マルクスを再読する 主要著作の現代的意義

マルクスを再読する 主要著作の現代的意義

的場昭弘
KADOKAWA (2017年3月25日発売)
ISBN:9784041053683
本棚登録:2

作品紹介・あらすじ

資本主義国家が外部から収奪できなくなったとき、いったい資本主義はどうなるのか?  この問題意識から、日本を代表するマルクス研究者が主要著作を読み解いた講義録。 「グローバリゼーションが社会を上位均衡化させる」は、幻想だった。 実際に起こったのは中産階級の崩壊であり、下位均衡化(下の方で貧しくなる事)でしかなかった。 「<帝国>以後の時代」を考えるには、資本主義後の世界を考えたマルクスを再読する必...

感想・レビュー (1件)

長いこと途中で止まっていたので、前半は全然覚えてないけど、労働者の利己心的なところのみによって、労働組合もまた包括できない人間を見捨てているというのは確かにそうかも、と思えた。