
レビュー (8件)
面白い設定だなと思い手に取った一冊。 結局、山田はスピ山ではなく教山になってしまっていたという。死にたくても死に切れない山田。そして憑依してから次々に明かされる山田の本当の姿。皆んなもそれぞれの人生があるわけで、ずっと教室に居続ける山田がどんどん忘れられていってしまう残酷さを突きつけられたと同時に誰かの心には残り続けるんだなともと思った。
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苦味のきいた青春小説。 そこまで悲壮感はないものの、最後の方は読んでいて辛かった。 高校卒業からの10年って、驚くほど環境が変わるんだよな。だから仕方がないのだけれど。 和久津くんがいて良かった。
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2025年本屋大賞ノミネート作 山田という高校2年生の男子生徒が交通事故で死んだ。 人気者の山田が亡くなり、悲しい空気が漂うで2年E組だったのだが・・・! 男子校ってこんな感じなのかなぁ?笑 私が想像していた結末では・・・(・o・)!? 他のノミネート作も読みたいなぁ。。。
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インパクトのあるタイトルと表紙が目について手に取りました。 男子校のノリでの軽快な掛け合いの明るさと、死とは何かを考えされる深さが混在する一冊です。 どの世代が読んでも、色々な捉え方が出来るため、2025年の本屋大賞にノミネートされたのが分かる一冊です!
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