まみ
レビュー
#后と河 #山中ヒコ 2025年10月発行 待望の第2巻♡はぁ〜これは心を掴まれます。 孤高の皇帝✕不器用な俊才 このお二方の性格が好きです。 恋に悩み傷つきすれ違う。 そして治水事業における5年、10年という明確なビジョンを共有し頑張っている姿が愛おしい。 うっかりな所もあるけれど、頼りになる王佳が大好きです。 ラブもきたきた!って感じで、とにかく良かった。側近の布陣も素晴らしいです。

后と河(2)
山中ヒコ
#みやしろちうこ #yoco yoco先生買いの本。ひたすら可愛い受けが同胞から庇護される話でした。不憫健気受けが大好きな私は困った〜🤣キャラの立つ毒舌脇役もおらず、赤ちゃん言葉にもトーンダウンしてしまいました。 でも、白い角が折れた可憐な見た目のデイル君の心は勇ましく、兵士としてブンブン戦斧振り回す姿が可愛いかった😊 最後に少しだけ、受けの謎が見えた身分差ラブでした。

閣下もいい加減、庇護欲まみれですね!?
みやしろ ちうこ
#百と卍 7巻完結 #紗久楽さわ お江戸BL、この物語に出会えた私は果報者です。 目くるめくほどの興奮と感動、呼吸を忘れて魅入ってしまう…素晴らしいクライマックスでしたぁ〜〜😭🩷🩷🩷 真顔で、情のこもった一言が胸に響く。 ただひとつ分かるのは、心に傷のひとつも持たない男なんて、男じゃないぞ、ということ。かつて江戸時代にはそういう男たちがいたのだと。そういう恋物語だったと思います。 紗久楽さわ先生の描く器量良しの男衆、すらりとした立ち姿が美しかった。 時々ブサ可愛い絵も大好きです。 . . . . せまい長屋をはなれ、 ふたりだけの二階屋で暮らしはじめた 雪花咲く頃。 生まれてはじめて風邪を引いた卍は、 熱に浮かされながら ”あの夏の日”を思い出していた。 それは雨の日で、虹が出た日でもある、あの駒形堂での出逢い。 まだ初々しくて、 触れ合えもしない百樹と卍の 今日に繋がる恋物語ーー。 . . . 🖤さらに感想🖤 はあぁ~まさか、雨の日の出会いに こんな裏話があったとは。 義兄弟の契りをかわすまでの、お互いの心の中に渦巻く不安や希望が丁寧に描かれていて、どのページを開いても楽しい。 百樹は確かに容姿が目立つほど美しいわけではないけれど、喜怒哀楽が心に染みてくる。心が癒やされる。 それに加えて初々しい色気が可愛い! 卍がべた惚れするのももっともです。 ふんどしが自分で結べない百樹の最高峰の桃尻…!!懊悩する卍にも同情しちゃった。 長屋で暮らすおヨミちゃんもいい人だわ。 実弟を想う兄と(たぶんあの尋ね人)、兄ちゃんを慕う百樹の切ない人情がさり気なく織りこまれていて、とても胸が熱くなりました。遠く離れていても、お互いを想う心は繋がっています。 百と卍、二人に幸運あれ。

百と卍(7)
紗久楽 さわ
もうかれこれ20年前の作品なんですね。新装版で再読しました。 ヒール役だけど、超頭が良くて不器用な研究者エリィが好きです。 エリィの番外編が出た時は嬉しかった。 六青先生の不憫健気受けちゃんも好きだけど、
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蒼い海に秘めた恋
六青みつみ/サマミヤアカザ
#トーマの心臓 #訪問者 #萩尾望都 プレミアムエディション版 生誕50周年+1年♥️1974年の作品で、ドイツの全寮制男子校を舞台にして、少年たちの心の交流を描く萩尾望都先生の三大名作です。うっかり記念日をスルーしてしまいました。 オタクが語ると長いんですけれど、高い文学性は大人になるほど、凄さにうちのめされます。 初めて萩尾望都先生を読むなら、この『トーマの心臓』と番外編『訪問者』をおすすめします。 読み終わる頃には貴方の心にも透明な傷跡が残ってる。 私の最大の使命は『トーマの心臓』を読みたくさせること。作文は苦手だけれど、愛を語ります♡ 🍂🍂🍂🍂🍂🍂🍂🍂🍂🍂🍂🍂🍂🍂 『トーマの“心臓”』とはどういう意味だろうかーー。 冒頭の文章は完璧な恋文。 ユーリに手紙を遺して13歳のトーマは死を選んだ。 この物語を何度も何度も読み、いつしか私なりの応えは見つけました。 . . . 頑なに心を閉ざす優等生のユーリ。ユーリや少年たちの不安や葛藤が少しづつ正体を見せ、共鳴・友愛・救済にいたる心が繊細に描かれています。 まなざし、深い悲しみの描写、緊張感のあるスミベタの背景、愛くるしい絵もとても美しい。風を描くのがお好きだという先生の表現力、新たな門出を象徴するラストシーンは見事だと言うしかありません。 . . . 子供の頃には漠然としていた事が、大人になって読んで気がつくこともあります。 キリスト教のアガペー(無償の愛)について描かれていること。 暗い影を落とすのが、出自にまつわる差別だったり、親の死、閉鎖的な空間で起こった暴力事件だったり現代にも通ずるリアルさ。 それでも、成長期の失敗は新しい自分を見つめることになること。 六角眼鏡のサイフリートの事件も衝撃でした。「すてきな黒髪だ」と言ってくれた上級生に、ユーリの心の半分は惹かれてしまうのですが誰が責められようか…。 描写は省かれていますが、暴行され満身創痍となったユーリは、自らをユダに例え、以前のように笑わなくなってしまった。 学校生活の中で、聖書を朗読しながら 神を、愛を、信じていないというユーリ。 それでも虚勢を張って優等生を貫こうとするその清濁さは、いっそ眩しいほどでした。 ユーリは僕には翼がないというーー。 でも不思議なことに、無断外出をして悲嘆にくれるエーリクに寄り添うユーリの背には薄っすらと「天使の羽」が描かれています。図書室の階段にいるユーリの背にも天使の羽がある。 少なくとも神様なんて信じないといいつつ、全体の流れを踏まえたうえで、心の交流をえてユーリの頑なな心が開かれてゆく兆しを表しているのかなと思いました。 萩尾望都先生の本当に凄いところは、人と人との繋がりを真っ直ぐに描いているところ。大人びた少年オスカーの父への愛情。きかん坊のエーリクの素直さ献身、あざとさは感じず全編を通して、少年たちの優しさが心にしみます。 . . . トーマの遺書の本当の意味に気がついたシーンは号泣。 トーマが自らの死をひきかえに与えたのは、他者救済。純愛。罪を肩代わりし他者の幸せを願う心。 (ユーリに翼を与え、魂を受け継ぐものとして生かすためにーー) 私なりの『トーマの“心臓”』とはそういう意味かなと思います。

トーマの心臓 プレミアムエディション
萩尾 望都
#オリバーの心臓 #丸田ザール 2025年8月発行 タイトル買いです。めちゃ良かった〜♥️ 〇〇の心臓というと、思い浮かぶのは萩尾望都先生の「トーマの心臓」です。若い方は知らないかも知れませんが、愛と孤独に悩むギムナジウムの少年たち…衝撃を受けた名作です。 オリバーの心臓は、読み始めて直ぐに生命力あふれる絵柄にドキッとしました。ルネッサンス風の光と影、感情や肉体が生き生きと描かれています。 奴隷から成り上がった英雄的カリスマ王が台頭した背景も気になります。 失った陛下への愛と憎しみに自分を見失いそうになるオリバー。 記憶の底に眠っていた自分を呼び覚ますような、セリフも美しかった。 これからどのように成長してゆくのか、続きが待ち遠しいです。 #bl小説#bl漫画#腐女子 #bl好き #book #本好き#読書好き #本屋好き#読書記録 #読書感想文

オリバーの心臓(1)
丸田ザール
#牢獄の王子と騎士の密約 #案丸 2025年8月発行 年の差の主従の絆がとても良かった。 若い王子が、自分の感情をいったん脇において目標に向かって冷静に最善を尽くす姿が健気でした。 「立派な王になったら、君に触れたい」 この可愛いさ、年下攻めも良きものですね〜。 無自覚美人受けも好きだった。 絵も端麗で、中世的な背景や市民の暮らしぶりも丁寧に描かれているのも好感が持てました。国王として、恋人として共に成長する姿は楽しかった。
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牢獄の王子と騎士の密約
案丸
#雨瀬シオリ #結ばる焼け跡 BL繋がりでは作者様買いでした。 素晴らしかった。 昭和20年、 終戦直後の東京・上野ー-。 戦火から辛くも生き残った者達は、 大きな傷を抱えながら必死にもがいていた。 朝ドラ『あんぱん』も観ています。 社会の価値観がひっくり返った時代の軍国少年の兼吉がとても良かった。子供って真っ直ぐでわざとらしさがないから、最後まで心配でしょうがなかった。 日本の誇りを持って戦地に赴いた復員兵が、石を投げつられる…そんな時代。「あの大変な時代を生きていた人たちが、何を想っていたのだろう」という先生のお話に共感しました。

結ばる焼け跡 ( 1)
雨瀬 シオリ
#この恋の涯てには 2 #小綱実波 2025年9月発行 背中を預けるには外伝、最高でした! 愛を届ける姿が、こんなに健気で面白いなんて!愛はマスト♥️♥️♥️ 田舎者丸出しだった専任護衛役ヨセフが、天を仰ぎ見て想った日々…2年間で美しく成長した姿が眩い。ひたむきで純粋な所がそのままなのが可愛いすぎる。 (牝馬アマンセラとヨセフの写真があったら欲しい) そして過酷な任務を得て、ディルクという男の本質が出てきて、ひゃ〜ひゃ〜悶えました。ヨセフに迫る惑乱した姿は危険で意地悪で、今までのディルクより断然面白かった。 平等な社会を作るという目標ために、才能のある若者ディルクの出現と、育てたいと思う王侯貴族たちの人間模様が丁寧に描かれていて、大河ファンタジーとしてとても面白かった。 義父ルーカス、マルシェル、テオドール、ブルングウルト辺境伯みんな大好き! さらなるプロジェクトへ、ますます緊張感が高まるけど、希望をもたらすと信じています。 追伸、恋文なんども読み返したわ~🤭

背中を預けるには 外伝 この恋の涯てには 2
小綱 実波/一夜 人見
#螢火艶夜 #amase 2024年12月完結 戦時BL、凄い凄い!!表紙を改めて見ると泣いちゃう…。 今年のベスト9に入る作品です♥️ 尾上与一先生の1945シリーズも心打たれましたが、この『螢火艶夜』も第二次世界大戦の末期の物語、魂が熱い🔥 BLとしては絵柄が独特のため苦手な人もいると思うけれど、かく言う私もその一人だったのですが、いまは物語に合っていて素敵だなと思います。 人の本質を描くのが凄くお上手。 私は下巻表紙になっている坂ノ上少佐と伴一飛のお話が好きでした。 「俺は今まで変態だった事は無い…」っていう生真面目な少佐が、軍隊生活で魔が差すのですが、やっぱり優しい人です。ヤンキーみたいな伴も実は寂しがりやだったのかな。 死ぬまで明かさぬ、秘めた恋をする人…クレ和尚さんも好きだった。 お国の為に命を捧げる青年たちの血潮を満喫しました。 実は知らなかったのですが、青年誌でご活躍の雨瀬シオリ先生が、amase名義で描いた初BLだったのですね。 早速、先生の他の作品も気になり、戦災孤児の「結ばる焼け跡」読み出したら、こちらも頁をめくる手が止まらないです。 暗雲漂う時代、もっと早く日本が態度を変えていれば、多くの若者も救われたと思う。 今年は戦後80年。昭和100年。思い出に残る8月になりました。

蛍火艶夜 下
amase
#6と7 #凡乃ヌイス 2025年2月発行 共依存ホラーBL、こうゆうのも好き。 じわじわとふたりの日常を侵食し始める感覚が恐ろしい。カニバリズム(人喰い)と出会い運命を狂わしてゆく七海。 自分が未知の生命体だと気がついていない純粋な禄斗。人喰いとしての特性よりも、禄斗の優しさ、「本当の自分」に目覚めた葛藤が魅力的でした。 人間より人間らしかった禄斗。衝撃のラストから、輪廻転生らしき夢へと膨らませる流れはキュンとしました。 私が思い出すのは、異星人だと気づかない少年と幼馴染の少女の悲恋物語。SF作品が隆盛だった昭和の 渡辺多恵子先生の『ジョセフへの追想』です。

6と7
凡乃ヌイス
#三日ミタ #遥来くん家の戀事変 2025年8月発行 お初の三日ミタ先生、綺麗め筋肉質で色気のある絵柄が格好良くって最高ーー♥ スピンオフとは知らずに読み始めたけれど、ノワールなオメガバはとても面白かったです! 見た目とのギャップが激しいウブな坊っちゃんド・ストライク〜🎯 片思いの不動峨組組長の椿さんには、ガキ扱いされ、完全には報われていないけれど、随所で大切にされている感じがあって萌えました。 なんと、本番エッチはお預け🤣続編を期待したい。 ちょうど矢沢永吉さんの名曲を聴いていたので、歳を重ねるごとに渋くて色気のある男性は最高ですね!
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遥来くん家の戀事変
三日 ミタ
#萩尾望都 #マージナル #80年代少女漫画 『男だけの地球の衰退と再生』を描いたSF長編ロマンの傑作です💙💙💙 当時、うぶな心をうちのめされた、ロマンと緊張感に溢れたストーリー。 今見ると、腐女子の心を鷲掴みにする要素がいっぱいでした。中東的な雰囲気や個性的な美形キャラ、美しい衣装も好きでたまらない。男しかいない世界で恋愛フラグが立つ。 地球で生きる人々の多様性、歪な文明社会に怖っ…てなりました。絵で表現されるメッセージは芸術的です。 前にもpostしましたが、物足りなかったので、以下は再び〜自己満足の世界〜です♫ 【あらすじ】 西暦2999年、地球はウイルスで汚染された不毛の地となり、唯一の女性は『マザ』ひとり。この世界は彼女の生んだ息子たちで形づくられていると信じられていた。だが、マザが暗殺されてしまう。 男だけのこの世界で、生命は再び育まれ、営みは続いていくのだろうかーー。 . . . 男しかいない地球が、別の世界のカンパニーによって管理された実験都市プログラムだっと知った衝撃。 そして救世主かと思われるキャラが現れては消えてゆく緊張感…。 登場人物の設定や性格がとても細かく作り込まれているのも面白い。 マザの暗殺者グリンジャと、疫病神と恐れられるアシジンが砂漠でキラと出会うことから物語は始まります。 第一巻の地平線が続く荒涼とした大地に暮らす描写など大好きです。 ここでは念者と色子という性の役割制度があってBL的でエモい。登場人物の中ではアシジンが独占欲が強くて感情が豊かで好きです💕 ゴー博士のような脇役的なキャラクターが重要になってきたり楽しい。 完璧に掌握していた地球の再生プロジェクトも人々の思惑が交錯し、揺るぎだす。 カンパニー側のメイヤードも、嫌な奴だと思っていたけれど、読み進めていくうちに、印象が変わっていきました。実は…そうなんだ。劣等感をもつ一番人間らしい人、地球を愛する人だったのかも。 主人公キラの稀な能力が未来をつなぐ…というラストも、とても救いがあって私は好きです。無限の可能性を秘めている。 しばらくは夢から覚めやらぬ私です。 #萩尾望都 #マージナル #80年代少女漫画 1985-1987年 #bl小説#bl漫画#腐女子#ポーの一族 #bl好き #book #本好き#読書好き #本屋好き#読書記録 #読書感想文

マージナル(1)
萩尾望都
#オメガ嫌いの英雄大公と離婚を目指す内職花嫁 #滝沢晴 #奈良千春 お初の滝沢先生の偽装結婚もの。 Ωのシリルの大真面目の言葉や行動が、相手に〈鳩が豆鉄砲を食ったような顔をさせる〉。なんとも健気で可愛くて強さを秘めた受けちゃんでした。 αのエセルレッドの何気ない日常の小さな変化と溺愛も微笑ましい。

オメガ嫌いの英雄大公と離婚を目指す内職花嫁
滝沢 晴/奈良千春
最近の新人さんは絵が上手ですね。 Ωによる出産代行が増えたという世界観。 学生パートと社会人パートの2部構成。突然の別れから両片思いのふたりの距離感が自然と縮まってゆくのは楽しかった。 ん~〜、でも思ったよりもタフな受けちゃんだったので、ツラミからの逆転幸福度は少なかった。 不憫受けが好きなんです!この司くん凄いタフだった。 だって、バースドナー(受精卵の移植手術による代理出産)をやる人です。世の中の役に立ちたい?凄いです。 本当はキスもセックスも怖いのに…なんでそこまで出来るんだろうって。 人の幸せを妬み苦しむ気持ちが合ったのか無かったのか、空白の10年間も知りたかったなぁ。 特級αは能ある鷹は爪を隠すタイプで、一途で良かった。
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特級αの愛したΩ
神波 アユミ
#熱砂と月のマジュヌーン #木原音瀬 2013年発行(2006年同人誌より) タイトルに飛びついて痛い目をみる🤣 地雷だらけの世界でした。悪徳と快楽のサーガ。輪姦はまだしも、やっぱり動物はダメ。怖いッ。よくこれだけの悪事を思いつくものだと、青色吐息。 性の玩具となる宴の連続で、頭が疲れ果ててしまいましたが、、主人公ファウジは、お馬鹿で可愛い。奇妙なアンバランスさが魅力ではありました。 ハッサンの存在感か増した3章でBLらしくなってきた印象です。やっぱりラブがないどんなプレイも色褪せて見える。 ファウジは偽りの愛の幻影をずっと信じ続けていたーー。これには涙がぶわぁ!! せめてもの救いは、ファウジが神秘的なほど身体が丈夫だったこと。部下のハッサンが本当に良い奴だったこと。 ひとくちにBLと言っても、様々ですね。悲恋物語はどこか懐かしく感じました。笠井あゆみ先生のイラストは素晴らしかったです。
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熱砂と月のマジュヌーン
木原音瀬
#檻の外 #箱の中 #木原音瀬 『なつやすみ』※ノベルス版収録 喜多川と堂野のその後の人生がやさしく綴られていて、泣けちゃった。 今更ですが、読みたくなかったような…でも読んで良かったようなヘンな気持ちです。 禍福は糾える縄の如し 幸福も不幸も、より合わせた1本の縄のように交互にくるもの。身に染みる… 愛によって人が変化していく様、成長する様が『なつやすみ』にしっかり受け継がれていました。木原先生凄いなぁ。 講談社文庫版になぜ『雨の日』『なつやすみ』は収録されなかったのでしょう。 文庫版三浦しをん先生の解説にもあったけれど、『なつやすみ』をもってこの物語は本当に完結すると思います。 @ みやさん貴重な本のレンタルありがとう😍

檻の外
木原音瀬