚登録:0人
日本の四季に登場する昆虫・植物についての豆知識を未開きごとに羅列した作品。虫が苦手なので悪寒がするチャプターがいくらかあったが、身近であるが何も知らない昆虫の生態について少しでも知識を得られて良かった。
働きアリの2割はサボっている
稲垣栄洋
本棚登録:0人
哲学的。目の見えない人を下に見るのではなく、それぞれの個性として対等に見る。身体的違いにより違うのは環世界で、視力がないからといって見えないこと全てを不便に思っているとは限らない。個人に害があるというわけではなく、社会生活において通常の労働や行動することに対して障害があることから障害者と意味つけられている。
目の見えない人は世界をどう見ているのか
伊藤亜紗
本棚登録:0人
いじめに遭っていた高校時代に、そのいじめから脱却するまでを書いている。知名度の高い有名人だからこそ、顔がわかって想像がし易く辛い。いじめの主犯格である黒川という高校生は幼稚で自己本位で辟易とする。32歳になったからこそかもしれないが、その黒川の家庭環境のフォローまで記されており、心の広い穏やかな人だと思った。粗品とこれからも楽しく生きてください。
人生を変えたコント
せいや(霜降り明星)
本棚登録:0人
イラストも多くわかりやすい。素数ゼミとは何かの導入から、順序立てて解説しているので興味が無くとも理論が理解しやすく面白い。
素数ゼミの謎
吉村仁/石森愛彦
本棚登録:0人
それぞれの不幸のかたちがある。生殺に人生を狂わされる登場人物たちが、世間の目とは違った形でそれぞれに苦しみや恩情を感じている。正道がいろんな形の生殺に触れ、精神的に精錬されていくすがたが物語の主軸。悲しさややりきれなさが付き纏う構成であったが、最後には自分の生について希望が灯るような終わりであった。
蛍たちの祈り
町田そのこ
本棚登録:86人
高難度の哲学・倫理学。もっとゆっくり理解しながら読むべき本。退屈の正体は、我々人間が生きるにあたって本能的に求めている動物的な目的が挫かれたときに発生するものと、その動物的衝動から逸脱した人間らしいものがある。人間は動物とは違うのではなく,環世界への移動が他の動物よりも容易であるため退屈を生じやすい。
暇と退屈の倫理学
國分功一郎
本棚登録:62人
オーロラ学の歴史。前半の伝承的な章は興味がなかったが、後半の物理学的な解説は興味深かった。オーロラという自然現象に対して順行的に理解できた。
神秘のオーロラ
キャンディス・サヴィッジ/小島和子
本棚登録:0人
結末もすっきりしていて読みやすかった。
C線上のアリア
湊かなえ
本棚登録:136人
文章は分かり易いが、登場人物の心情を読み解くことが難解。読者に容易に解釈されない、それぞれの思想が渦巻いている。
スモールワールズ
一穂ミチ
本棚登録:87人
オーロラについて幅広く解説。わかりやすく読みやすかった。
オーロラ・ウォッチングガイド
赤祖父俊一
本棚登録:2人
今のわたしが読むべき本。アラサーのすべてが詰まっている。結婚相手に商社マンなどを高望みしてしまうアラサー女の習性に対し、「人に頼ると結婚半ばで辛くなってくるので自分でどうにかした方が早い」が印象的。
そろそろいい歳というけれど
ジェラシーくるみ
本棚登録:0人