
レビュー (15件)
以前 毎日新聞に連載されていた心あたたまる名作。 人の優しさが人を導き育て、受け取った優しさがまた次の世代に引き継がれていく思いやりの連鎖の物語。 その場面場面に寄り添い、絶妙なお喋りを発揮するヨウムのネネの存在が魅力的。 人の善意が素直に信じられる。
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自分が元から持っているものは たぶん何もなくて、そうやって出会った人が分けてくれた いい部分で 自分はたぶん生きてる。 だから誰かの役に立ちたい。 そのことは自分に道みたいなものを示してくれたし、幸せなことだと思います。 研司くんの言葉がこの時の流れのがある本の言いたかった事なんだな。 ネネかわいい。 でも本当に言葉つづりの読みにくい本だった。
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ネネは、ヨウムという鳥。水車小屋でそば粉をひくのに関わる仕事をしている。母が婚約者に肩入れをして子どもを顧みなくなったから、独立をする姉妹がそこの蕎麦屋に就職する。長い年月をたんたんと描く。
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2024年「本屋大賞」第2位! ●第59回「谷崎潤一郎賞」受賞! ●「第4回 みんなのつぶやき文学賞」国内編 第1位! ●「本の雑誌」が選ぶ2023年上半期ベスト 第1位! ●「キノベス!2024」第3位! ――――――――――――――― “誰かに親切にしなきゃ、人生は長く退屈なものですよ” 18歳と8歳の姉妹がたどり着いた町で出会った、しゃべる鳥〈ネネ〉 ネネに見守られ、変転してゆくいくつもの人生―― 助け合い支え合う人々の40年を描く長編小説 毎日新聞夕刊で話題となった連載小説、待望の書籍化! 面白かった。 感動した。 ひとつの土地で生きていくのも悪くないと思った。 文庫で出たら買いたいと思う。
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