匿名ユーザー

95件のレビュー

レビュー

伏線拾いきれてないんじゃない?雑な構成という印象しかなかった。

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琥珀の夏

琥珀の夏

辻村 深月

暇と退屈は導入であって、個人的には、生き方や物事への取り組み方、主体性、自分の人生や時間とどう向き合うか、そういうところが深く刺さった。

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暇と退屈の倫理学

暇と退屈の倫理学

國分 功一郎

図書館で借りたが、これは買おうと思う。マイダンからウクライナ戦争までの流れがよくわかる。ウクライナ東部の捉え方も、この視点は持っていなかった。岡部教授の解説も大変ためになる。

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ウクライナの夜

ウクライナの夜

マーシ・ショア/池田 年穂

アレントの入門書と位置づけられる。意見と利益、浮遊している大衆と全体主義、政体と参加、代表とはなど、モヤモヤしていたことが解決した。オリジナルも読もうと思った。

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権力についてーーハンナ・アレントと「政治の文法」

権力についてーーハンナ・アレントと「政治の文法」

牧野雅彦

森田ミツさん、実際に接することがあるならとてつもなくイライラさせられる人だろうと思った。愛の形は色々あると思う。でもヘビのように賢くあることも必要。

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新装版 わたしが・棄てた・女

新装版 わたしが・棄てた・女

遠藤 周作

「入管ブラックボックス」のカウンターパートとなる本。法制度の理解がとてもしっかりしている。その上で個別事案への目配り、ありうる新制度の提案など盛りだくさん。在留外国人についての仕組みと諸問題が全て把握できる本。

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難民に冷たい国? ニッポン

難民に冷たい国? ニッポン

柳瀬房子

支倉常長もっとパットした武士だと思っていたが身分は高くなかったし、使節団の記録もほとんど残ってないらしい。個人的にはこの「侍」という小説はキリスト教小説の中でも沈黙と一二を争う傑作だと思う。 ノンクリスチャンの感想を聞いてみたい。

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侍

遠藤 周作

全く違う2つの話とは知らず読み始め、どちらも人として終わってる主人公。救いがない。これすなわち、イエス様を通しての罪の赦ししか救いはないってことかなと思った。

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白い人・黄色い人

白い人・黄色い人

遠藤 周作

愛と赦しとは何か、神様との関わり方、何を信仰し何を祈り求めるのか、十字架での死と復活の意味、何もかも目から鱗が落ちる。

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沈黙

沈黙

遠藤 周作

安倍さんの賞賛は不要かと。政治家の人柄を賞賛するのでなく何をやったかに焦点が当たったほうがいいと思う。文面から迸り出てくる自己中心的な思考も好きではなかった。刑務所内のことと、読まれた本の紹介は良かった。

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獄中日記 塀の中に落ちた法務大臣の1160日

獄中日記 塀の中に落ちた法務大臣の1160日

河井克行

外交、国際政治についての視点について学べた。

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欧州戦争としてのウクライナ侵攻

欧州戦争としてのウクライナ侵攻

鶴岡 路人

金子委員に勧められて読んだ。ザビエルの信仰、スペインの乾いた空気感が素敵だった。

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街道をゆく(22)

街道をゆく(22)

司馬遼太郎

欧米と日本の給食の起源とその後について。徴兵のため国力増強のため健康な国民を…という視点がついて回るため、教育的観点、福祉的観点だけでは論じきれないモヤモヤが残る。食というきわめて個人的消費行動に公がどこまで口とお金を出せるのか。これが健康だからこれをこれだけ食べなさい、費用は負担してあげるからが、個人の自律権との関係でどこまで許容されるのか。断る自由はないのか?公の大きなお世話を受け取るべきなのか?様々な疑問がわく。

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世界の学校給食・食育の歴史

世界の学校給食・食育の歴史

新村 洋史

上巻と下巻で話の性質が変じたように思えた。トルストイによくありがちな登場人物の多さ、突如その人格や考えを微に入り細を穿つような描写計りになること、など読んでいてまた始まった…という印象を受けるし、万人受けしないとこなのかと思うが。キリスト教の実践につながるような話が根底に流れているという意味ではこの長編が一番好き。

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復活 下

復活 下

トルストイ/藤沼 貴

深い。ワイマール憲法の失敗という具体例から緊急事態条項の必要性の有無、歯止めを簡潔に論じている。

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ナチスの「手口」と緊急事態条項

ナチスの「手口」と緊急事態条項

長谷部 恭男/石田 勇治

戦争ものかと思いきやヒューマンドラマだった。自衛隊を考えるには良いネタ本。初刊は1999。国内も国外も何も情勢変わらないから、古さを感じさせずむしろ現代の話であってもおかしくないと思った。

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亡国のイージス(下)

亡国のイージス(下)

福井 晴敏

「長編海洋冒険小説の傑作」とのこと。まさに。

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亡国のイージス(上)

亡国のイージス(上)

福井 晴敏

司馬遼太郎は坂の上を挫折して以来。読み物としては面白い。歴史ファンタジー系。突き詰めると時間のムダのような気がしなくもない。

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ペルシャの幻術師

ペルシャの幻術師

司馬 遼太郎