作品紹介・あらすじ
「暇」とは何か。人間はいつから「退屈」しているのだろうか。答えに辿り着けない人生の問いと対峙するとき、哲学は大きな助けとなる。著者の導きでスピノザ、ルソー、ニーチェ、ハイデッガーなど先人たちの叡智を読み解けば、知の樹海で思索する喜びを発見するだろうーー現代の消費社会において気晴らしと退屈が抱える問題点を鋭く指摘したベストセラー、あとがきを加えて待望の文庫化。
感想・レビュー (5件)
最初は中々進まなかったけど、途中からグングン面白くなった。再読したい。
ちょっとしつこいかな 結論までいくと やっぱりフワフワしてしまう
高難度の哲学・倫理学。もっとゆっくり理解しながら読むべき本。退屈の正体は、我々人間が生きるにあたって本能的に求めている動物的な目的が挫かれたときに発生するものと、その動物的衝動から逸脱した人間らしいものがある。人間は動物とは違うのではなく,環世界への移動が他の動物よりも容易であるため退屈を生じやすい。
暇と退屈は導入であって、個人的には、生き方や物事への取り組み方、主体性、自分の人生や時間とどう向き合うか、そういうところが深く刺さった。
面白かった。 唯一思ったのは人間は環世界を飛び越えるとあって、動物はそうじゃない、ってところ。 人間は人間同士の環世界を乗り越えられるけど、動物は他種動物の話をしているのではないかなぁと。
