正しい女たち

正しい女たち

千早茜
文藝春秋
ISBN:9784163908533
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作品紹介・あらすじ

日常には、空洞になっているものがある。 頭の片隅では意識しているのに、はっきりとは言葉にしないもの。 偏見や差別、女性の年齢や容姿、金銭状況、家庭の事情、セックス。 安易に触れてしまうとヤバいもの。 ヤバいけれど、ヤバいだけあって、みんな本当は興味津々--。 (本文より) セックス、結婚、プライド、老い…。 話題にしにく、でも最大の関心事。 その正しい姿をモチーフに描かれた、覗き見したい六つの...

感想・レビュー (2件)

12/30読み終わり。ちょっとゾクゾクする「女」にまつわる短編集。中学から友達の4人グループ環、恵美、遼子、麻美。遼子は恵美が不倫しているのをやめさせるため、麻美になりきって不倫相手の妻に言いに行く。あと、4人のランチには来てなかった麻美の夫の話もあったり、短編集とはいえ登場人物が繋がってて、散りばめ方がさすがと思った。その夫は、同じマンションの夫婦が激しい営みで、その妻の事が頭から離れずストーカーのようにしていた話や、あと数ヶ月で離婚すると決めているから、お互いの距離感が良くなっている夫婦など。、

遼子と恵奈の友情はちょっと極端やけど、女子にありがちな自分と似たランクの人とつるむ感じに似てる。スナックにやってきた「先生」の一言で街から出て大学に行こうと勉強する展開はありがちやけどよかった。