11文字の殺人

11文字の殺人

東野圭吾
光文社 (1990年12月1日発売)
ISBN:9784334712549
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作品紹介・あらすじ

「気が小さいのさ」あたしが覚えている彼の最後の言葉だ。あたしの恋人が殺された。彼は最近「狙われている」と怯えていた。そして、彼の遺品の中から、大切な資料が盗まれた。女流推理作家のあたしは、編集者の冬子とともに真相を追う。しかし彼を接点に、次々と人が殺されて…。サスペンス溢れる本格推理力作。

感想・レビュー (1件)

・あたし  →推理作家  ・川津雅之 →あたしの恋人 フリーライター ・萩尾冬子 →あたしの友人 編集者 ・新里美由紀→カメラマン    恋人の川津が殺される    次に川津の仕事仲間 美由紀が殺される    一年前にこの二人が乗っていた    クルーザー転覆の事故を調べる ( 一人亡くなっている  ・竹本幸裕  ) その後クルーザーに乗っていた ・坂上豊 が殺される ・春村志津子 ・金井三郎 も クルーザーに乗っていた    この事故を調べるあたしと冬子    (かなり強引に)    クルーザー客に話を聞く ・山森社長→スポーツジム社長 や ・山森由美→山森社長の目の見えない娘 などに ・竹本 と ・古沢靖子 が恋人だったのか?    山森社長が同じルートで    クルーザーを出す    それに誘われて乗り込む    古沢靖子が 実は ・春村志津子で    志津子の恋人が ・金井三郎 ...犯人は 冬子とクルーザーに乗っていた全員 解説が 宮部みゆき        →ミステリの仕掛けに凝る        という面が強く前に出ている作品.. 二重底の真相が待ち受けている作品..        ..の好例 ...まさに懲りに凝っていた            

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