背中を預けるには 外伝 この恋の涯てには 2

背中を預けるには 外伝 この恋の涯てには 2

小綱 実波/一夜 人見
KADOKAWA (2025年9月1日発売)
ISBN:9784048116190
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作品紹介・あらすじ

王族の専任護衛役ヨセフは、暫定統治団の副長官という大役を終えて帰還した元将軍副官ディルクとようやく再会を果たした。しかし過酷な任務によって、かつての剽軽さは鳴りを潜め、ディルクは刃のような硬質さを持つ成熟した男になっていた。一方、田舎者丸出しだったヨセフは王都の水に磨かれ、洗練された青年へと成長していた。互いの知らない二年の月日を超えて、再びヨセフとディルクの恋が動き出すがーー!?

感想・レビュー (1件)

#この恋の涯てには 2 #小綱実波 2025年9月発行 背中を預けるには外伝、最高でした! 愛を届ける姿が、こんなに健気で面白いなんて!愛はマスト♥️♥️♥️ 田舎者丸出しだった専任護衛役ヨセフが、天を仰ぎ見て想った日々…2年間で美しく成長した姿が眩い。ひたむきで純粋な所がそのままなのが可愛いすぎる。 (牝馬アマンセラとヨセフの写真があったら欲しい) そして過酷な任務を得て、ディルクという男の本質が出てきて、ひゃ〜ひゃ〜悶えました。ヨセフに迫る惑乱した姿は危険で意地悪で、今までのディルクより断然面白かった。 平等な社会を作るという目標ために、才能のある若者ディルクの出現と、育てたいと思う王侯貴族たちの人間模様が丁寧に描かれていて、大河ファンタジーとしてとても面白かった。 義父ルーカス、マルシェル、テオドール、ブルングウルト辺境伯みんな大好き! さらなるプロジェクトへ、ますます緊張感が高まるけど、希望をもたらすと信じています。 追伸、恋文なんども読み返したわ~🤭