人魚が逃げた

人魚が逃げた

青山 美智子
読者数: 184
発売日: 2024/11/13
出版社: PHP研究所
ISBN: 9784569857947

レビュー (13件)

面白かった。 最初はグダると思っていたのだが後半追い上げた。 最後の女の子の花冠エピソードも良かった。

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最高に読後感が良い。すべてのエピソードにおいて、それぞれ共感できる人間の弱みや卑屈感が描かれており、けれどその負の一面を作り出しているのは自自身かもしれないということに気付かされる。登場人物が皆前を向いていく姿に心が動かされた。 そして各エピソードの登場人物が繋がり、同じ出来事がそれぞれの立場から違う見方をしている描写が面白いのだ。 また、最後のエピソードでは「王子」すら登場人物の一人として落ち着くかと見せかけて、ファンタジーの要素を残して終わるのが美しかった。

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1つのお話しの中ですれ違った登場人物が次のお話しの主人公に、そしてまた次のお話しに、青山美智子さんの小説の素敵なお約束

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あんまり自分にはヒットしなかったかなと思いながら最後まで読み進めていったら、なんと最後のエピソードと最初の話が繋がって一気に読んでしまった!

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現実に紛れ込んだファンタジー

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大人に見える人、落ち着いて見える人、幸せそうに見える人、外側からは分からない不満や気持ち。いろんな人たちの視点からはじまるお話。そんなことより最初の青年の話がイライラする

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ファンタジックなミステリー

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それぞれの物語が心暖まる。

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本屋大賞を狙った本? 王子は? アンデルセンの人魚は?

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現代の東京銀座を舞台に、『王子』と関わった人々の気づきと新たなスタートの物語。おとぎ話のチカラを感じる優しい気持ちになれる作品。

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なんとなんと 今のような昔のような 面白い世界でした。 最後の最後を教えてもらえないのがもどかしいな!

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とても温かい気持ちになれる青山ワールド全開の作品😊朝読書とかヒマな時間に読むとほっこりすること間違いない😆

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ハートフルな連作短編集。キラキラの青山ワールドで今回も胸が満たされ放心状態。(笑) 当初朝読書を習慣づけたのは認知症予防や語彙力低下を防ぐ為だが、著者の小説のような極上の虚構の世界に心を委ねる心地よさを日々味わいたいからでもある。まさに珠玉の虚構。

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