あんこもちこ
レビュー
10/20読み終わり。とてもとても面白かったー!多田便利軒シリーズ、途中で読むのやめたやつ、再度読みます!行天の子供はるを1ヶ月半預かることに。行天の過去や野菜団体、岡さんのバスジャック、由良公とハイゴレー、多田とあさこ社長、南口ロータリーの騒動、行天の失踪からラストの大晦日の夜まで、もう全てがよかった。やっぱりしをんさんが一番好きだと再確認。一つ一つの描写が最高。

まほろ駅前狂騒曲
三浦 しをん
10/6読み終わり。新聞でブレイディみかこさんのことを知り、予約して読んだもの。うーん、合わなかった。母が薬物中毒でネグレクトのミアの学校生活と弟を守ること、イケてるクラスメイトウィルに書いたリリックを褒められ、最後はユニットをする。私は、不幸な話が苦手なんだと改めて思った。虐待とか合わない。

両手にトカレフ
ブレイディ みかこ
10/1読み終わり。面白かった!なんと剣持麗子も登場!(知らなかった)剣持と同じ事務所にいる弁護士の美馬玉子が、倒産寸前の会社の内部通報の事情を調査。通報の対象はその社員が働く会社は全て倒産するというもの。玉子自身も子供の頃親が倒産して自殺、祖母と二人暮らし。最初は、剣持のことを美も才も備えてて妬んで嫌いだったけど、優しさに触れ認めるようになる。首切り部屋で依頼元の会社の社長の自殺を防ぎ、それで自分は刺されたが、ラストは助けた会社の息子といい感じになるようでどうかな。

倒産続きの彼女
新川 帆立
9/23読み終わり。正直まぁ普通…。架空の状況設定(動物との共存とか)での架空の法律や規則がある時代の物語の短編集。「健康なまま死んでくれ」が一番よかったかな。派遣社員が働く工場に勤める正社員が死亡。犯人は、そこで働いていた息子を亡くした父の復讐だったのだけど、その時使ったカリウムの注射を、最後は主人公も祖母を殺す(介護)ためにもらう。

令和その他のレイワにおける健全な反逆に関する架空六法
新川 帆立
9/10読み終わり。面白かった!!福岡に転勤になった白熊が、パワハラ気味の上司、思ったより成果が出ない状況、本局のための下働き、気になる同僚の王子•常盤。本局と合同操作となり、ダイロクのメンバーも福岡入りし、小勝負との数ヶ月ぶりの再会、気になる恋愛への発展♡もありつつ一気に読めた小勝負の母と自分の生い立ちもあり、お人よしすぎる母と白熊が重なっていて、ああなって欲しくないと思っていることもわかる。

競争の番人 内偵の王子
新川 帆立
9/1読み終わり。途中リタイア。私には合わなかった…。宮部みゆきさんの本は初めて。時代ものの内容。万作・おたま夫婦が継いだ千吉親分の文庫屋が、放火により火事に。北一がお世話になった女中が犯人として疑われている。、

気の毒ばたらき (仮)
宮部 みゆき
8/28読みおわり。面白いじゃないかー。帆立さんにハズレなし!本当は、警察官になりたかった白熊楓だったが、母親に反対され公取委になる。超秀才エリートの小勝負が配属され、同じチームとしてカルテルを暴く。昔から不運の白熊だが、結婚間近で彼氏にも振られ、仕事でも閉じ込められたり、崖から落ちたり…。不器用な小勝負との恋愛予感もよかったし、人間味ありの描写でとてもよかった!2巻も借りて保管中。

競争の番人
新川 帆立
8/18読み終わり。面白かった!これがデビュー作とは思えない、完璧。弁護士•剣持麗子が過去にほんの少し付き合った英治がインフルエンザで亡くなり、その遺言状が遺産を犯人に譲る、とか不可解なものだった。いつも自信家で強気金の亡者の麗子が、最後にはお金にならない仕事も引き受けいい方に変わるところも読後感がいい。私はドラマを知らなかったのだけど、綾瀬はるかさんをイメージしながら読んでたら、当たりだった😓まだまだ読みますよ、帆立さん。

元彼の遺言状
新川 帆立
8/7読み終わり。流行りに乗っかり予約した本。内容やどんな人が書いたかの知事も全くなかったのだけど、彬子女王が皇族だということ、学習院からオックスフォード大学に行き、博士号まで取得され、その留学記だった。日記みたいなエッセイなので、簡単な内容だし、ただ表現がスッと入りとても読みやすく分かり易い内容。論文を書くのがとても大変だったということや、それまで1人でバスにも乗ったことのなかったプリンセスがイギリスでの生活を楽しまれたことがわかった、

赤と青のガウン
彬子女王
7/24読み終わり。なにこれー、めっちゃ面白い。やっぱり順番通り元彼の…から読むべきだったのか。弁護士•剣持麗子が遭遇する殺人(自殺)について、推理していく。でも、剣持先生始め、黒幕の黒丑増也や新宿警察署の橘警部補やら、キャラが面白い。そして、信じてた黒丑も怖いし(でも、母を車の水没事故と見せかけて殺した悪の父親を最後は警察に突き出すつもりらしい)全ての事件が繋がってて、なんて新川さん天才なのって感じ。シリーズで読みたい。

剣持麗子のワンナイト推理
新川 帆立
7/15読み終わり。というか、ほぼ読んでない。私には全然合わなかった…。登場人物の名前も品がなくて嫌い‥。ゲームに強い主人公(高校生)が、地雷を仕掛けたジャンケングリコ、坊主衰弱などのゲームを同じ高校の生徒会やらとするという話。

地雷グリコ(1)
青崎 有吾
7/15読み終わり。うーん、いまいち。私には合わなかった。ミステリ大賞の記事を新聞で見て、すぐに予約したもの。女性探偵家みどりがする謎解き?みたいなものの短編集。時計職人の父と幼い頃に防空壕に閉じ込められた男。父は亡くなったが、不器用な父の自分への気持ちを知る、とか、亡くなった陶芸家の母が、幼い頃は不和だったが、大人になって和解したことをみどりが色々調べて知るみたいな。うーん。。

彼女が探偵でなければ
逸木 裕
7/5読み終わり。前作より面白かった!ユーモアがある内容。夜行列車での旅行(ミステリーでは最初に部屋に寝に戻った人が殺されるからミントティーを飲んで寝ようとしない)と、自分が欲しい高級時計を身につけている嫌な男の話と宣材写真の話(しゅ、しゅ、出馬ですか)が特に面白かった。あとがきが夫さんというのも、帆立さんだから?新人作家だから?アリなのかなという感じ。

帆立の詫び状 おっとっと編
新川帆立
7/4読み終わり。帆立さんの人柄を知るためにエッセイ本を。デビュー作がドラマ化され、次作もドラマ化。とんとん拍子に売れっ子になったのだけど、本当に頭がよくて論理的、自分がハイスペックなことをさらっと書いても全く嫌味がない。だってその通りだもん。でも、ちょっととんがっている感はある。 夫のアメリカ転勤について、アメリカで生活するというもの。バッグが好きだという話や、とにかく売れる本を書くための商業作家になっているという話や。でも、エッセイを読むとしをんさんはすごいと改めて思う。

帆立の詫び状 てんやわんや編
新川 帆立
7/1読み終わり。ペラい内容。どちらも独身で保育園からの幼なじみという50代の女性。1人はイラストレーターでフリマアプリで不用品を売って生活している。もう1人は大学で働いていて、70代の両親と3人暮らし。みたいな感じ。何も波も立たず、ただひたすら平凡。

団地のふたり
藤野 千夜