匿名ユーザー
レビュー
私たち ということばの重さを感じた
別冊NHK100分de名著 ナショナリズム
大澤真幸/島田雅彦
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成瀬先生は基本的に自分はすごい、ということを伝えているように思えた。なんでも「私は」になるところは、ほう、、、と思った。けれども、他人に関してとやかく言わないところは良いなぁと。人生を楽しんでいる感はとても伝わる。そして空中浮揚すご、って思った。写真は合成?とかも思ったけど、それと同時にまぁ、いいやとも思えた。受け入れるというところがなんだか伝わる。だいじだね。
街場の身体論
内田樹/成瀬雅春
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森茉莉のはなんだか途中で読めなくなったけど、他のは面白かった。乱歩の奇妙な味という定義があることは初めて知ったけど、なんだか分からない残るところの定義が面白くて良かったなぁ。
奇妙な味の小説
吉行淳之介
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未来は暗い。 最後のところで読んでいて、これって柄谷行人が言ってたDじゃないかな、って思った。宗教とは全然違うはずなのになんでだろう。なんでそう思ったのだろう。 エクアドルやチリ、コロンビアなどで実際に斎藤さんの言っていることが行われていたというのは驚き。と言いつつ、最終的に潰されていることについてはなかなか苦しいなと思った。どこで止まるのだろう。そして止まるのかな。2050年くらいまではこのまま進むって言ってたからな。どうなるのだろう。
人新世の「黙示録」
斎藤幸平
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朝井リョウの新作。 一気に読んでしまったけど、正直、怖くてなんか辛かった。物語があることが人を没入させるのだ、ということも自分を使い切るということもまぁわかる。でも、ちゃみするが娘だったというのはなんだかなんだかな。 でもそこが交わらない、からこそ良いのかもなのだけど、正欲とかは交わったからゾッとして面白かったから、ちょっと違うのがうーん。好みの問題かな
イン・ザ・メガチャーチ
朝井リョウ
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面白かった。 ただの仇討ちだとおもっていたが、タイトルが「あだ」であることに意味があるなんて誰が気づくかいな。髪が仇討ちの証拠になる、ってとこで「あれ?もしかして生きてる?」とかちょっと思ったけど、そういうとこちょっとずつがあれなのね。わかりそうでわからない。枡席のとこでなんとなーく掴めてきたけどやはり種明かしは面白い。
木挽町のあだ討ち
永井紗耶子
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面白かった。 誰に殺されたかわからなかったり、時代が交錯したり、西洋人の驕りが見られたり。面白。
20世紀ラテンアメリカ短篇選
野谷文昭
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非常に読みやすかった。 特にカントのところで、真実と思い込みを区別するためにその人に賭けさせるというのはとても面白かったし、自分でもできていないと不安になる内容だった。 ヘーゲルは弁証法で終わらず、共同体に疑問を持つこと、共同体にいれば満足できるのにそうしないことが啓蒙にあたるということや、だからといって啓蒙されても答えのない問に苦しめられることになるということを述べていて、頭良くなれば良いんじゃないのだな、と。あ、これって無知の知にも似てるかもって今思った。 ハイデガーについては、「お前さんが一番非本質的やないかい」ってツッコミを入れたくなるくらいだったけど、ナチスに協力しない、というのが「空気」と感じていたのかしら、とか考えたり。うむ。
別冊NHK100分de名著 集中講義 三大哲学書
戸谷洋志
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面白かったー 教師としても「ごめーん」と言いたくなってしまうほど
ぼくは勉強ができない改版
山田詠美
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不服従ということをしっかり示している本だなあと思った。 ただ、抵抗には苦しみがつきものだということを、ヒトラーの時代の女性ゾフィー(白バラ抵抗運動)に仮託して語っていたのは、そうだなぁ、と。そして預言者もまたそうであるということを納得。 自己責任論とかも出てて「うんうん」って、感じだったのだけど、周りと助け合うことができなければ自分の生存の可能性を狭めるということは内田樹さんと同じ事言っていると思った。これがね、とももなかなかできないのよ。最近夫との関係ではできてきた気もするが。 あと共通善という言葉は素敵に響いた
従順さのどこがいけないのか
将基面貴巳
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面白かった。自分は人よりも優れていると考えている子どもがどうやって埋めていくか、うん。面白い
晩年の子供
山田詠美
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面白かった。 個人的にはベンジャミン・フランクリンの話が良かった。70代後半で合衆国を維持するためにそんなことをしていたなんて、びっくり。 また、コナン・ドイルが意外と自分の信じたくないものは信じない人間だったなんて、というかボール紙で作った妖精にも気づけないなんて意外だった。 自分は知識があると思い込む姿勢は私自身にも多くあって、なんだかすごい反省。ここに出てくる人って確実にともより頭いいのにその人が知的謙虚さ大切っていうくらいなんだから、絶対じゃん。反省。
知性の罠
デビッド.ロブソン/土方奈美
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居つかないということが最近の内田先生のテーマなのかな。大器晩成の言葉の由来になった漢文が出ていて、大きいものは自分のものさしで測れないものだ、ということに大きく納得。集団の利益のために自分は自分にできることをほんのちょっとできるようになる、っていうことがなんだかとてもそうありたいけどそうできない葛藤が大きかった
知性について
内田樹
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自分は一生懸命作ったとしても、相手は今食べたい気分では無いこととかもあるっていうのにハッとした。作る人と食べる人の両方が食事というものだということも。 面白かった。そんなに頭を使わずに読めたけど、ハレとケの使い方間違えていたんだなー、って感じた。ハレ=特別、ケ=日常だと思ってたけど、本当はハレ=特別、ケ=忌日、ハレケ=日常なんだね。
料理と利他
土井善晴/中島岳志
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上を読んでからだいぶ時間が経ってしまったので、思い出しながら読んだけど、なんだろう。歴史をそこにあるものとして扱うことの難しさ的なものも感じた。歴史は過去を自己の都合の良いように作り上げることもできてしまうから、そしてそれは権力によって利用されてしまうから、というのが如実に表れている気もした。 ただ、真実が忌一郎によってバッサバッサと明らかになるのは面白かった。あとは殺人事件が描かれていないのに殺人があったこと(楊のとこ)が自明のこととして語られているところがあって、およよーってなったりもした。
ミステリ・オペラ(下)
山田正紀
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100分de名著に紹介されていたから読んでみた。 生の欲動と死の欲動のところは解説聞いていたからわかったし、法が暴力であること、しかし力にすべてを委ねなければ、争いのない世界は訪れないこと、だからこそ戦争を無くすためには、超国家的組織が必要なことがよくわかった。 同時に最後の斎藤環さんの解説にあった、文化を発展させることはつまり個人主義を守ることで、それは戦争を無くすことに繋がるというフロイトの考えには納得。出生率とか低いことを嘆くことがあるけれど、文化的になるとそもそも選択肢が増えるからそういうことになるのは必然というのもよく理解できた。
ひとはなぜ戦争をするのか
アインシュタイン/アルバート/フロイト/ジグムント
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面白かった。意味が分からないから面白くない、という「常識」を根本からきり崩す作品だな、と。 特に「温室」はぜんっぜん理解できなかったけど、最後でのどんでん返しや、「背信」での過去に遡っているところで、結果をこっちが知っている、というのは劇としてみたらきっととても楽しいのだと思う。
ハロルド・ピンター(1)
ハロルド.ピンター/喜志哲雄
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マクベス論から始まって、得体のしれないなにか、というようなものに人間は支配されていて、相手の問題ではなく自分で自分がわからなくなるけど、それは実際に起こっていることである、というのが強調されていて、それこそが「人間ということ」なのだというのを言いたいのかな、と。で、今100分de名著がフッサールなのだったけど、その支配されている何かというものが「包括者」に似ているな、と思っていたら、解説にフッサールに傾倒していたところもある、って書いてあってやはり教養は回っていくものなのだと実感。個人的には鷗外や漱石がその「ありのまま」を書くことに対して敏感で、現実こそが夢よりも奇異なものであるというのが「確かにー」と。島尾敏雄の夢の中にいるようなありえないような状態の小説が実際の現実なのだ、というところ、またそれを自覚しているから、その状況を小説に書いている、ってところが面白かった。言葉にしにくいけど。蓮實さんとの対談であった「物語」と「小説」の違い的なところは、柳田國男のところの子ども殺しのとこで現実を述べる奇異性を小説に仮託するということなのかな、とともは理解したけど、そこは小説ではなく文学なのかな、とも読めたから、そうなると小説ってなんなの?って難しいと思う気持ちもあった。
意味という病
柄谷行人/すが秀実
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