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レビュー
登場する益田さんの担任の素晴らしいこと。益田さんたちがその先生を大好きだったことがよく伝わってきた。「春がそこまで来てる」を「パン屋の角らへん」と解釈する小1の益田さん可愛いすぎる。
小さいわたし
益田 ミリ
相変わらず謎すぎるほどの藍本署長の魅力。怪盗フェイクが誰なのか疑いすぎて、署長室に出入りするみんなが怪しく感じたけど、自分の中で全然疑っていなかった長谷川記者がフェイクやった。今野さんの描き方が匠すぎる。
署長サスピション
今野 敏
やっぱり面白い。話の作り込みがすごくしてあって、登場人物は多いがその分交錯しているのがわくわく感を募らせる。山波は囚われているのか、保護されているのか白狐とは何者なのか、続きが気になる。
天上の葦 上
太田 愛
今回の倉島は慢心からかポンコツさが目立った。対して伊藤の優秀さよ。作業についてはもっと隠密に行動するものかと思っていたが、捜査本部やら公機搜やらを使いまくり。最後に夕飯のリクエスト中に伊藤が姿を見せたのが面白かった。
ロータスコンフィデンシャル
今野 敏
木津川合戦だけを描いた読み応えのある四作目。七五三乃兵衛側に戦況が傾いたり、村上側に傾いたり最後までハラハラさせられた。当初景が願ったように留吉ちに兵糧入れをすることができて良かった。七五三の死に様も良かった。
村上海賊の娘(四)
和田 竜
話の半分くらいが植物についての事柄、しかも東大院生が語るレベルの内容で難しかったが、要するに植物を愛する女性と彼女に恋する男性という話。第一印象以上に藤丸がいい人で研究室の面々と打ち解けてるのが良かった。
愛なき世界
三浦しをん
安積班の村雨があわやいなくなるかという展開が立ち消えてよかった。桜井の成長を見ていたいという村雨はいい上司なんやろうな。あと、パワハラの末上司を刺殺したかに思えた被疑者に桜井が取り調べをして落としたのがよかった。
安積班短編集(仮)
今野 敏
喫茶店を訪れたことがない人とも、電話をかけて話すことができるという新設定が若干ご都合過ぎる気が…沖島が素直に言えなかったせいで、彼女が記憶を取り戻すまでホワイトデーに待ち続ける話がハッピーエンドでよかった。
愛しさに気づかぬうちに
川口俊和
相変わらずカエル男の殺し方がエグすぎる。結局自分の中の別人格を目覚めさせた御前崎を殺したかった、後悔に耐えられず古手川に殺してほしかったっていうのはあまりに身勝手。これまでの作品の方が面白かった。
連続殺人鬼カエル男 完結編
中山 七里
遼子と恵奈の友情はちょっと極端やけど、女子にありがちな自分と似たランクの人とつるむ感じに似てる。スナックにやってきた「先生」の一言で街から出て大学に行こうと勉強する展開はありがちやけどよかった。
正しい女たち
千早 茜