山ちゃん
レビュー
なかなか素晴らしい作品。非常に読み易いし、いろんなことを考えさせられる。人と人の繋がり、こういう関係もあるんだ。今まで読んだことのないような爽やかな感じにさせられる。春彦の死によって、野宮薫子と小野寺せつなの二人が徐々に寄り添って行くストーリー、心情が良く描かれている。題名がまたいい。
カフネ
阿部暁子
本棚登録:445人
人生について考えさせられる作品。独特の世界観で書かれているので面白い。「人は大河の一滴」、こういう風に人の一生を幅広い意味で考えれば、おおらかな気持ちになれる。
大河の一滴
五木寛之
本棚登録:0人
なかなか面白い作品。さすが東野圭吾。ラストで題名「秘密」の意味がわかる。スキーバス事故の被害者、加害者の関係も上手く描いている。夫「平介」と妻「直子」、娘「藻奈美」の家族関係が素晴らしい。妻と娘が入れ替わる設定が面白いし、入れ替わるごとの夫とのそれぞれの心情、思いやり、愛情が良くわかり感動する。
秘密
東野圭吾
本棚登録:470人
高齢者の運転免許証返納をテーマにして、高齢者事故を引き起こした父親とその息子、その家族の苦悩を描いた作品。父親武とその息子敏明の関係、敏明と妻香苗、その一人息子幹人の関係が描かれているが、最後は全員が不幸になる悲しく、考えさせられる。
翳りゆく午後
伊岡瞬
本棚登録:37人
地方紙の話。地元に戻った主人公が編集長として、取材を続けていく。最後は、以外な展開となり廃刊に追い込まれる。これからの新聞報道について考えさせられる作品。
ニュースが消える日
堂場瞬一
本棚登録:10人
一つの事件から、いろんな事件が関係して一挙に解決していく。読んでいる時は、それぞれの事件を理解するのが大変だが、徐々に繋がっていく。岩倉刑事の洞察力、執念が事件解明に繋がる。それをサポートする彩香刑事との連携が素晴らしい。ベテラン岩倉刑事の捜査、事件解明に向けた推理が素晴らしい。堂場瞬一さんの作品は面白い。
英雄の悲鳴 ラストライン7
堂場瞬一
本棚登録:0人
確かに大人の恋愛小説。余りにも虚しく悲しい。もう少し違った生き方があったのではないか。せっかく一緒になった青砥と須藤の関係がもどかしい。もう少しお互いに本音を言って、話し合いを重ね一緒に生きて欲しかった。余りにも頑なな須藤の生き方に、なんとかならないのかと思う。生い立ち、ずっと生きて来た人生、それに病気が原因なのかと思う。
平場の月
朝倉かすみ
本棚登録:126人
虚しい結末。余りにも悲しい犯人の人生。一気に読んでしまうストーリー。震災の中で犯人「真柴亮」と刑事「陣内康介」の二人の人生、感情が鋭く描かれている。陣内の真柴に対する思いに感動。事件解決に向けた陣内の迫力が素晴らしい。真柴と幼い直人の心の触れ合いが救いになる。柚月裕子の最高の傑作。
逃亡者は北へ向かう
柚月裕子
本棚登録:96人
素晴らしい。映画も凄かったが、小説は映画とは違った点で、更に素晴らしい。ストーリーも映画とは違ったストーリーで楽しめる。歌舞伎の演目も詳しく書かれていて、知識が深まる。特にラストは意外な展開で、人物や踊りの描写、小説の文章からイメージする映像に感動する。
国宝 下 花道篇
吉田修一
本棚登録:185人
映画を観て、本を読んだ。映画とは別で、ストーリーがこと細かく描かれている。映画とは違った感動がある。喜久雄と俊介のそれぞれの生い立ち、生き様が面白い。
国宝 上 青春篇
吉田修一
本棚登録:220人
読んだ後、爽やかになる作品。凪良ゆうさんの愛情溢れる文章が素晴らしい。マンションの屋上にある庭園。登場人物の統理、百音、路有の3人の関係、桃子さん、亡くなった彼氏の弟基くん、それぞれが事情があり悩みを抱え助け合いながら生きている。全編に渡って思いやりの心が溢れて、心優しく気持ちが温まる。
わたしの美しい庭
凪良ゆう
本棚登録:137人
確かに今までにないホラー的な怪奇物語。異様な世界観が蔓延している。過去の大伯父の戦時中の日記が見つかったことから異常な怪奇現象が起きる。現実か霊界の世界か分かりにくいし、何が本当か良くわからない。最後は怒涛の展開になるが、結末も良くわからないで終了。不思議。
火喰鳥を、喰う(1)
原浩
本棚登録:26人
なかなか面白かった。かなり登場人物が入り組んでいて分かりにくい。読み進める内に徐々に全貌が見えて来る。闇の組織「I」と組合の関係がちょっと意味不明。因幡と新発田の政界の因縁の関係、敷島刑事、津田刑事と樋口の駆け引き、アオイの裏切り、協力関係も面白い。
追跡
伊岡瞬
本棚登録:19人
天久翼の神酒クリニックのメンバー達と事件を解決していく物語。警察に頼らず自分達で事件を解決していく、その事件が連続ビル爆破事件。現実的に普通にありえない。記憶喪失になった美鈴さんが、最後までキーパーソンだった。最後は以外な事実が発覚。なかなか面白かった。
天久翼の読心カルテ2 淡雪の記憶(仮)
知念実希人
本棚登録:12人
刑事達にコーチとして指導する先輩向井刑事とその指導を受けた三人の刑事達の物語。三人の刑事が指導を受けて成長し、最後は向井刑事に恩返しをする素晴らしいストーリー。向井刑事の過去に受けた忘れられない事件も浮き彫りになる。テレビドラマの唐沢寿明のイメージピッタリ。
コーチ
堂場瞬一
本棚登録:16人
全く面白くない。何処がいいのか良くわからなかった。全く空想の世界でついて行けなかった。二つの物語が最後繋がるが、感動がない。他の世界に行ける扉もドラえもんのパクリみたいだ。ストーリーも、登場人物の世界も良くわからない。
マイクロスパイ・アンサンブル
伊坂幸太郎
本棚登録:156人
70代の後期高齢者の終活について書かれた作品。 終活の大切さ、エンディングノートなどがマスコミなどで書かれている。しかし、終活とは、人生でやり残したことをやること、最後の終末に思い残すことなく活動すること。なるほどいい提案だと思う。悔いのない人生を送りたい。
迷惑な終活
内館牧子
本棚登録:55人
素晴らしい愛情物語。しかし、普通の愛情溢れた物語ではなく、もっと深い、互いの人生をかけた壮大な物語。人生とは何か、どう生きていくのか、他人に振り回されることなく、信じる道を強く逞しく生きていく力強さを感じる。物悲しく泣ける恋愛ドラマ。北原先生も素晴らしい。
汝、星のごとく
凪良ゆう
本棚登録:768人
面白かった。さすが東野圭吾。殺人犯が最初警察官だったのはビックリしたが、新たに真犯人が判明。五代刑事の執念の捜査には驚くし、このストーリーを考えた東野圭吾は素晴らしい。なかなかここまで事細かく考えられない。
架空犯
東野圭吾
本棚登録:230人
警視庁の刑事が、大学時代の友人の転職に伴う海上風力発電の情報流出事件について捜査していく。題材としては、非常に珍しく面白い。友人に恋人がいることが判り、恋人が自殺に追い込まれ、次々といろいろな事実が判明する。最後の友人との行き詰まる取調べが素晴らしい。
風の値段
堂場瞬一
本棚登録:24人