
まきまきちゃん
レビュー
手の平サイズの小さな本だけどしっかりミステリー。話題となっていた白井ワールドにこの度初めて足を踏み入れましたがなかなかの新鮮な読書体験。 なるほど!電子ではなく紙の本で読むことをお勧め。(読めば分かる。苦笑)
本を読むのが超速い人の頭の中ってどうなってんの殺人事件
白井智之
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不思議な世界観をもつ短編集。 宮部作品は好きなのだが、この短編集は全体的に比較的ライトな印象。 心温まる話もあり油断していたところ、ラストの表題作の後味がすこぶる悪く一番印象に残った。人でなしはお前だったか〰️…苦笑
人・で・なし
宮部みゆき
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「誘う」ことはそれなりに勇気やエネルギーが必要でなかなか行動に起こせない。この本は著者が自ら会得した「うまい誘い方」の極意を惜しまず明かしてくれる。 マンネリ化した人間関係に風穴をあけるため『人間関係の「自炊」』を一歩前進したい。
「誘える人」がぜんぶ手に入れる
五百田達成
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「最強の楯」と「至高の矛」の一騎討ちを描いた直木賞受賞の超大作。共に最強の称号をもつ職人同士による白熱の対決は見物だが、「組織」や「仕事」に対する考え方や姿勢は現在にそのまま通じるものあり。命惜しまず互いに譲れぬ信条を貫き通す熱き姿に自然と落涙。 京極高次やお初の方、立花宗茂他登場人物の描き方が絶妙で各々の顔がリアルに想像できるのも作品の魅力のひとつ。 今後城を見る度真っ先に「石垣」に目が行くことは間違いない。
塞王の楯 上下巻セット
今村 翔吾
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「バーニング・ダンサー」の続編。 複数の事件が同時進行する展開で前作からパワーアップ。桐山君の活躍も見物だが、終盤明らかになる驚愕の真実に涙。最強のコトダマは何だろう?次作が楽しみで仕方ない。 実は別にラスボスがいるんじゃ?と勝手に予想。笑
デッドマンズ・チェア
阿津川辰海
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スカッと爽快のリーガルミステリー。さすがミステリー大賞受賞作、面白かった。何が面白かったか?何より突拍子もないストーリー展開と「剣持麗子」の魅力的なキャラクターに尽きる。 ドラマ化されてはいるが私の中での剣持麗子は綾○はるかではないことは確か。苦笑
元彼の遺言状
新川帆立
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面白かったー!今のところ今月1位。笑 互いの頭脳と心理戦を駆使したバトルの展開は読み応え抜群でまさに怒涛のどんでん返し。100のコトダマ遣いのうちここまで集まる?との心の声もいつの間にか作品の世界に没頭しいつしかかき消された。 最新作読まねば!
バーニング・ダンサー
阿津川辰海
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痛快ドタバタエンタメ小説で爽快な読後感。 ほぼ鼻につく登場人物ばかり(苦笑)だが、スピーディーな展開でテンポよく読めた。後半ハチャメチャグチャグチャ…になりながらの盛り上がりには高揚感抑えきれず。 個人的には「ジョン」と「純」の掛け合いがかなり笑えた。
正義の申し子
染井為人
本棚登録:22人
夢を巡る全5編からなる連作短編。 幻想的で抗い難い魅惑的な雰囲気に惹き込まれ、気付けば一気読み。 これまで読んだ著者の作品とは全く異色のテイストで新境地を見た気がする。夢と現実の境い目を行き来しつつ心も揺れ動くような不思議な感覚を味わえた。装丁画も素敵。
夜の恩寵
三浦しをん
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頷けるものからこれはやりすぎでは?というものまで沢山の「いい人」の行動が詰まった楽しい1冊。 シュールなイラストにクスッとくるコメントに自然と口角が上がってしまう。特に合間の「いい人すぎるよクイズ」がめちゃくちゃ楽しかった。
いい人すぎるよ図鑑
明円卓/佐々木日菜/真子千絵美
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「視線」がテーマのホラー。何ともいや~な余韻が残る。短いので2回読んだ。苦笑 個人的には前作「口に関するアンケート」の方が衝撃的で断然好みだが、装丁も含め作中のギミックを楽しむ1冊という点では共通。視線圧の話は興味深かった。 口、目…ときたら次作は耳?鼻?かしら。
目が
背筋
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読了後は著書から漲る膨大な熱量に圧倒。 物語の舞台は中国に返還される前後の香港。少女の死の真相を探るミステリ要素をベースに、当時の香港をとりまく情勢、主人公の青春や成長が鮮やかな筆致で描かれている。 権力を前に一歩も引かず抗うエネルギーに胸が熱くなり、今後の自身の生き方や志を問われた気がした。 解説にて瀧井朝世氏が簡単に香港の歴史について説明してくれているので改めて勉強になった。 タイトルの奥底に込められた著者の熱い思いがじわじわと胸に広がってくる。
水よ踊れ
岩井圭也
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珠玉の短編集。4篇とも素敵な作品で550円ではお得過ぎる至福の時間を過ごせた。ミステリ好きな私としては、暴走する人心の闇にゾッとした「鈍い火」が圧倒的に好みだが、ポンコツ高校男子らの青春を描いた「仮縫い」も良かった。 著者のユーモアセンスも随所で光る1冊だった。
起点
塩田武士
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久々に叙述トリックの面白さを十二分に堪能した。特に終盤の二転三転の展開はお見事。本屋大賞8位というのも妙に頷ける。 恋には様々な形があり偏見は禁物であること、一歩間違えれば邪悪な形に豹変することを改めて思い知らされた作品でもあった。続編楽しみ。
探偵小石は恋しない
森バジル
本棚登録:20人
大好きな「マカン・マラン」シリーズ番外編。今回も心洗われる珠玉の言葉満載。 読了後は食や人々、情景を含め魅力たっぷりに描かれた台湾への憧憬が溢れんばかり。 シャールと同年代の自身も今後の人生の下山旅にゆるり思いを馳せた。
女王さまの休日
古内一絵
本棚登録:71人
序盤から息を飲む展開で全く目が離せず。勝手に静かに進むミステリーかと思っていたらば、予想を覆すまさかのハードボイルドアクションに驚いた。終盤に進むにつれ人が変わったかと思う程尋常ではなくなる柊子の逞しさには思わず苦笑。 ラストまでハラハラドキドキ楽しめた。
残星を抱く
矢樹純
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赤ずきんシリーズ4作目。名探偵・赤ずきんの変わらぬ決め台詞も爽快。 個人的には前作の3作目が一番好みだが、今回は懐かしの色々なイソップ童話が絡んで面白かったし、予想外の深い内容で驚いた。特には「オオカミ少年ゲーム」が印象深い。
赤ずきん、イソップ童話で死体と出会う。
青柳碧人
本棚登録:22人
不幸な交通事故と思われた高齢者の死亡事故だったが、取材を重ねるにつれ衝撃の真実が浮彫りとなる。果たして何が正義なのか。主人公・律の葛藤が実にリアルに描かれており、自分自身の心の天秤も震えた。 納得できるラストかは人各々だが個人的には読み応え満点。
震える天秤
染井為人
本棚登録:56人
完全に装丁&タイトル買い。 青年棋士のリアルな心情が赤裸々に描かれており、過酷な将棋界の一面を見た。奨励会…恐ろしや~。 プロ棋士になれど底辺を這いつくばる芝、挫折して別の道を選んだ大島…各々の内面描写が読んでいてヒリヒリする。
おまえレベルの話はしてない
芦沢央
本棚登録:13人
7つのネタバレから犯人を推理するという異例のミステリー。なかなか面白い趣向だなぁとワクワクしながら読んだが、結局ミスリードにハマり著者の掌上で転がされて終わった感。笑 ストーリーそのものよりもあれこれ考察しながら作中の仕掛けを楽しむ1冊。
ネタバレあり
下村敦史
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