ラミラミ2202.10
レビュー
秀吉が織田信長の 後継者になった後.. 官兵衛は 九州 豊前国 へ転封 移住 あっさり九州を平定したと 思っていたけれど 色々策を弄して (騙し討ちしたり..) 九州大名を服属させる その後 武士達の仕事 (いくさ=仕事) を作り出すため 唐入り(明国を攻める) を計画 色々な人々の思惑から 朝鮮征伐へ 諌め役だった 秀吉の弟 秀長 が死亡 大名間に不満がありながら 唐入りの計画が進む 秀吉の子 鶴松 が 3歳で死去 この後 秀吉は 戦の道 へ 突き進む
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軍師 黒田官兵衛伝 7
重野なおき
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光士郎と恒星の対局 あっという間に 光士郎くんが勝ちそうになるが 夢を託し碁を辞める決意の 光士郎に恒星が反撃 逆転勝ちする.. ワンポイント囲碁講座も 少し載っていて..ちょっと解る その後 光士郎は 囲碁をやめるではない 違う選択肢を模索 恒星はプロを目指すか 考え出す.. 最後に恒星が 子供の頃 打ちのめされた 4人目の人物が 出てきて..次刊へ
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伍と碁(4)
蓮尾トウト/仲里はるな
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・小田香子→コンパニオン ・槇村絵理→香子友人..殺される ・芝田刑事 ・高見雄太郎→数年前殺された高見不動産社長 ・高見康司 →現社長(雄太郎弟) ・高見俊介 →現社長の息子 専務 ・西原健三 →華屋社長のドラ息子 ・伊瀬耕一 →高見雄太郎殺しの犯人 絵理の恋人 死亡している ・真野由加利→絵理友人 香子と協力して 事件を調べる 死亡 サスペンス劇場のような話 ...自分的には サスペンス劇場 というジャンルだと思う... 東京に住んでいる 主人公や刑事が 名古屋へ事件の関係者を 調べに行ったり.. 旅系のサスペンスドラマ ぽい 刑事の芝田と 仲良くなる一方で 社長息子の高見と付き合い 玉の輿を夢見る香子 友人が亡くなった真相を 見つけ出す話し 犯人に辿り着くまでの 刑事さん達の推理が 凄く丁寧.. 最後 香子と芝田が 仲良くなる感じで終わる コテコテのサスペンスドラマ で面白かった (話自体は1988年刊行) 文庫本の最後に 祥伝社文庫 創刊15周年を 迎える2000年を機に〜 宣言いたします.. 「豊かな心」「深い知恵」「大きな楽しみ」 に満ちた作品を厳選し 次代を拓く書き下ろし作品を 大胆に起用し 読者の皆様の 心に響く文庫を 目指します〜 こういう文が載っていた この文通りの出版が されているのか.. 見つけたら 気にかけて読んでみたい と思った
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ウインクで乾杯
東野圭吾
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史実通り 本能寺の変で 信長様は討たれる ..光秀に.. 最終巻は本能寺の変で 終わると大体わかっていたので ..(信長の忍びだから..) 淋しい気持ちで読んだ ずっと読んできて 登場人物達に 思い入れがあったので.. 本能寺で千鳥と 信長様の別れのあたり 尾張の大うつけ 上洛そして 包囲網打開 統一への道 の 4コマは 斉藤道三..顕如 ..如春尼..武田..松永久秀 ..胡蝶様..の回想から(思い出す) 鮮血へ繋がって ウルウルした 森蘭丸の勇ましい 最後の戦いからは 父の森可成の戦い 思い出したし.. 森可成..かっこ良かったな.. それにしても信長様 どれだけの人達や集団と 戦ってきたのだろう.. と言うぐらいの濃い人生 信長様が 天下布武 日本統一する 礎を作り 秀吉 家康が 成し遂げなかったなら.. もしかして今も 小国が乱立する列島で 他国に侵略されて 消えて無くなっていたのかも.. 読後いくらでも こうだったかも あーだったかも 考えが広がっていく.. 唯一無二の時代と人物.. 今生きている人が 惹かれ続けるのが よくわかる 信長の忍び1〜23巻 ..凄く面白かった 千鳥ちゃんと助蔵が生き延びて 天下布武見届けられたのが良かった 信長「千鳥に生きよと命じるのが 助蔵にとっての1番の褒美であろう」
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信長の忍び 23
重野なおき
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一原亭=回廊亭 に集まって 一族が遺産相続の話し合いをする 「いの壱」の部屋→火事のあった部屋 ①一ケ原高顕 社長 ②本間重太郎 高顕の親友(亡くなっている) ③本間菊代 本間婦人=桐生枝莉子 主人公 (本間の秘書) ④里中二郎 高顕の実子(親子対面は無い) ⑤一ケ原蒼介 高顕弟 ⑥一ケ原直之 高顕弟で蒼介弟 ⑦一ケ原紀代美 蒼介の兄(死亡している)の嫁 ⑧曜子 高顕妹(四十過ぎ位) 直之 曜子は高顕の異母兄弟 ⑨加奈江 曜子の娘 ⑩由香 紀代美の娘 11 一ケ原健彦 27歳蒼介の息子 12 小林真穂 女将 13 八崎警部 14 古木弁護士 15 鯵澤裕美 弁護士助手 東野さんの小説は 読み出すと実写映画で 思い浮かんでくるけれど.. 前半 親族が(遺書公開前) アレコレ話しているあたり.. 能天気な加奈恵が 「別に意味はないわ あの心中事件が 仕組まれた物なら...」 のこのセリフから 急にアニメになった ...途端に面白くなったと言うか.. それに合わせて後半 八崎警部が コナンの目暮警部 と重なって喋り出した 桐生枝梨子ー里中二郎は恋人同士 里中二郎は 一ケ原高顕の息子で 莫大な遺産の相続人 その二郎が 主人公と回廊亭で無理心中 火事を起こす 枝梨子は奇跡的に生き延びて 本間菊代になって 事件の真相を探り 犯人に復讐する 途中までは アレコレ犯人を推理して 面白く読み進めたけれど.. 最後が 破壊的 暴力的だったので ..ちょっとがっかりした 最後以外は結構面白かった
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回廊亭殺人事件
東野圭吾
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バカの壁 を聞いている 途中で 超バカの壁 を 見つけて購入したので 先に読み終わってしまった つい最近出版された と言われれば なんの違和感もなく 普通に読めると思う 普遍的なこと 書かれていると思った 自分に合った仕事 なんかない 仕事は社会に空いた穴 そこを埋めるのが仕事...とか 文中 小泉元首相 の名前が 何回も出てきますね 言いたいこと言ってくれている事 多いと思う反面 「...そう言う意味では 小泉純一郎首相も 伝統的な日本人だと言っていい..」 とか 異論ある部分もチラホラ 立派な解剖学の医師先生でも その時代の 風潮 社会現象 には 影響されるのかも..と思った 勉強になる方が多いけど.. ところどころ なっとく出来ない ところもあったけど 大部分は うなづける考え方だった 面白かった
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超バカの壁
養老 孟司
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平成の前半に観て以来 再視聴 ヒロインの スカーレットが 憶えていた以上に ワガママお嬢様 令和風に言うと 悪役令嬢みたいな.. かなり長い映画だけれど 話もテンポ良く進む (20〜30分づつ 数日かけて観た) 中盤は.. 南北戦争 アメリカ人て 個人主義て勝手に 思っていたけれど この時代の 南部の人たち.. 命懸けで家や土地守って 一族で生き抜いて来た 人達なんだな.. と感じた それにとても敬虔 風景や建物も すごく綺麗 その分 戦争時の風景が 悲しい.. トムとジェリーの 昔のアニメを 思い出す登場人物達 奴隷という名前の 召使い達とも 結構仲良し スカーレットが 本当に強い 強烈なキャラ スカーレットに寛大な レッドバトラーが 最後に立ち去るところから スカーレットが 愛を取り戻す為 故郷タラへ戻る 決意をするところ で終わる.. どんなに悲しいことがあっても 立ち上がるスカーレット ..この後は自分で 好きな様に 想像していい てことと解釈した この映画自体 異世界アニメみたいだけれど 今アニメ映画になったら 凄く面白そう (Nとかのアニメじゃなくて 日本のベルバラみたいなアニメ) ..途中まで そう思っていたけれど 最後まで観たら これは.. 唯一無二の映画だな.. と思った (リスペクトないなら いじっちゃいけない..) 面白かった
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風と共に去りぬ
マーガレット・ミッチェル/寺沢美紀
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4年ぶりに光士郎君 に会った恒星 光士郎君は恒星に対し かなり 思い入れ あったんだな 叶えられない夢を 恒星に託したかった 学校の対外試合 虎之助君の 諦めずに戦った ところ良かった 対戦相手 副将の川井周君は 光士郎君のことが好き 葉月ちゃんは 囲碁が強い 対戦相手の楠理ちゃんは 葉月ちゃんのファンで 光士郎君のことが好き 光士郎君はプロの夢 恒星に託したい
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伍と碁(3)
蓮尾 トウト/仲里 はるな
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白黒映画 イタリアの街並み 見てみたくて.. 昔の名作て ちょっと長くて 最初は少し退屈に 感じるけれど.. それを超えて 最後まで見たら ピュアで 綺麗で 切ない話で 良かった たった1日の 王女と新聞記者の 恋の話
ローマの休日DVD
ウィリアム・ワイラー/ダルトン・トランボ
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八つの短編小説 作家の先生が出て来て その先生が書いた小説 の話とリンクするとか.. 全部 作家さん 小説 が出てくる 話だった 辛辣だったり 皮肉だったり 小説の技法の話だったり 自分の好みではなかった 面白くないこともないけど.. 面白くもない... 早く読み終わって 違うの読みたいな.. とか最後思った 平成13年刊行 こういうの流行りだったのかな
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超・殺人事件
東野圭吾
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村で疱瘡が流行る ョと老医官(疱瘡にかかった事がある) が村の調査に行き戻ってくる 壬氏の母 皇太后の実家より ズージーという14歳の娘 (虐待され飢えていた) を引き取る →羅半邸へ住まわせる その世話を姚と燕々が行う 後半は.. 顔半分が(疱瘡で)あばた顔の 克用が 同じ村だった村長から 恨みをかい襲われる →克用と間違われて 壬氏が襲われる 制圧されて事件解決 新しい登場人物は 次々出てくるけれど.. 猫猫と壬氏は 今回も特に進展はなし このままお爺ちゃん とおばあちゃんになっちゃうの かも..と思うくらい 2人の間には進展は無い
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薬屋のひとりごと 16
日向夏/しのとうこ
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短い ショートショートの様な話が9つ 怪笑小説って題 →人を小馬鹿にして笑う小説 って感じの 短い話を集めた文庫 ・鬱積電車 ・おっかけバアさん・一徹おやじ ・逆転同窓会 ・超たぬき理論 ・無人島大相撲中継 ・しかばね台分譲住宅 ・あるジーさんに線香を ・動物家族 正直どれも好みではなかった しかばね〜 は気持ち悪いし 逆転同窓会 は教師の先生方が なんか可哀想で..イヤだし.. 好みではない話の集まり だった こういう感じの話..以前は読んでも なんとも思わなかったけれど 最近は本当に イヤ だと感じる 因果応報で 悪いことした人が ヒドイ目にあう とかなら 納得だけれど..普通に生活している人が 理不尽 や ヒドイ目 にあったり.. 嗤われたり..の話はモヤモヤする この本はだいぶ前(26〜27年前)の本 だけれど 最近の本で こういうジャンルの話 見かけると 作っている人達って 性根悪いんだな と 断定する事にしている (自分の精神衛生上).. 面白くない
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怪笑小説
東野圭吾
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感想 記録アプリに保存 ほぼモンゴル高原を束ねた後 帝国を盤石にする為敵の掃討に着手 まずナイマンの残党メルキト族を駆逐 降伏していたメルキト族がが 謀反を起こした時はすぐに攻略 部族をバラバラにして多くの他部族に与えた (ケレイト ナイマン メルキト 固有の言葉 文化を失いモンゴル族に同化) その後西征服 テブテングリ(部族のシャーマン モンクリの息子) が弟カサルと対立後力を増す 弟テムゲも跪かせ増長 怒ったチンギスカンはテブテングリを 殺し モンリクの息子達の横暴はなくなる 再び西夏を攻める 城郭都市の西夏 攻めあぐねる 黄河の流れを 変え水攻めする 失敗だったけれど 和議を結び 属国化する その後中華の大帝国 金 との戦いへ 野狐嶺(ヤコレイ)の戦い→勝利 (金の中のトゥルク系の人を味方につける) (馬の名産地)沢山の武器と馬を手に入れる この本を読んでいる時 天皇陛下が モンゴルを国賓として訪問 チンギスハーン国立博物館の 展示物をインスタ等で見た.. テムジンの 肖像画 絵画 像 等等 ちょうど本に写真や映像が補足されて.. 良かった タイムリーだった テムジンの時代 ハーン(皇帝)が 何人いたのかわからないけれど 今現在 日本の天皇陛下は 世界でただ1人の皇帝(ハーン) 凄いことだと思った ホラムズシャー朝のスルターン(皇帝) アラーウッディーンムハマンド →モンゴル帝国にとって非常に重要な国の人物 再び金を攻める 90の都市を奪う(破壊を免れたのは9つの都市) 多くの都市で虐殺 攻略した都市から 財等を奪い 男子は奴隷に..兵に 女子はモンゴル兵に.. 産まれた男子はいずれモンゴル兵に 戦いで兵力を増大 中華の金朝 中都は火を放たれ地獄絵図 その後西遼の領地も支配下に ホラムズシャー朝と国境を接することになる チンギスカンがホラムズシャーの オトラルにキャラバン(450人)を遣わす 太守イナルチュクは商人を殺し 財物を奪った この事件をキッカケに チンギスカンの怒りを買う 報復が始まる 得意ではなかった城郭都市攻めも 他民族を取り込むことで攻城戦のやり方 (アニメキングダムに出てくるような 巨大な櫓を作ったり..) も身につける 敵の味方だった者たちを前線に配置 この当時のモンゴル軍て 本当に残酷で 猛々しくて 怖い チンギスカンの後継者 長男ジョチと次男チャガダイが対立 三男のオゴデイが後継になる ここまでで3分の1弱 ホラムズシャー朝との戦い この時西夏の王に軍を出すよう要請→拒否 この判断が跳ね返る 4つの都市を同時に攻める モンゴルの破竹の進撃 都市を征服し住人を 虐殺 凌辱 掠奪 この様子が本当に恐ろしい 侵略した都市から徴兵した捕虜を 前線に立たせ戦う 逃げようとする者は 後ろから矢を射て殺す ニシャプールの惨劇 →チンギスカンの娘婿が殺され その報復で都市の住人すべて虐殺 首を切り積み上げピラミッドを作る ..を繰り返す 虐殺 孫が殺された時も バーミヤーンの都市の住人全員 虐殺 若きスルターン ジャラールッディーン(22歳) →逃走しながらモンゴル軍と戦う 河を渡りインドに逃れる 背に盾を 手に弓を持ち 馬に乗ったまま インダス河を渡る 父たるものは あの様な息子を 持ちたいものだ/チンギスカン ホラムズシャー朝は実質 4年足らずでほぼ破壊 7年の年月をかけ故郷カラコルムに戻る チンギスカン63歳 ジェべとスベエディの西征では 残虐さが一層高まって見える ハマダーンやタブリーズの町は 何度も財物を要求され それを拒否すると住民を虐殺する 残酷 理不尽の塊 グルジア-アゼルバイジャン-コーカサス の山脈を超え(2万の兵) (多くの神話を持つ険しい山) 現ウクライナ カザフスタンの地へ (キプチャク族等) 北コーカサス連合軍と戦う →ルーシ キプチャク連合軍との戦い カルカ河畔の戦い →12日間退却戦を行い 連合軍の隊列を 引き伸ばし 戦場と決めていた場所におびき寄せ 一気に包囲殲滅した戦い クリミア半島へ侵入 占領 →チンギスカンの本隊へ戻る 戻る途中 ジェべ死亡(病死) チンギスカン7年ぶりに モンゴル高原に戻る 長男のジョチ病死 チンギスの妻でジョチの母ボルテも 亡くなっている 再び西夏を攻める チンギスカン最後の遠征 遠征の途中 息子 オゴデイ(41歳) とトルイを呼び オゴデイを 後継者に指名 臨終前に金朝攻略の策を 語ったとされる 1227.8月後半に死亡 六盤山の付近で 墓の場所は不明 その後 息子や部下達が 西夏を滅ぼす 時代が違うとはいえ 徹底して住人を虐殺する様子は 本当に恐ろしい はるか未来の外国から テムジンの人生を見ている自分 同じ民族でも 言語や宗教が違う 違う民族でも 言語や宗教が同じ 等で 敵になったり 味方になったり 裏切ったり 背景が複雑 この時代に 今の自分が生きていたら 間違いなく 長生きは出来ないな と これだけは確信した
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モンゴル人の物語 第二巻
百田 尚樹
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・あたし →推理作家 ・川津雅之 →あたしの恋人 フリーライター ・萩尾冬子 →あたしの友人 編集者 ・新里美由紀→カメラマン 恋人の川津が殺される 次に川津の仕事仲間 美由紀が殺される 一年前にこの二人が乗っていた クルーザー転覆の事故を調べる ( 一人亡くなっている ・竹本幸裕 ) その後クルーザーに乗っていた ・坂上豊 が殺される ・春村志津子 ・金井三郎 も クルーザーに乗っていた この事故を調べるあたしと冬子 (かなり強引に) クルーザー客に話を聞く ・山森社長→スポーツジム社長 や ・山森由美→山森社長の目の見えない娘 などに ・竹本 と ・古沢靖子 が恋人だったのか? 山森社長が同じルートで クルーザーを出す それに誘われて乗り込む 古沢靖子が 実は ・春村志津子で 志津子の恋人が ・金井三郎 ...犯人は 冬子とクルーザーに乗っていた全員 解説が 宮部みゆき →ミステリの仕掛けに凝る という面が強く前に出ている作品.. 二重底の真相が待ち受けている作品.. ..の好例 ...まさに懲りに凝っていた
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11文字の殺人
東野圭吾
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夢がないやて? ほな「夢の見つけ方」教えたろか。 日本一読まれている 自己啓発小説 帯に書かれている文 "夢を持つ事” がピンとこない青年 が主人公...会社上司にパワハラを 受けているけれど何も出来ない 夢を持つのがわからない って 少しわかる 世の中的に 夢を持て いう人多い ..自分的には 夢 と聞かれたら 列車で惑星間を旅する(子供の頃) とかだったので.. 夢が叶うものという認識ではなかった 夢は何?的質問する人 夢=目標・叶うもの 位の イメージなんだろうな.. 今回もガネーシャの例え話..面白かった 電源入らないたまごっち..育ちようがないとか 世の中の最高は斉藤や..何処の学校にも2〜3人おる ...何を言ってるのか全くわからない とか 今回はガネーシャの父さん シヴァ(大黒)や バク(従者) も出てきた やりとりは面白かったけど 最高神シヴァ(父)と ガネーシャ(息子)の親子の葛藤.. というか..行き違い..というか ..人間風すぎて ...神様なのにこんな葛藤あるのかな? みたいな気持ちが湧いてきた バクやシャカも嫉妬心 強すぎるし(シャカに失礼すぎる) ダジャレの親子喧嘩と思えば ...面白かった 最後にガネーシャの教えが 太字で載っている 好きな匂い →緑茶 井草 しめ縄 物 →本 人 →お父さん 場所 →実家の庭 家の庭 を見つける とか 自分に当てはめたり がっかりする事があった時は 伏線と捉え希望を持ち続ける とか これはいい考えだな て言葉もあった やってみたいことをやってみる だったら.. 今までで 好きだった人 どうしてるか 見に行ってみたいかな.. 絶対にやらないけど.. 自分は幸せだから 幸せでいてほしいな
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夢をかなえるゾウ0(ゼロ)
水野敬也
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サクサク話が進んで行く 5人のうちの 二人目 三人目 登場 新聞社の許諾受けた棋譜 とか.. プロ棋士さんの監修 とか.. いい感じだと思う
伍と碁(2)
蓮尾 トウト/仲里 はるな
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のほほん 長屋に祥右衛門が引越してくる (旗本次男坊) 長屋の戯作を書く →作者名は富士照日(フジテレビ).. 読売の春助が版元 タチの悪い週刊誌風な内容 長屋の住人は作者が祥右衛門 だと気付く 祥右衛門の行き過ぎた 行動が原因で亀吉がいなくなる 長屋の皆がお灸をすえる 狂言 皆んな善人なので.. 悔い改めたり..反省したり.. まねごと お満と万造が夫婦になる前 長崎へ医者修行に行くお満を 万造が数日遅れで追いかける 万造は三島宿で芹という女に騙され お金をなくす お満は急病人を見ていて 三島宿で足止め 再会 三島宿を仕切っている弥五郎が 力を貸してくれてお金を 取り戻す おおばけ 石黒藩の殿様 高宗 が 可愛がっていた小姓 真之助 19歳になっても余りに頼りなく 城のものたちが修行のため おけら長屋へ預ける 長屋暮らしを始める 彦坂藩の剣術指南役の娘 小絵 に恋をして助けようとする (御前試合で鉄斎に勝ってもらう) 鉄斎が闇討ちに合う 替わりに五十嵐が出る 五十嵐と小絵は恋仲 真之助は失恋 最初の目的通りしっかりした 男になって真之助が城に戻る 出てくる人たちが 悪人でも基本善人なので 読んでいてホッとする終わり方 今回もテンポ良くて良かった
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新 本所おけら長屋(三)
畠山健二
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幻庵 上中下 再読 囲碁の話を見かけると 読んでみたい と思うようになったのは 幻庵 がきっかけ 江戸時代にゲームを生業にして 生活してい集団が いたこと..驚きだった 囲碁の大きい集団(家)が4つ ( 本因坊家 井上家 安井家 林家 ) 自分のイメージでは.. 大国(幕府)と ギリギリ同盟を結んでいる 4つの小国(家) ※幕府のトップが囲碁好き 戦略好き だったのでリスペクトがあった 4つの家は 囲碁が強いのは勿論だけれど 囲碁の家 を存続させるのが 大切な使命 家元は一人だけなので 実力の無い者は 実子でも当主になれない (他の家に勝てないと意味がない) ※家元の目標は名人を出すこと 名人は4つの家の上に君臨する 名人碁所になれる 家元は他の家との対戦も 負けない為に色々工夫する 対戦しないとか 時期をずらすとか ..政治的駆け引き ※碁は 戦闘力=局地戦に強い 力が強い 戦略=筋 形 があり 華々しく局地戦で勝っても 最後は負けている事もある 最後 勝ち を手に入れる為の 智が ヨミ で 大局観が 優れているということ このヨミは 頭の良さとは 別物 強さは碁才の有無が大きい ヨミ=直感 みたいなもの..かな? ヨミだけでは勝てない 筋(戦略)=筋・形を どれだけ憶えているか も必要 両方揃って強い 大国(幕府)との関係を考えながら 小国(家)同士 対戦もしていく その中で 素晴らしい激突 も生まれる ※江戸時代260年で 誕生した名人は8人 30年に1人現れる位 この中で囲碁が 一番発展したのは 文化文政時代(町人文化が盛んな時) 最も激しい戦いを繰り広げた 江戸後期 江戸時代が終わる頃 幕府が壊れ.. 新しい国(明治政府)になったことで 4つの家との関係も変わり.. 消えていく.. 囲碁をする人達は残り.. 戦争時代を通り過ぎ.. 家元の名前は 本因坊だけ 受け継がれ..令和の今も続いている 本因坊戦 この大きな流れが いいな と思って (生きる為に戦って 消えていった) 時々読みたくなる ○井上家 ・幻庵 (吉之助) 主人公 ・因淑(虎之介 因徹等) 幻庵の師匠 井上家外藉の服部家 ○本因坊家 ・丈和(松之助) 幻庵の悪敵手 ・元丈(楽山) 本因坊十一世 丈和師匠 ・智策 丈和兄弟子 ○安井家・智得 安井家当主 元丈の好敵手で親友 本因坊には ・四世本因坊 道策 →囲碁史上最高の天才 ・五世本因坊 道知 →名人碁所 ・九世本因坊 察元 →名人碁所で碁界の中興の祖 今回は初めて 本に色分けの線引いて 読んでみた 主人公がわからなくなるので 〜家の○○ とか 同じ世代の人は同じ色 とか 格段に頭に入ってきやすくなった 似た名前や 出世魚みたいに名前が変わる サラッと読める本ではないと わかっていたので ※囲碁の解説も書かれている 本文中に名人の言葉として 大人になって碁を始め 一年で楽しいと思う人は天才 みたいなのがあった 自身は碁の説明を読んでも ほぼわからなかった 優勢 劣勢 勝ち負け..位 整理しながら読んだ 久しぶりに 学生時代の 定期テストとかの 本気の勉強してるような.. 頭の使い方をして ..楽しかった (言葉上手く見つからないけど) 遙昔だけれども 勉強していた時は 辛くしんどい と思っていたけれど 今思うと 集中する事が 楽しかったのかもしれない 必ず答えあったし 答えの無い道 進んでいくって ..凄い事だと思った ・本因坊秀和→因碩(幻庵)の名人碁所を断念させた 丈和十二世→丈策十三世→秀和十四世 名人の力量を持ちながら 名人になれなかった棋士→ 囲碁四哲 ・本因坊玄丈 ・安井仙知(知得) ・井上因碩(幻庵) ・本因坊秀和 秀和の弟子が ・秀策→ヒカルの碁に出てくる ・秀甫→紆余曲折の末 本因坊の名を受け継ぎ 現在まで本因坊(名跡として) の名を繋げる 秀和の碁所(最後のお城碁)を阻止したのが ・松本錦四郎→十三世井上因碩 幻庵の孫弟子 錦四郎一生の傑作 と言われる碁 .....幻庵乗り移りの局 幻庵は碁盤に覆い被さるように亡くなっていて 盛大な葬儀を執り行ったのが 錦四郎 ※この翌年(御城御の後)江戸に 暴しゃ病(コレラ)が流行り 本因坊の内弟子達も多く罹患 跡目立った秀策が看病に献身 ようやく静まった頃 秀策が倒れこの世を去る(34歳) 秀策は全てが最高峰とも言われる 技量を持った棋士と言われているが 名人にはなれなかった これ程の棋士になったのは 囲碁四哲の棋譜を手本として 修行したのもあったかも..
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幻庵 上
百田 尚樹
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6話の話が入ってる漫画 古本屋さんの話 ・コーヒーにこんぺいとう ・当世着倒気質 ・さよなら青木まり子 が良かった 6話だから..半分 残りの半分も良かったけど 読後感良くて 面白かった
本なら売るほど 1
児島青
本棚登録:52人
面白かった 碁のゲームの部分が もうちょい詳しく.. どんな風に逆転したのか とか.. パチって音じゃなくて.. 知りたかった 次も読もうかな と思う
伍と碁(1)
蓮尾 トウト/仲里 はるな
本棚登録:0人