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83件のレビュー

レビュー

村重と官兵衛のやり取りを描きたかったのだろうが、終末のインパクトに欠けた。千代保が一連のことに絡んでるのはなんとなく分かったし、官兵衛が舌で籠絡させようとしてることも勘づいた。歴史小説というよりは安楽椅子探偵のミステリ物って感じ?

黒牢城

黒牢城

米澤穂信

本棚登録:343

登場する益田さんの担任の素晴らしいこと。益田さんたちがその先生を大好きだったことがよく伝わってきた。「春がそこまで来てる」を「パン屋の角らへん」と解釈する小1の益田さん可愛いすぎる。

小さいわたし

小さいわたし

益田 ミリ

本棚登録:0

やっと2人が結婚!結婚にいたるまで、沙名子がタスクを表にしたり1つ1つの事柄をしっかり考えて悩んだりしているのがリアルでよかった。2人の周りにはいい同僚がたくさん。(鎌本を除いて)

これは経費で落ちません! 12 〜経理部の森若さん〜

これは経費で落ちません! 12 〜経理部の森若さん〜

青木祐子/uki

本棚登録:42

展覧会に行く前に読んでおけばという部分もあったが、知っていることも多かった。自分が観たい!素敵!と思う作品はオルセー所蔵のことが多いからやっぱり行かないと。

「モネ 連作の情景」完全ガイドブック

「モネ 連作の情景」完全ガイドブック

朝日新聞出版

本棚登録:0

相変わらず謎すぎるほどの藍本署長の魅力。怪盗フェイクが誰なのか疑いすぎて、署長室に出入りするみんなが怪しく感じたけど、自分の中で全然疑っていなかった長谷川記者がフェイクやった。今野さんの描き方が匠すぎる。

署長サスピション

署長サスピション

今野敏

本棚登録:28

やっぱり面白い。話の作り込みがすごくしてあって、登場人物は多いがその分交錯しているのがわくわく感を募らせる。山波は囚われているのか、保護されているのか白狐とは何者なのか、続きが気になる。

天上の葦 上

天上の葦 上

太田 愛

本棚登録:0

今回の倉島は慢心からかポンコツさが目立った。対して伊藤の優秀さよ。作業についてはもっと隠密に行動するものかと思っていたが、捜査本部やら公機搜やらを使いまくり。最後に夕飯のリクエスト中に伊藤が姿を見せたのが面白かった。

ロータスコンフィデンシャル

ロータスコンフィデンシャル

今野敏

本棚登録:0

益田さんはほんまに何気ない日常をよく見てる人。カフェで横になった人の面白い発言や、思わずツッコミたくなるような発言に思わず共感してしまう。

今日の人生2 世界がどんなに変わっても

今日の人生2 世界がどんなに変わっても

益田ミリ

本棚登録:60

STのキャラの濃いメンバーが出てくる今野さんらしい作品。赤とか黒とかのシリーズはその人たちにフォーカスした話やろうから続きも楽しみ。個人的には黒崎が好き。

ST警視庁科学特捜班

ST警視庁科学特捜班

今野敏

本棚登録:0

まともに読めたのは一番初めの表題作品くらい。もう津村さんの本を手に取ることはないと思う。

サキの忘れ物

サキの忘れ物

津村記久子

本棚登録:91

木津川合戦だけを描いた読み応えのある四作目。七五三乃兵衛側に戦況が傾いたり、村上側に傾いたり最後までハラハラさせられた。当初景が願ったように留吉ちに兵糧入れをすることができて良かった。七五三の死に様も良かった。

村上海賊の娘(四)

村上海賊の娘(四)

和田竜

本棚登録:73

正欲というタイトルの意味が分からなかったけど、読んでる内に異性に対して性欲を持つ人が正しいと決められた社会に疑問を持つ人たちの気持ちが描かれていて、なるほどと思った。

正欲

正欲

朝井リョウ

本棚登録:538

話の半分くらいが植物についての事柄、しかも東大院生が語るレベルの内容で難しかったが、要するに植物を愛する女性と彼女に恋する男性という話。第一印象以上に藤丸がいい人で研究室の面々と打ち解けてるのが良かった。

愛なき世界

愛なき世界

三浦しをん

本棚登録:302

だんだん宇田川の勘が冴えていく。蘇我の立場や大石の潜入捜査のことなど、あんまり漏らさん方がいいのでは?ってこともあったけど、安積班シリーズの相楽たちも登場して、今野敏作品ファンとしては嬉しい限り。

変幻

変幻

今野敏

本棚登録:0

安積班の村雨があわやいなくなるかという展開が立ち消えてよかった。桜井の成長を見ていたいという村雨はいい上司なんやろうな。あと、パワハラの末上司を刺殺したかに思えた被疑者に桜井が取り調べをして落としたのがよかった。

安積班短編集(仮)

安積班短編集(仮)

今野敏

本棚登録:0

喫茶店を訪れたことがない人とも、電話をかけて話すことができるという新設定が若干ご都合過ぎる気が…沖島が素直に言えなかったせいで、彼女が記憶を取り戻すまでホワイトデーに待ち続ける話がハッピーエンドでよかった。

愛しさに気づかぬうちに

愛しさに気づかぬうちに

川口俊和

本棚登録:73

主人公の大和が愛すべきキャラすぎる。ホスト時代の所作がついつい出てしまうところとか笑えた。進がやって来て、意識しているわけでもないのに父親らしくなっていく描き方が上手い。

ワーキング・ホリデー

ワーキング・ホリデー

坂木 司

本棚登録:0

2つの事件が蘇我の公安絡みだと分かりだしてからが面白かった。宇多川を始めとする捜査に疑問をもった者たちが4人で行動するというのにはさすがにヒヤヒヤしたけど。宇多川が公安の覚えめでたいのがいい。

欠落

欠落

今野敏

本棚登録:0

相変わらずカエル男の殺し方がエグすぎる。結局自分の中の別人格を目覚めさせた御前崎を殺したかった、後悔に耐えられず古手川に殺してほしかったっていうのはあまりに身勝手。これまでの作品の方が面白かった。

連続殺人鬼カエル男 完結編

連続殺人鬼カエル男 完結編

中山七里

本棚登録:53

遼子と恵奈の友情はちょっと極端やけど、女子にありがちな自分と似たランクの人とつるむ感じに似てる。スナックにやってきた「先生」の一言で街から出て大学に行こうと勉強する展開はありがちやけどよかった。

正しい女たち

正しい女たち

千早茜

本棚登録:0