作品紹介・あらすじ
【本屋大賞2025ノミネート!】
青春と教室に囚われ続けている身に、なんて突き刺さる一冊。傑作です。--辻村深月
自分はなぜ生きているのか、自分はなぜ死なないのか、逡巡の中にいるすべての人へ。私がずっとデビューを待ち望んでいた新人の、ユーモアと青臭さと残酷さと優しさが詰め込まれた快作です。--金原ひとみ
【第65回メフィスト賞】
【本の雑誌が選ぶ2024年度上半期ベスト10第1位】
【第11...
感想・レビュー (8件)
2025年本屋大賞ノミネート作 山田という高校2年生の男子生徒が交通事故で死んだ。 人気者の山田が亡くなり、悲しい空気が漂うで2年E組だったのだが・・・! 男子校ってこんな感じなのかなぁ?笑 私が想像していた結末では・・・(・o・)!? 他のノミネート作も読みたいなぁ。。。
インパクトのあるタイトルと表紙が目について手に取りました。 男子校のノリでの軽快な掛け合いの明るさと、死とは何かを考えされる深さが混在する一冊です。 どの世代が読んでも、色々な捉え方が出来るため、2025年の本屋大賞にノミネートされたのが分かる一冊です!
山田は死んでいるのに悲愴感がない。山田とクラスメイトが明るく楽しい、誕生日を祝う所は大笑いしてしまった!男子校もいいね〜
面白い設定だなと思い手に取った一冊。 結局、山田はスピ山ではなく教山になってしまっていたという。死にたくても死に切れない山田。そして憑依してから次々に明かされる山田の本当の姿。皆んなもそれぞれの人生があるわけで、ずっと教室に居続ける山田がどんどん忘れられていってしまう残酷さを突きつけられたと同時に誰かの心には残り続けるんだなともと思った。
ラスト以外は面白かった
苦味のきいた青春小説。 そこまで悲壮感はないものの、最後の方は読んでいて辛かった。 高校卒業からの10年って、驚くほど環境が変わるんだよな。だから仕方がないのだけれど。 和久津くんがいて良かった。
ザクッと読了。 結局山田はどうなるん?
結局自殺した山田へ罰を受けた感じ


