ysk

23件のレビュー

レビュー

面白い設定だなと思い手に取った一冊。 結局、山田はスピ山ではなく教山になってしまっていたという。死にたくても死に切れない山田。そして憑依してから次々に明かされる山田の本当の姿。皆んなもそれぞれの人生があるわけで、ずっと教室に居続ける山田がどんどん忘れられていってしまう残酷さを突きつけられたと同時に誰かの心には残り続けるんだなともと思った。

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死んだ山田と教室

死んだ山田と教室

金子 玲介

圧巻の最終章。そうきたか…

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鹿の王 4

鹿の王 4

上橋 菜穂子

タケトリノオキナの配信を聴く者たちで繋がっている物語。"かぐや姫は元気かな"最後はうるっときた。

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月の立つ林で

月の立つ林で

青山 美智子

人体の構造や抗生剤ができるきっかけなど医療について詳しく書かれててとても読みやすかった。自分の身体を労わりたいと思えた。

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すばらしい人体

すばらしい人体

山本 健人

松本人志はやっぱり面白い

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遺書

遺書

松本人志

一文字もクイズが読まれる前からボタンを押し正解してしまう対戦相手。彼は何故正解できたのか…。天才なのか?それともヤラセか?クイズのミステリーに引き込まれて行く。これを読んでからちょっと悩む時に"問題!"って頭の中でやってしまう。小説最後の"クイズとは人生である"って考え方すごく共感できたし面白かったな。クイズ番組の裏側を垣間見ることができる一冊。

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君のクイズ

君のクイズ

小川哲

さくらももこさんのかわいい絵日記癒されたぁー! 息子さんの成長をひしひしと感じるし安定のさくら家のお話好きだなぁ

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のほほん絵日記

のほほん絵日記

さくら ももこ

この表紙は何度も何度も本屋さんで見かけていて 何度も何度も手に取るけれど何度も何度も先送りにしてしまった一冊。やっと読了。 私も変化を楽しむ人間にならないと。 すぐ次の行動に移せる人間に。

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チーズはどこへ消えた?

チーズはどこへ消えた?

スペンサー・ジョンソン/門田美鈴

いやー刺さる部分多すぎ小説。自分が丁度マッチする年齢だから余計に刺さってしまった。 架が"傲慢"で真実が"善良"って意味かと思ったけれど全然違くて、善良だと思っていた人の中にも傲慢さが潜んでいるって分かった時、結婚にしても恋愛するにしても自分の中にも傲慢さは確かに存在するなって気付かされてハッとしてしまった。そしてそれは相手にも同じく言える事なんだって。現代の婚活事情って感じでやっぱり心理描写うますぎっ。さすが辻村さんで締めくくります。

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傲慢と善良

傲慢と善良

辻村深月

いやー!ハマった!ファンタジーでありながらあたかも実在する世界であるかの様な描写。飛鹿の出産場面や森での自然の描写など、その場面に自分もいて体験しているかの様な感動をおぼえる。秋になると自然描写に特化した小説を読みたくなるのは私だけだろうか…。例えそれがファンタジーであったとしても。ヴァンとホッサルという2人の主人公の目線で物語が進んでいき、2人がどこで交わるのか気になり引き込まれるトリックになっている。2巻が気になる!!

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鹿の王 1

鹿の王 1

上橋 菜穂子

"天才"と呼ばれた女性たちの日常の話。 必ずしも特別ではなくてどこか変わっているなと感じたり凄いなと思ったり…でも日常を生きている天才と言われることはない人たちともさほど大きな差は感じなくて、女性ならではの育児や家事をこなしながなら仕事をする様や悩みは天才でもそうでなかったとしてもみんな同じだと感じた。

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天才たちの日課 女性編

天才たちの日課 女性編

メイソン・カリー/金原瑞人

一枚の絵を通して一つの物語が完成する。 とてもロマンチックで終始うるうるしながら読んでました。絵は例え、描き手とモデルがいなくなってしまったとしても人々に愛されてる限り永遠と生き続ける。そして観る人にそっと語りかけてくる。やっぱり絵っていいなと思った。

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赤と青とエスキース

赤と青とエスキース

青山 美智子

"罪と罰"を深く考えさせられた。 何が罪で何が罰なのか… 世の中には白と黒とはっきりとは 分けられないグレーな出来事で溢れている。 カバーもグレーで作品を上手く現しているなと感じたし題名でもある"白鳥とコウモリ"の意味がわかった時、深いものを感じた。 読み応えもあるのにページをめくる手が止められず気付いたら夜になっていた。あー面白かった。

1
白鳥とコウモリ

白鳥とコウモリ

東野 圭吾

蜜蜂と遠雷のスピンオフ。 またみんなに会えてとても満足でした。

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祝祭と予感

祝祭と予感

恩田陸