作品紹介・あらすじ
殺したのは男か女か
究極の「推理」小説自殺の偽装を施され、妹は殺された。
警察官である兄が割り出した容疑者は二人。
犯人は妹の親友か、かつての恋人か。
純粋推理の頂点を究めた話題沸騰のミステリ!
加賀恭一郎シリーズ
感想・レビュー (3件)
結局犯人がどちらか教えてくれない。こちらに推理を委ねてくるのは新しい構成で面白いと思う。最後まで、園子の兄の和泉視点で進み、第三者として加賀恭一郎を登場させる斬新さ。
最後の最後まで犯人が分からず、どんでん返しが次々にあり、どんどん読みたくなる。最後は緊迫した時間がありどきどきさせられる。 結果的に犯人がどちらか二人で終わってしまい最後は読者に考えさせる上手いストーリー。 犠牲者の警察官の兄と加賀刑事の対決が面白い。東野圭吾は凄い。
1996年6月刊行 ・園子→東京で一人暮らしのOL 20代後半 ・康正→園子の兄 警察官 ・佳代子→園子の高校からの親友 ・潤一→園子の恋人 園子が死ぬ少し前に 佳代子と潤一が付き合いだし 園子は振られる 自殺か..殺人か.. 佳代子 潤一どちらかが犯人.. 兄の康正が事件を個人で調べていく 加賀恭一郎シリーズ 左利き..右利き.. 2個の睡眠薬の袋の破り方.. この辺までは気づいたけれど 犯人どちらかわからなかった 袋とじ読んでわかった 難しかったけど面白かった
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