2025年5月14日
本屋大賞受賞納得の渾身作。 時に激しくぶつかりながらも、心が少しずつ歩み寄っていく様には何度も心波打ち揺さぶられた。薫子のただならぬパワーに引きずりこまれ、思いも寄らぬラストの着地には身悶え。 1人でも多く苦しむ人達が救われてほしいと思わずにはいられない。
阿部 暁子