レビュー (10件)
ノイズを許容できる余裕がある生き方 全身を求めるのではなく半身で生きる仕事することを求める社会をつくる 仕事は楽しいが、全身全霊を込めて仕事することを美化しな 自分の人生というものを余裕を持って考えられる心の状態を保てる生き方 働きながら本が読める社会
政治の時代から経済の時代へ。 経済はは神の見えざる手で動くので、その波に乗ろうとする。そのため、啓発本は脳内革命以降、行動を示してくれるようになった。大正時代から啓発本は存在したが、それは歴史を知り知識を深めることを奨励するものだった。 経済の時代からはノイズ例えば 小説などは読まれなくなる。 こじまりのように、自分の家を 聖域にして、外部のことはノイズ としてシャットダウンする。
職場でも昔より効率的になってるはずなのに仕事量が減らないという矛盾が垣間見える時がある。 現代は法律や制度が整備され、戦前に比べて労働環境は改善されているはずなのに、文化的趣味を享受する時間が取れない、という嘆きは寧ろ強まっているように感じる。 なぜそのようなことが起こっているのかを労働と読書の歴史を紐解いてくれる。
タイトルに興味があったので購入しました☆彡 本書は、まえがき、序章、第1〜9章、最終章、あとがきがで構成されていて、日本の近代以降(明治時代〜)の労働史と読書史をもとに、労働と読書の関係性を紐解いていきます。 現代に近付いていくにつれ、共感できるところがちらほらありました! あとがきが好きです(*´∇`)ノ #『花束みたいな恋をした』
読書はノイズ込みの知で、情報はノイズ抜きの知であるという筆者の主張はなるほど腹に落ちた。 現代はまさに情報社会であり、あらゆるモノにノイズを排除しようという意識が働いているのでは?働くことが美徳とされていた時代はとうの昔に過ぎたはずだったがそんなものは幻想だったのだろう。 全身ではなく半身で生きたいと自分も思う。
