作品紹介・あらすじ
感想・レビュー (20件)
本書はスピーチライターという職業にスポットを当てて描いている物語ですが、作中に出てくるスピーチの数々は文字で読んでいるだけなのに涙腺が緩んでしまい、改めて言葉の大切さや強さを感じることができました。 言葉を扱うことに対する重要性を再認識させてくれる素敵な一冊です。
めちゃくちゃ良かった!! 言葉ってすごいね。人を惹きつけるスピーチ、原稿。 たしかに出だしで、あっこの人のスピーチ眠いなとか、あっ面白そうとか判断してる。 いろんなプロフェッショナルな方がいるんだなー、涙ありで良かったです!
困難に向かいあったとき、もうだめだと思ったとき、想像してみるといい。3時間後、君の涙がとまっている。24時間後の君、涙は乾いている。2日後の君、顔を上げている。3日後の君、歩き出している。
言葉の持つ力を感じられる一冊。これからは人前で話すとき、もっと丁寧に言葉に向き合って推敲したいと思った。 ストーリー自体はお仕事要素の入った少女漫画みたいな、都合のよい展開だった(その分わかりやすいので小中学生が読んだら面白いかも?)。主人公がスピーチライターという仕事に目覚め活躍していくのも、周りのご縁と登場人物みんな性格が良くお膳立てしてくれる(ライバルもなぜか手助けしてくれる)からといった感じで、最初はみくびられていたけど本人の努力で周りを振り向かせて仲間にしていく!といったスポ根感はないのが物足りなかった。
面白かったけれど、政治が絡んでいたのでそこがちょっと私的には興味をそがれた。 政治においてスピーチライターは重要な役割になりうるからだというのは理解できるけれども。
前半面白かったんだけど、後半このパターンかって思って失速。政治絡めなくても十分面白いのに、残念。
愛せよ。 人生において、よきものはそれだけである。 本日は、お日柄もよく、心温かな人々に見守られ、二つの人生を一つに重ねて、今から二人で歩いていってください。 たった一つの、良きもののために。 おめでとう。
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スピーチWRITERという職業を初めて知った。 選挙にも少し興味が湧いた。 言葉の持つ力、使い方に魅かれた。
途中政治の話があるので難しいですが、言葉の重みが感じられ、前を向ける小説でした。 また読みたいと思います。
スピーチ上手い人って尊敬する。自分もこと葉のようになにか夢中になれることができたらいいな。終盤うるっときてしまった
スピーチに関する本!どうしたら、うまくスピーチができるか!!印象的だったことは、結婚を機に仕事を辞める親友が自分の部屋に花束を届けてくれ、本人には幸せになってほしいという意味であった。 スピーチライターは、マイナーなお仕事でもあるため、難しい部分もあるが、それに対し、主人公は全身全霊で向き合っていく。細かいところまで調べて考えてスピーチを作成できるところが素敵だと思った。
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松尾さんから借りました。言葉の力を感じました👍️ お話しは面白かったですが、その前の読んだガン回廊の朝のあとだったので、少し物足りなさを感じたかな⁉️ なるなるでした🙋
幼馴染の結婚式で、心揺さぶられるスピーチに出会ったこと葉。すぐにそのスピーチの作者、久遠久美に弟子入りする。その中で、例の幼馴染の選挙活動を手伝うことになる。 印象に残ったフレーズ 「ほんとに弱ってる人には、誰かがただそばにいて、抱きしめるだけで幾千の言葉の代わりになる。そして、ほんとうに歩きだそうとしている人には、誰かにかけてもらった言葉が何よりの励みになる」 友人などとの付き合い方を考えさせられる言葉だと思う。 弱っている人がいたら、ただそっと寄り添い、共感する。そして、その人が歩きだそうとしたら、優しく励ます言葉をかける。 そんなことが、自然にできる人になりたいと思う。 また、自分自身も、誰かの言葉が心に響く時と、響かない時がある。 先日、私が確かに歩きだそうと決めた時、人にかけてもらった言葉がものすごく励みになった。 反対に、自分が苦しくてどうしようもない時は、励ましの言葉などいらない。ただ寄り添ってほしいと思う。 そういう意味でも、共感できる言葉だと思う。
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★★★★★ あつみちゃんに借りた本、めっちゃ面白かった!
◎暖かいストーリー。

