俺たちの箱根駅伝 下

俺たちの箱根駅伝 下

池井戸潤
文藝春秋 (2024年4月24日発売)
ISBN:9784163917733
本棚登録:182

作品紹介・あらすじ

2026年、ドラマ化決定! 池井戸潤の最新長編の舞台は、 「東京箱根間往復大学駅伝競走」--通称・箱根駅伝。 青春をかけた挑戦、意地と意地のぶつかり合いが始まる。 ついに迎えた1月2日、箱根駅伝本選。 中継を担う大日テレビのスタッフは総勢千人。 東京〜箱根間217.1kmを伝えるべく奔走する彼らの中枢にあって、 プロデューサー・徳重はいままさに、選択を迫られていたーー。 テレビマンの矜持(きょ...

感想・レビュー (11件)

今回、楽しみにしていた 下 を借りて、なかなかエンジンがかからなかったが、今日、一気に読み終えた。やはり、いろいろな場面の人間模様に、涙がでた。池井戸潤さんは、すばらしい作家と思った。

上巻に続いて下巻も引き込まれて読んだ。 下巻は全編 箱根駅伝の本戦を追ってストーリーは展開される。臨場感たっぷりで引き込まれた。 敗者の寄せ集めでにわかに結成された学生連合チーム。オプショナル参加で順位にも記録にも残らない闘いに全身全霊を込めて走る選手たちと、それを支える監督やスタッフたちの熱意が余すところなく描かれていて、胸が熱くなる。 箱根駅伝の歴史にも残らない歴史を生む感動の物語だ。この闘いで手にした宝は、選手ばかりでなく、かかわったすべての人のこれからの人生を支え続ける力となるだろう。

感動作品。さすが池井戸潤さん。毎年恒例の箱根駅伝をここまでリアルに描き上げ、感動させるのは凄い。各大学の寄せ集めの関東学生連合チームの各選手の個性を上手く並べて、大学名も実在の大学と架空の大学を上手く入れ込んでいるところは、素晴らしい。

テレビ局の話は、端折り過ぎかも? あっという間に終わりました。 実況中継だけの、箱根駅伝に後編はなっていたかも、残念みたいな

素晴らしい。

一気に読んた。(上)巻とは違い。箱根駅伝の往路と復路を順序だててストーリー日していて、駅伝の実況中継から目が離せないように、一気に読み進めてしまった。面白いの一言だ〜

とにかく面白かった。箱根駅伝前に読めてよかった。

早く先を読みたい。でも読み終わるのが、勿体ない、久々に 永久保存版に出会いました。

本当の箱根駅伝の連合チームへの関心が強まった

最高に面白かった