光のとこにいてね

光のとこにいてね

一穂 ミチ
読者数: 266
発売日: 2022/11/6
出版社: 文藝春秋
ISBN: 9784163916187

レビュー (20件)

すんごい話だな。 一気に読んでしまった。いちほさんの例えがすきだなぁと思う。

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ガールズラブかな これからかな

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切ないストーリーだった。

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どちらかが亡くなってしまう悲しいラストになりそうだと思ったけど、温かい希望のあるラストだった。  境遇が全然違う2人の友情で、お互いのことを思い合っている姿に感動した。

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12/29読み終わり。 母親に問題ありの女子が、小学生の頃二短期間だけ出会い、お互いに忘れられず高校で再会、大人になって2人とも結婚してから出会うというもの。結珠と果遠。結局、同性愛だったのかそういう感情ではない結び付きなのか、よく分からんかったなーというのが感想。

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うーんて感じの終わり方だった。私はこれをいい話、泣けるとは言えない。結珠と果遠には確かに愛があった。純愛の物語ではあると思う。ここでいう愛は友情でも恋愛感情でもなく何でもない「愛」。 直と水人は自分の選択をしたからいい。藤野と瀬々が心配。私は、あのままプリウスに乗って行かないでほしいと思った。駅で果遠を見送り藤野のもとに帰ることを願ってしまう。それは現実的で、純愛の結末には相応しくないかもしれないけれど。

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家庭環境が全く違う2人。2人とも人に言えない寂しさや葛藤がある。そんな2人だからこそ惹かれあい、支えあいたいって思うのかな。 最後、どうなるの? 藤野さんや娘がとりあえずかわいそうで、、

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なぜ果遠が離婚するのか意味が分かりませんでした。瀬々もかわいそうです。 最後も中途半端な終わり方で、残念でした。

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生活環境も性格も違う2人の女性が主人公。幼少期、少女期、成人期でそれぞれが辛い時に、お互いの存在が唯一の支えになる。家族よりも恋人よりも強い絆で結ばれた運命の二人の物語。

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面白かったけど…なんとなくしっくり来ない

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幼い頃出会った二人。お互い両親に恵まれず、悩みを抱えていたが、あ互いに助けられてもいた。必要以上に近づけず、親の都合で不意にいなくなってはまた再会。一度目は果遠ちゃんが高校に入ってくれて出会い、二度目は結珠の旦那さんがかのんちゃんの行き先を知っていた事で出会える。 最後は、二人で一緒にいられるようになりそうで終わる。 親の育て方に苦悩するのは子供等。力もなくただ従う事しかできない。育て方は大切だと感じた。

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直木賞候補、本屋大賞3位 最後2人は光のとこにいたから想いが叶ったのか これこらどうなっちゃうのかね

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切なさと爽快感が共存した読了感。 ストーリーは全く違うが昔見たドラマ『素顔のままで』と重なった。 面白かったが、果遠の行動についていけない自分も…。 唯一無二の大切な存在を「互いが互いのお守り」と表現した箇所が痺れた。 何気にサチさん好きだなぁ。

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2人の女の子の話。小さい時の体験から惹かれ合う。恋愛でもないが、よくわかるような分からないような。

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人それぞれで優しい。それでいて業も深い。

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小学二年生だった結珠と果遠は、それぞれ自分の家族に違和感を抱えて出会った。 しかし、その後離れ離れになってしまう。次の出会いは、高校生。しかし、その出会いですらもすぐに引き裂かれる。 2人の女性の、約20年間の成長と、それに伴う関係性の変化を優しく書き上げた作品。 印象に残ったフレーズ 「でも、百回に一回くらい、それを上回る楽しいことが起きるから」 結珠の仕事観が垣間見えるセリフだ。 体調を崩してもなお、もう一度あの教壇に立ちたいと、思えた結珠は立派だと思う。 この作品で特に印象的だったのは、2人の関係性の変化だ。小学二年生だったあの頃、ただただ無邪気だった2人は、お互いを尊敬し合い、親に不満を持っていればよかった。 高校生になると、思春期の難しさが関係性にも現れてくる。小学生の頃のように付き合いたい果遠と、少しませてきて、不器用になってしまった結珠の心境が見事だな、と思った。 そして26歳になった時。2人は何となく結婚していて、果遠には子供もいたが、得体の知れない不和を感じていた。個人的には、この時の関わり方が1番好きだ。 結珠と果遠を結んでいたあの感情は、友情なのだろうか、はたまた愛なのだろうか。 答えはわからないが、また2人がどこかで、運命の出会いをしていれば良いな、と思った。

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苦しくて、切なくて、でも愛おしくて、私も頑張ろうと勇気が貰える一冊です。

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綺麗な表紙と優しいタイトルに惹かれて手に取りました 結珠と果遠の関係が気になってしまい、どんどんと読み進めていきました 読了後は「流石本屋大賞ノミネート作品」と思わせる納得の一冊です

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