サスケ

10件のレビュー

レビュー

面白かったが、夏を抜くほどではない。

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プリズンホテル(3(冬))

プリズンホテル(3(冬))

浅田次郎

奇蹟の船はたったひとりで闘い誇り高く死んだ。 われわれが平和と繁栄のうちに葬り去ったもの。弥勒丸は日本人の良心そのものだった。老人は50年余の沈黙を破り、悲劇の真相を語り始めた。 極限の愛と死を描く巨編、感動の結末へ! 面白かった。 ただロマンスはいらない。つまらない恋愛ネタは飛ばして読んだ。 あと最期の締めの章はつまらなかった。 もっといい締め方をして欲しかった。

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シェエラザード(下)

シェエラザード(下)

浅田 次郎

内容(「MARC」データベースより) 昭和20年、豪華客船弥勒丸は嵐の台湾海峡に沈んだ。2300人の命と金塊を積んだまま。総統の密使は喪われた恋人たちに引き揚げを迫るが…。人間の誇りと勇気を問う。 面白かった 浅田次郎の小説、固め読みしよう

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シェエラザード(上)

シェエラザード(上)

浅田 次郎

面白かった。 Nのためにからミステリー要素を排除して、恋愛に特化させたような。 所々いまいち納得できない箇所はあった。 別れを伝えてから、相手のメールに一切返事をせず、何年も過ぎても実は好きとか。 それを考慮しても面白い。2度読みしたい。

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汝、星のごとく

汝、星のごとく

凪良 ゆう

2020年、中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。 コロナ禍に閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。 M-1に挑戦したかと思えば、自身の髪で長期実験に取り組み、市民憲章は暗記して全うする。 今日も全力で我が道を突き進む成瀬あかりから、きっと誰もが目を離せない。 2023年、最注目の新人が贈る傑作青春小説! 面白かった 全然違う青春時代なのに、妙にデジャブする懐かしさがある。 あの頃勉強してればな ~という思いが込み上げる。高校までって女と付き合わない方が絶対に楽しい‼️

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成瀬は天下を取りにいく

成瀬は天下を取りにいく

宮島 未奈

2024年本屋大賞ノミネート 平成3年に発生した誘拐事件から30年。 当時警察担当だった新聞記者の門田は、旧知の刑事の死をきっかけに被害男児の「今」を知る。 異様な展開を辿った事件の真実を求め再取材を重ねた結果、ある写実画家の存在が浮かび上がる――。 面白かった。 水車小屋のネネと立て続けに面白い本を読んだ。 久しぶりに涙が出た。 文庫で出たら買ってもう一度読み直す。

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存在のすべてを

存在のすべてを

塩田武士

2024年「本屋大賞」第2位!    ●第59回「谷崎潤一郎賞」受賞!  ●「第4回 みんなのつぶやき文学賞」国内編 第1位!  ●「本の雑誌」が選ぶ2023年上半期ベスト 第1位!  ●「キノベス!2024」第3位!   ―――――――――――――――  “誰かに親切にしなきゃ、人生は長く退屈なものですよ”   18歳と8歳の姉妹がたどり着いた町で出会った、しゃべる鳥〈ネネ〉  ネネに見守られ、変転してゆくいくつもの人生――  助け合い支え合う人々の40年を描く長編小説  毎日新聞夕刊で話題となった連載小説、待望の書籍化! 面白かった。 感動した。 ひとつの土地で生きていくのも悪くないと思った。 文庫で出たら買いたいと思う。

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水車小屋のネネ

水車小屋のネネ

津村 記久子

内容紹介 『日本史のツボ』(文春新書)、『ヤバイ日本史』などで知られる人気歴史学者が、専門である鎌倉時代を舞台に、満を持して取り組んだ意欲作です。本郷さんは鎌倉時代の基本史料『現代語訳 吾妻鏡』の編者の一人でもあります。 誰もが日本史上の重要トピックとして覚えた経験はあるが、敗れた後鳥羽上皇が隠岐島に島流しにされたこと、北条政子の演説で鎌倉武士がひとつにまとまったことくらいで、実はよく知られていない「承久の乱」。 そもそも後鳥羽上皇はなぜ幕府に戦いを挑んだのか? 「錦の御旗」を敵に回して勝利したリーダー、北条義時はどんな人物だったのか? それを理解するには、後鳥羽上皇が歴代天皇のなかでも指折りの文武に長けたカリスマだったこと、そして頼朝以降の鎌倉幕府で繰り広げられた、血で血を洗う「仁義なき政争」を知る必要がある、と本郷さんは説きます。 さらにこの戦いは、朝廷と幕府の関係を決定的に変えました。以後、明治維新までのおよそ六百五十年間、武士が日本の政治を動かす時代となったのです。まさに承久の乱の起きた一二二一年こそ日本史の大きなターニングポイントといえます。 日本史ブームの中、第一人者による決定版の登場です。 主な内容 ・鎌倉幕府の正体は「頼朝とその仲間たち」 ・まったく異質だった武士の殺生観 ・上皇の絶大な経済力 ・北条氏よりも優遇された比企氏、平賀氏 ・なぜ源氏将軍は三代で絶えたのか? ・血で血を洗う闘争に勝ち残った北条義時 ・武士の切り崩しに成功した後鳥羽上皇 ・実朝暗殺の“仕掛け人”は? ・戦いの本質は「在地領主vs.朝廷支配」だった 久しぶりの歴史物 面白かった。 再読したい

1
承久の乱 日本史のターニングポイント

承久の乱 日本史のターニングポイント

本郷 和人

面白かった。 ドラマも面白い。 最後は小説よりもドラマの方が良い。 電車に飛び込む必要は無い。 その点はNHKのドラマの方が良かった。 ドラマの出来は最高!

2
盤上の向日葵

盤上の向日葵

柚月裕子