
レビュー (11件)
遺体で発見された善良な弁護士。 一人の男が殺害を自供し事件は解決のはずだった。 「すべて、私がやりました。すべての事件の犯人は私です」 2017年東京、1984年愛知を繋ぐ、ある男の""告白""、その絶望――そして希望。 「罪と罰の問題はとても難しくて、簡単に答えを出せるものじゃない」 私たちは未知なる迷宮に引き込まれる― 東野圭吾版『罪と罰』 ————————-あらすじより やはり東野圭吾作品 面白くて 引き込まれてしまいました 展開が気になって かなり分厚い本でしたが 2日で読み切りました きっとこれも映画かドラマになるのではと 東野さんの作品は ミステリーながら 根底に大きく広がる 人間模様が魅力ですよね 今回も加害者、被害者、刑事 色んな人の立場に感情移入しながら 飽きさせる事なく読ませてくれました
6/2読み終わり。 完璧。かなり面白かった。真実を追及した結果、被害者の遺族と加害者の家族が完全に入れ替わって、気持ちの描写とか情景とかほんとに好きな本だった。もっと東野圭吾さんの本を読みたい!
被害者と加害者が逆転していくような物語だなぁ…と思いました。 さすが、東野圭吾さんだけあってとても読みやすかったのですが、個人的に他の作品に比べると物足りない部分がありました。 被害者の加害者と思われていた息子と娘があんな親密になるとは思えなくて…。
分厚い本なのに、序盤であっさり犯人が分かり、いやいや東野さんの本がこんなことはないだろうって思ったら、さすがでした! 罪から逃れることは最善の策ではないことを思い知った。
"罪と罰"を深く考えさせられた。 何が罪で何が罰なのか… 世の中には白と黒とはっきりとは 分けられないグレーな出来事で溢れている。 カバーもグレーで作品を上手く現しているなと感じたし題名でもある"白鳥とコウモリ"の意味がわかった時、深いものを感じた。 読み応えもあるのにページをめくる手が止められず気付いたら夜になっていた。あー面白かった。