木曜日にはココアを

木曜日にはココアを

青山美智子
宝島社 (2019年8月6日発売)
ISBN:9784800297129
本棚登録:454

作品紹介・あらすじ

川沿いの桜並木のそばに佇む喫茶店「マーブル・カフェ」。そのカフェで出された一杯のココアから始まる、東京とシドニーをつなぐ12色のストーリー。卵焼きを作る、ココアを頼む、ネイルを落とし忘れる…。小さな出来事がつながって、最後はひとりの命を救うー。あなたの心も救われるやさしい物語。

感想・レビュー (20件)

再読本♪ 東京とシドニーをふんわり繋ぐ12色の物語 好感が持てる登場人物たち♪ 温かい気持ちになれる読後感♡ とても読みやすいので、普段本を読まない方へもオススメ(´ε` )

すべてが繋がっているのを感じさせてくれる本

意外と自分の周りの人は繋がっている! 繋がっているから自分がいる。 苦しいときには視点を変えて。 違う何かが見えるはず。

心温まる本。シドニーも舞台になっていて面白い。

短編小説でとても読みやすく、温かい気持ちになれた。ちょっとしたつながりが一周まわるのも良くある話だけど気持ちの良いものでした。

少しずつつながる12編のストーリー。一つずつが短いので、びっくりするほど読みやすい。初めて読んだ作家さんだが、ほっこりする。二つ目のワーママの話がちょっと共感できる。これほどバリキャリではないが…。シドニーのタロンガズー、ジャカランダの花、見てみたいな。

短編が繋がっていてとても面白かった。幸せというのは起こっているけど、それを幸せと感じるかは捉え方次第だと思う。そして捉え方を変えて得た小さな幸せはとても大きくなるように。自分の知らないところで幸せは繋がっているかと思うと少し面白くなりそうかも。

短編集のようで実は複雑に繋がっている。あちらこちらに伏線がちりばめられており、登場人物がみんな魅力的。心温まるいい本だ。特に心に残った言葉。好きな場所にいるだけで元気になることがある。

読んだあとにほっこりキュンとする本

カフェマーブルでつながるほっこりする短編集。あたたかな日常をえがく青山さんらしい素敵な本。

・心が温かくなる作品。ココアみたいにね。青山美智子の作品読むのは2冊目だけど、いずれもとても温かい。ほっこりする。 ・自分もこの話のように意外と色んな人と繋がってるのかなって思いました。 ・最後はグッとくると同時にキュンキュンしちゃいました。

辛い時とか、冬に読むとあったまる感じ

心の底から気持ちが温かくなり、何度も読み返したくなる作品。出会いの嬉しさ・別れの切なさ・人との繋がりがとても重要であることを学んだ😊

繋がりを感じさせてくれる優しい一冊です。 特に最後の一言は温かみがあって、とても良かったです! 続編の『月曜日の抹茶カフェ』も文庫化されているので続けて読みます。

青山さんの本は繋がっていくよねー人が。 その人にとっては普通の会話でも、受け取る方には光がすっと差し込む言葉で、、 金婚式夫婦の血が繋がってないことが不思議に思えるって話、私も困難を乗り越えながらも最終的にそう思えたらいいな。 良い話でした!

この本読んで、木曜にいつもココアを飲むという習慣ができた。

とても読みやすく、心が温まる作品です

何だろう。。。。。 何かホッとε-(´∀`;)ホッする場所があるっていいなぁーと思いました。 そういう場所が私にもあったら幸せな気持ちになれるだろうなぁーと思いました。

青山さんの本は3冊目⭐️⭐️⭐️

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