まきまきちゃん

まきまきちゃん

527件のレビュー

レビュー

赤ずきんシリーズ4作目。名探偵・赤ずきんの変わらぬ決め台詞も爽快。 個人的には前作の3作目が一番好みだが、今回は懐かしの色々なイソップ童話が絡んで面白かったし、予想外の深い内容で驚いた。特には「オオカミ少年ゲーム」が印象深い。

赤ずきん、イソップ童話で死体と出会う。

赤ずきん、イソップ童話で死体と出会う。

青柳碧人

本棚登録:22

不幸な交通事故と思われた高齢者の死亡事故だったが、取材を重ねるにつれ衝撃の真実が浮彫りとなる。果たして何が正義なのか。主人公・律の葛藤が実にリアルに描かれており、自分自身の心の天秤も震えた。 納得できるラストかは人各々だが個人的には読み応え満点。

震える天秤

震える天秤

染井為人

本棚登録:56

完全に装丁&タイトル買い。 青年棋士のリアルな心情が赤裸々に描かれており、過酷な将棋界の一面を見た。奨励会…恐ろしや~。 プロ棋士になれど底辺を這いつくばる芝、挫折して別の道を選んだ大島…各々の内面描写が読んでいてヒリヒリする。

おまえレベルの話はしてない

おまえレベルの話はしてない

芦沢央

本棚登録:13

7つのネタバレから犯人を推理するという異例のミステリー。なかなか面白い趣向だなぁとワクワクしながら読んだが、結局ミスリードにハマり著者の掌上で転がされて終わった感。笑 ストーリーそのものよりもあれこれ考察しながら作中の仕掛けを楽しむ1冊。

ネタバレあり

ネタバレあり

下村敦史

本棚登録:0

想像を遥か斜め上に超えてきた内容で終始ぶっ飛びまくりの1冊。下手なホラー小説よりよっぽど恐かったが知的好奇心が勝って最後まで読んでしまった。 著者個人の見解もあるが、歴史上の事実として見れば千年以上続いた奇妙な風習や処刑の数々等口にするのも憚られる。

禁断の中国史

禁断の中国史

百田尚樹

本棚登録:1

切なさ残る社会派ミステリ。 ラストの衝撃どんでん返しにもやられたが、タイトルの奥底に込められた著者の熱いメッセージが強烈に胸に響いてくる。 決して「守られるべき人が守られる社会」ではない世の中の現実、社会制度の綻びを眼前につきつけられた思い。

護られなかった者たちへ

護られなかった者たちへ

中山七里

本棚登録:0

非常に興味深い切り口で、参考になりそうなテンプレートが幾つかあり。 「本を先生だと考えれば、先生は選び放題」との言葉に激しく首肯。 メンサの会員になれるほどの著者も間違いなく世界の「頭のいい人」に入る方かと。

世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた

世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた

中野信子

本棚登録:88

前作の「スワイプ厳禁」と同様スマホ型の本だが、ミステリー色も濃く、個人的にはこちらの方が怖さと面白さが増し増しだった。 サクサク読める点は勿論、暑くなってきてホラー系を欲していたこともあり、少ない頁数の割には満足度が意外にも高かったのでお得感あり。

エゴサ厳禁

エゴサ厳禁

知念実希人

本棚登録:0

SF要素が濃いミステリ。 衝撃の結末に固まる。 表題からは全く想像つかないプロットで面白い。 夢か?現実か?途中全く分からなくなる不思議な感覚を味わえた。 サリンジャーの作品を近々読んでみたい。学生時代に読んだ吉田秋生氏のBANANA FISH、好きだったなー。

完全なる首長竜の日

完全なる首長竜の日

乾緑郎

本棚登録:0

ポンコツ名探偵と有能な助手によるバディもののミステリ。 多少の違和感や突っ込み所はこの手の小説ならご愛嬌。気軽にテンポよく読める点では個人的に評価している作家さん。心理誘導があんなにうまくいくかどうかはさておき、純粋に楽しめた。続編も期待。

有能助手は名探偵を操る

有能助手は名探偵を操る

貴戸湊太

本棚登録:1

コミュ障の青年がボクシングを通し成長する姿を描く物語。 リング上での駆け引きや血と汗飛び散る激しい打ち合い等臨場感溢れる闘いの描写に圧倒され、頁捲る手止まらず。彼らの熱い拳の対話に魂揺さぶられた。 著者の振り幅の広さには毎度驚きと感動しかない。

拳の声が聞こえるか

拳の声が聞こえるか

岩井圭也

本棚登録:0

普段は全く考えもしない身の回りの自然について驚愕の生態を興味深い切り口で魅力たっぷりに語っており、日常世界の見え方が若干豊かになる1冊。 スーパーで食材を見る目が変わる等確実に世界を見る解像度が上がるのを実感できた。

自然はすごい いつもの道が美しく見える5つの視点

自然はすごい いつもの道が美しく見える5つの視点

ノダカズキ

本棚登録:0

瀬戸内海の孤島が舞台となった本格ミステリ。 想像を遥かに超えた読みやすさやコミカルな描写等、時代が流れても色褪せぬ完成度の高さに驚愕。 犯人も動機も全く検討がつかなかったが、若干ポンコツな(笑)金田一耕助と島の人々のやり取り等楽しく、ストーリーも面白かった。

獄門島 金田一耕助ファイル 3

獄門島 金田一耕助ファイル 3

横溝正史

本棚登録:52

贖罪とは?更生とは?復讐の是非やいかに? 重いテーマを題材に終始読者に問いを投げかける。 ライターの正体が明らかになってからは様相がガラリと変わる。 気付けばズルズル引き込まれ途中からはノンストップに。 ラストで核心をつく少年の言葉に何度も頷く自分がいた

目には目を

目には目を

新川帆立

本棚登録:74

さまざまな「罪」をテーマとした、イヤミス寄りの全12編の短編集。全編ショートショートに近く後味は決してよいとは言えないが、サラリと読みやすい。面白いといえば面白いのだが、個人的にはちょっと物足りなさを感じた。 作品の中では闇バイトを取り上げた「逆襲」が好み。

罪と罪

罪と罪

堂場瞬一

本棚登録:2

全7篇の短編集。ミステリ他SF、ホラー、サスペンス…とてんこ盛りで、各話切れ味鋭く短編とは思えない読み応え。どの話も手に汗握るシチュエーションがあり固唾を飲んで頁を捲った。個人的にはめちゃくちゃ面白かったので大満足。 「二つの銃口」が一番ハラハラした。

犯人と二人きり

犯人と二人きり

高野和明

本棚登録:0

もはや著者の代表作と言える大好きなシリーズ第3弾。 前作から更に土門の隠された内面が表に出てきており、土門推しの私としては嬉しい限り。凄腕の鑑定は勿論のこと、学生時代のエピソードや仲間達の絆…高倉のファインプレー等、胸を高鳴らせる1冊となっている。

追憶の鑑定人

追憶の鑑定人

岩井圭也

本棚登録:0

お梅シリーズ第3弾。 ゐらゐざが加わったことによりストーリーの幅も面白さも前作より増し増しになった気がする。ラストのゑぴろをぐも最高。 第4弾も楽しみだが、「イライザは救いたい」も無事刊行されますように。笑 藤崎節の更なるぱわああっぷに期待。

お梅は魔法少女ごと呪いたい

お梅は魔法少女ごと呪いたい

藤崎翔

本棚登録:0

出版社が舞台。主人公に大泉洋をイメージして書かれているだけに間違いなく面白い。読むと映画も観たくなる。出版業界の内部事情も興味深い。 ラストで今まで見ていた絵が見事にひっくり返り唖然。 紙媒体衰退の中奮闘する速水の姿は1人の小説好きとして胸熱になった。

騙し絵の牙

騙し絵の牙

塩田武士/大泉洋

本棚登録:0

情景描写が優婉。 特に3.11の描写は相当胸に迫るものあり、風化防止の力強いメッセージが刺さった。 気送管を利用しての文通がロマンチック度数高めで2人の微妙な心の距離感を表現するに一役買っていたと思う。 個人的に津留崎さんと逢深のドライブシーンが特に好き。

海のシンバル

海のシンバル

久々原仁介

本棚登録:0