まきまきちゃん

まきまきちゃん

484件のレビュー

レビュー

著者の小説は何冊か読んでいるが、エッセイは初。FFさんのお勧めでいつか読みたいと思っていたが読めて良かった。面白かった。特に柚木先生との余興エピソードや「肛門記」が印象的。仕事で生気が抜け萎んだ心に元気になる風を吹き込んで頂き有り難うと言いたい。

風と共にゆとりぬ

風と共にゆとりぬ

朝井リョウ

本棚登録:84

ハライチ・岩井さんの第2弾エッセイ。先に1弾と3弾は読んでいたが遜色ない面白さ。爆笑ではないが小笑が続く。物事を斜めから見ている感じや、少々自意識過剰が過ぎる点も相変わらず。言語化のセンスがいい。息抜きに読むにはピッタリの1冊。

どうやら僕の日常生活はまちがっている

どうやら僕の日常生活はまちがっている

岩井勇気

本棚登録:33

知の巨人として知られる学者、南方熊楠の生涯を描いた作品。 ひたすら純粋に、己の志のままに信じた道を突き進んだ結果、最後に熊楠が見たものとは? 想像以上の熊楠の「てんぎゃん」ぶりには何度となく心振り回されたが、同時に人並み外れた情熱の凄まじさを感じた。 破天荒で型破り…我の思うままに生きるも、かなり波瀾に満ちた人生だったんだなぁ。 今まで読んだ岩井先生の小説とは毛色が全く違う作品だったが、南方熊楠の人間性や苦悩、彼に翻弄される周囲の人々の様子等、著者独自の感性で描かれていた。各章の最後の1文の終わり方も好きだった。

われは熊楠

われは熊楠

岩井圭也

本棚登録:0

バイオホラー。想像を遥かに…遥かに上回る(2回言います・笑)エグ&グロい描写が多くかなり衝撃的。苦手な方は要注意。 真犯人?について。自分の読みは当たっていたものの、後半のあのページは一瞬心臓跳び跳ねた。やられたー!笑 読了後もしばらく怖さの余韻が残る。

ヨモツイクサ

ヨモツイクサ

知念実希人

本棚登録:159

著者の本は2冊目。共感し難い部分もあったが、ウィットに富んだ考え方に触れ元気を貰った。 この国においては「会社員にあらずんば人にあらず」の風潮が強く根付いてしまっていることを改めて実感。 立ち止まり人生を考えるきっかけとなる1冊。

魂の退社 会社を辞めるということ。

魂の退社 会社を辞めるということ。

稲垣えみ子

本棚登録:0

めちゃくちゃ良かった! ラストに漂う香りはどんな素敵な香りかしら? 関西人ならではのノリツッコミを心底楽しみ、京都の四季折々美しい情景描写に魅了された。 雪乃のキャラは決して好みではないが、筆致力のなせる技かこの上なく魅力的に感じている自分が可笑しい。

雪の香り

雪の香り

塩田武士

本棚登録:14

珠玉のショートショート。各話が徐々に繋がりを見せる構成はもはや著者のお得意分野(?)で、1冊で2度美味しい。ちょっぴりビターなあとがきも後味よし。 この先何度転んでも、起き上がる度いつのまにか少し進んでると実感できる人生を歩んでいきたいものだ。

チョコレート・ピース

チョコレート・ピース

青山美智子

本棚登録:86

シリーズ完結編。 意味深なタイトルだけにハラハラドキドキ…覚悟して読み進めた。 ミステリー談義の場面は未読作品が多く私には刺さらなかったが、最終章でのまさかの黒幕の正体、怒涛の伏線回収にあんぐり。 完結編に相応しいラスト1行も是非お見逃しなく。

名探偵にさよならを

名探偵にさよならを

小西マサテル

本棚登録:14

寓話だけあり、噛み砕いた分かりやすい語彙で書かれており1時間もあれば読めてしまうが、内容は深い。 真意が分からず刺さらなかったものもあるが、いかにも森永さんらしい話があって途中熱いものがこみ上げた。

余命4か月からの寓話

余命4か月からの寓話

森永卓郎

本棚登録:0

スピード感あり爽快で、中盤からはテンポよく一気読み。 さすが江戸川乱歩賞作品、途中の気分が悪くなる描写すらも何のその、の面白さ。営業職のノウハウも学べる為、営業マンにはお勧めの1冊かも? 終盤のどんでん返し、回収劇も実に痛快でスカッとした。続編期待。

殺し屋の営業術

殺し屋の営業術

野宮有

本棚登録:36

タイトルはまさにその通りだな~と納得。最後の最後までひと泡ふかされ、やられた感あり。 正直かなり無理がある設定だとは思うが、クローズドサークルものが好きな方は楽しめるかと。 真犯人の動機については全く理解できず。登場人物皆ぶっ飛び過ぎ。苦笑

ライアーハウスの殺人

ライアーハウスの殺人

織守きょうや

本棚登録:19

頁を開いたとたんに広がる世界各国の絶景写真にうっとり。著者が旅先で出会った人々の胸を震わせる言葉が沢山詰まっており、旅で得た宝物を共有させて頂いた思い。 心がゆるりとほどけ、今年も頑張ろうと思えた1冊。 少なからず旅をした気分になるが、一度でいいからウユニ塩湖に行ってみたい。 「背中を見送るときに寂しいのは、それだけその人が何かをくれた証だよ」 …色んなことを思い出して胸が詰まった。

世界100ヵ国の旅で出会った人たちが教えてくれた人生で大切なこと

世界100ヵ国の旅で出会った人たちが教えてくれた人生で大切なこと

旅人KAD(かど)

本棚登録:0

まさに極上の戦国ミステリーであり群像劇。年明け早々読むに相応しい一冊だった。 各諸将の思惑やドラマチックな背景、戦の裏側で行われた心理戦、手に汗握るラスボス家康vs真田の最終章に至るまで全て圧巻。 読む前に戦国時代を軽くおさらいしておくとより楽しめるかと。

幸村を討て

幸村を討て

今村翔吾

本棚登録:18

第二章(真田三代)までの構成。笑って泣きはしなかったけどドラマチックに戦国時代を学べてめちゃくちゃ面白かった。芸人特権で合間にギャグを挿入し複雑な戦国時代をここまで噛み砕いて楽しく教えてくれる一冊はなかなかない。

超現代語訳戦国時代

超現代語訳戦国時代

房野史典

本棚登録:0

アラスカが舞台の山岳小説。 2人の女性が挑む北米最高峰・冬のデナリ登攀の壮絶さは想像を遥かに上回り、終始サブイボがおさまらないくらい過酷な追体験だった。苦笑 巻末の単独登頂者栗秋正寿さんの解説も非常に興味深く、著者が登山経験無しで挑んだ作品と知り驚き。

完全なる白銀

完全なる白銀

岩井圭也

本棚登録:0

あしや超常現象調査シリーズ第2弾。叙述トリック他内容盛り沢山で面白かった。前作より怖さもミステリー要素も濃いめで、映像化したのも観てみたい。ちょっとだけエスパー(笑)の登場人物が出てくるのも魅力。晴子の過去が少しだけ明らかにされたのも嬉しい。

ポルターガイストの囚人

ポルターガイストの囚人

上條一輝

本棚登録:25

心の芯がポカポカ熱を帯びたまま読了。久々の森沢温泉で元気出た。 麗しき真夏の離島の情景をはじめ、幼馴染や家族と心が通いあっていくシーンがとにかくキラキラ眩しくて、胸に温かい風が吹いた。 某作品のあの人が登場したりと、(お決まりの?)サプライズも嬉しい。

ハレーション

ハレーション

森沢明夫

本棚登録:7

何の忖度もない、心からの著者のラストメッセージは胸に響きまくり。 嘘偽り飾ることなく、ただただ自分の信念にまっすぐなモリタク流のタフな生き様に痺れる。 死ぬ間際まで「前のめり」に生きれたらカッコいいだろうな。

森永卓郎流「生き抜く技術」--31のラストメッセージ

森永卓郎流「生き抜く技術」--31のラストメッセージ

森永卓郎

本棚登録:0

高校生達の日常の謎に迫るライトな青春ミステリー短編集。学園&謎解きモードで、病み上がりの私には気楽に読めてもってこいの小説だったし、面白かった。 勉強や学校生活について、煤木戸さん(一見苦手だけど気になるタイプ。笑)の本質をつく言葉には思わずドキッ。

早朝始発の殺風景

早朝始発の殺風景

青崎 有吾

本棚登録:0

どんでん返し系ミステリー6篇。 前作「逆転正義」の事件が出てくるのでそちらから読むのをお勧め。 自己の行き過ぎた正義が暴走し、想定外の顛末へと転がっていく。物事の一面ばかりを見ることの危険性を思い知る。 最終話「死刑反対」が一番胸に迫るものありグッときた。

暴走正義

暴走正義

下村敦史

本棚登録:6