作品紹介・あらすじ
暴力の支配するところに、本当の意味の権力は存在しないーーアレントがそう定義するのはなぜか。そして、アレントの言う「権力」を理解することによって、私たちは何を得ることができるのか。
世界の行く末が見通せない現在、ますます重みを増すアレントの思想を解読する。
目次より
第1章 政治の文法
第2章 評議会とはどのような組織か
第3章 「連合」の原理と国際関係
第4章 抵抗のための条件ーー黒...
感想・レビュー (1件)
アレントの入門書と位置づけられる。意見と利益、浮遊している大衆と全体主義、政体と参加、代表とはなど、モヤモヤしていたことが解決した。オリジナルも読もうと思った。