作品紹介・あらすじ
感想・レビュー (20件)
カフネ…愛しい人の髪に指を絡めるという意味。 他人との関わり方いろいろあるんだな。
2025年本屋大賞受賞作。いろいろなテーマが盛り込まれ(盛り込み過ぎている気も)深かった。今までに読んだことのない感じの作品。描写表現もとても美しい。
2025年本屋大賞発表日に読了! 阿部暁子さん、おめでとうございます。 法務局に勤務する野宮薫子と彼女の弟の元恋人で料理人の小野寺せつなが、ボランティア活動「カフネ」を通じて関わり合っていく物語 著者の色々な気持ちが込められてる1冊(u_u*)
溺愛していた弟の急死に加え、プライベートでも色々あって疲れ切っている”薫子"と、急死した弟の元恋人で家事代行サービス会社『カフネ』で働く"せつな"の二人が、食と会話を通じて前を向いていく温かい物語です。 二人の絶妙な会話にくすりとしながらも、生きることの大変さと大切さを感じさせてくれる一冊です。 食事の描写も美味しそうで、悪魔に魂を売りたくなりました(笑)
物語の展開も、日常の風景も心地よい 登場人物個々の想いに共感できるわけじゃないけど いろんな考えを持った人がいる いろんな想いを抱えて生きている人がいる そういうことを考えさせられる1冊でした
ストリーの展開に引き込まれました。 主人公の強さに魅力を感じました。 全ての人が欠点も弱点も愛情もアリで良かった。
家事代行業者カフネを通して様々な事情を抱える人々の生き方を考えさせられる
とても良かったです。 涙が溢れました。 皆幸せになってほしい。
住む所を整えるということ しっかり食事をするということ 前向きに生きていくために とても大事だと思った。 家事代行業、見直してしまった。
小野寺せつな、弟、野宮春彦の元恋人。薫子、春彦の姉。カフネとは、愛しい人の髪に指をすべらせるということ。 家事代行を通して、いろんな話が1話形式でおわるのかと、思ったら違った。少し、踏み込みがたらないかなあ、という部分はあるけど、(春彦くんと港くんとか、薬が盗まれまた、とか)でも、切なかった。
誰の身にも起こりうる、身近な問題。。。
弟との死別、離婚、不妊治療…辛いことが重なり、生活が荒んでいく主人公。彼女を救ったのは、美味しいご飯を作る不機嫌な弟の彼女。家事代行の仕事を手伝う中で、次第に生きる力を取り戻していく。
5 野宮薫子 41歳 東京法務局八王子支局勤務 供託官 公務員 不妊治療 元夫 滝田公隆 弁護士 児童相談所でも勤務 自分の家族をいいものだと思えたことが一度もなく 家庭や子供を持ちたくなかった 彼女となら変われるかもと思ったがやはり無理だった 傷ついた子供たちをすくい上げることを自分の使命としたような生き方を弁護士として選んだ 弟 野宮 晴彦 12歳年下 急死 屈託ない笑顔で周りを幸せにするような人 しかし やはり多くの悩みを抱え 味覚障害であることも隠していた 人道支援医療団体で働く事を決め薬剤の知識を生かし役立ちたいと考え会社を辞める決意を固めていた 命の危機に直面するようなこともあるから遺言書を法務局に預けていた 父と母のがんじがらめの愛情からも逃れたかった 弟の恋人 小野寺せつな 頼まれて恋人のふりをしていた 気の合う友人 弟と同じ年同じ誕生日 幼い頃 母が出ていき父と暮らす 家政婦として派遣された斗季子と知り合う 移動教室で留守の日 父が自死 独身で飲食店経営の母方の伯母に引き取られる 専門学校卒業しホテルのレストランに就職 一年前伯母がコロナで亡くなる 本人は 三年前 慢性骨髄性白血病とわかり治療を続け ホテルの勤務が厳しくなり家事代行につく 常磐 斗季子 43歳 男と駆け落ちし双子の娘を産むが 男に逃げられシングルで子育て 家政婦として働き カフネ 家事代行の会社を始める 社長 港航一 晴彦の同僚 営業職 同い年 晴彦の欠勤を心配しマンションを訪れ晴彦の死体を発見 晴彦と愛し合っていたが 公にできるような環境になかったので とりあえず結婚した 晴彦の死は自分のせいではと自暴自棄
6/14読み終わり。この方の本は初めて。面白かった。難しい。突然弟を亡くし不妊治療の末授からず、夫と離婚してズタボロの状態だった薫子。救ってくれたのは弟の遺産相続人に指定されていた小野原せつな。家事代行な傍ら、困っている人にボランティアで掃除&料理を作る活動をしていて、それに薫子も加わる。せつなを通して、自分が知らなかった弟のことや、せつなの過去や病気を通して、自分も成長みたいな。
本年度の本屋大賞に輝いた小説。 カフネとはポルトガル語で「愛する者の髪にそっと指を通すしぐさ」という意味。 食べることは生きること。人生の失望を味わった人たちが、食を通じて生きる力を取り戻していく物語。 人は誰でもそれぞれが人に言えない傷を抱えながら懸命に生きているんだなと、愛おしい気持ちになる。でも、優しく頭をなでて 髪に指を絡ませてくれる人がいてくれれば、人は生きていけるのだ。
Audibleで聴いた。



