
もこっと
レビュー
70、80まで生きると思い込んでいるけどそうじゃない。短いかもしれない。そうなると思うことを言うべきだし、やれることをやっておくべき。踏み出すことに恐れている。だけどそれは向こうの世界に行った自分が後悔するよね。なんかとてもいい本、この著者の小説に出会えたきっかけになったきえさんに感謝。このきえさんも私がここに来る前に出会ってきた人なのか。こんなに不満を抱いている家族さえも私は約束してこの世界にやってきたのだ。人生は長いようで短い。自分を楽しもう。私は自分を楽しむ。そう約束してここに来ている。

ライフトラベラー 人生の旅人 (喜多川 泰シリーズ)
喜多川 泰
よく聞く話。そうしたほうがいいと思うけど、何したらいいかわからない。自分探し自分のことをわかっていないことに焦りを感じる。みんなわかってるの?遅れをとってる気がする。みんな自分のことをほんとよくわかってるもん。やったところで自分に自信のない私のこと、劣っている私のこと、おばさんのことを評価してくれるところなんてないと思った。つながりを広げる、スキルを習得、持っていないし苦手とする資産が今後必要となると私みたいな人は変化の時代に合わせていけないよと言われているようだ。

まんがでわかる LIFE SHIFT(ライフ・シフト)
リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット
ネガティブだけれども若林さんとはとても思慮深い、思考の海が深すぎて私は何て浅はかなんだとおもった。これまでの考えてきた濃度が違いすぎた。文章、言葉の使い方が頭の良い人だなと感じた。読書最強。内ではなく外に出なきゃ、自意識過剰が邪魔をする。外に出ることでわかるし、より理解できるのだろう。自分のクセに抗うのだ。ドラマや書籍、ラジオから春日さんのイメージが少し変わった。トーク面白くないし、体芸が多いな、だけど自分が面白くないことを自覚しているから見てられる、ワッキーは苦手だった。どちらかといえばマイナスイメージよりの可も不可もないの春日さんだったけど、自己受容できていて目の前にあるものを大切にできるし、楽しむことができる大人でなんて素敵な方なのと思うようになった。

完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込
若林 正恭
成功者や自己啓発系、ビジネスの本は何か押しつけてくるようで不快だった。自己成長のために読まなければならないと思っていたから読んでいるけど。わかっちゃいるけどできないんだよ、もう遅いんだよ、若い頃にダラダラ過ごしてきたことを責められ、人生丸ごと否定されているかのようにさえ思う。もう手遅れだと。そういう人たちにどうして不快感を抱くのか。この本を読んで気づいた。彼ら彼女達は野心が強いのだ。そして自分のやり方を押しつけてくる、もしくはよかれと思って披露してくる姿勢が上から目線のように見えてしまうのだ。なるほど。相手の悪口を言っているのではない。私がそういう思考の持ち主であると自覚できたということ。そして彼ら彼女達は自身の商品を売るために宣伝しているのである、のぶちんが言うように。ロザン菅さんが言うように、それはその人のたった一部を切り取った物語でしかないということ、事実ではない。菅さんの名言が心に響く。こう捉えると振り回されず読みやすくなった。

野心のすすめ
林 真理子
ラジオ番組や何気ない日常の会話が誰かの日常になったりする。こんな人生でいいのか不安になるけれどそれでもいい。それを聴くことで尊い時間に気づくことができたり、誰かの話を聴くことでつらいのは自分だけじゃないと思えたりする。自分とどこかの誰かの人生は全く関わりのないようにも思えるけど、ラジオを通して何か行動を起こすきっかけになり得ることもある。地味すぎる、古臭いと思われようともそれが人生の選択となることだってある。いいんだよ。それぞれの人生なんだから。中田さんが全て正しいやり方とうわけじゃないよ。大丈夫。

それもまたちいさな光
角田 光代
文章が難しく、解釈できないところが多々あった。ただ著者同様、私もファスト教養に懐疑的である。稼ぐために役立つスキルを身につける、できないやつは置いていかれる。これに当該で不安感や焦燥感はある一方で、結局できない自分を諦めているところもある。この風潮に乗れていないことを正当化したいからか、ただ古臭いだけなのか、ファスト教養からかけ離れた生き方をする人たちに共感し安心する自分がいる。そうしなきゃいけない焦りから逃れられる。だけどそれは自己成長をストップさせているのかもしれない。

ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち
レジー
いつまで子どもの遊び相手しなければならないの?今日もドッチボールの素早く逃げる練習につきあう。あんま楽しくない…だけどこれを中断したところで特段やりたいこともない。遊び相手は今日が最後かもしれない。もう二度とないかもしれない。と思うけど最中はなかなかそんなふうに考えられない。でもこの本を読むと今この時間が大切なんだと実感できる。涙があふれる。私はたくさん思い出を作ってもらっている。今日もイラスト教室の帰り道、車の中で話したこと、私の反応に笑ってくれたこと、あまり乗り気ではないけどイラスト教室に通ってくれていること、そこで今日は顔ばっかりじゃなくて体を描いたと教えてくれたこと、着実に成長していて幸せがここにある。

あんなに あんなに
ヨシタケ シンスケ
夢を考えるとき、自分の年齢が大きく影響してしまう。ついどんな仕事がしたいかと、この年でも受け入れてくれる仕事はあるのか、それがAIに取って代わられない仕事なのか、時給はいいのかと条件や妥当だと思われる職業ばかりやろうとしている。若い頃は自己卑下、恐怖、羞恥心、他人の目を気にしてまったく踏み出すことができなかった。今とても後悔している。その時いた世界からほんの少し外に出れば別の世界があると早くに気づくことができたのに。 夢。自分がどうありたいかということに、稼げること、有名になること、人からどう思われるか気にすることは関係ない。なりたい姿に真剣に向きあい、そして起こりうるすべての出来事を受け入れる。そうすればいずれそこに応援してくれる仲間が現れるらしい。よく聞く話、憧れるなあ。たけど真剣にやりたいことがない場合はどうしたらいい?ありたい姿は、人付き合いは苦手だけど人と関わっていたいなと思っている。

スタートライン 一歩踏み出せば奇跡は起こる(喜多川 泰シリーズ)
喜多川 泰
右鼠径部、左ひざ、左太もも外側の痛みあり。全て股関節からきているようだ。この痛みは次第に治まっていくのか、放っておくと股関節症になるのかわからない。足裏小指側のうおの目が痛い。重心が外側にあるから。重心を母指球に置くことを意識すればかかとを立てることができる。

東大教授が本気で教える「股関節の痛み」解消法
田中栄/緒方徹
収益とか考えずまずは気の向くままに始めよう。アクションが先、クオリティは後から。よく言われるセリフ。だけど情報商材やインフルエンサーの煽りだとやりたくなくなるあまのじゃくな私。こういう稼ぐ系じゃないものなら同じこと言っててもやってみようかなと思える。

暮らしvlogのはじめ方
ドウガテック
ラジオは楽しいけど書籍はうーん…ってかんじ。きらきら華やかな世界で生活する人、つまり仕事ができる人のストーリーが描かれていて私は対極側の人間だから、共感できないんだな。彼女たちは私のように仕事ができない人に頭を悩ませ疲弊している。共感できるところ、何かいいこと書いてあるかもしれないと読み進めるもなんだか進まなかった。途中で脱落。 【印象に残ったフレーズ】 何のために生きてるかというと、自分で自分のことを好きになるため。 疲弊したりネガティブな感情になったら全力で休む。自分が喜ぶことを見つけパターンを増やす。コーピングリストを増やす。

おつかれ、今日の私。
ジェーン・スー
自分より少し先輩の話。だけど私がその頃は著者さんよりまだ教育費用がかかる。漫画家さんで在宅ワークならスキルと経験あるじゃんと思った。さらにコミュニケーションスキルも高い方。そのどれにも当てはまらなくて私コンプレックスに思った。著者さんの周りはよくある介護、棚卸し、レジ打ちなどをしている。これらの仕事は将来なくなってしまう職種だったり、需要はあるけどハードな仕事だったり。それでもいいのかぁと思えた。子育て終わってる世代はもう自分のための健康と少しのお金と生きがいのために働くけれど、私たち世代は私ら夫婦はどうなるんだろうと憂う。

50代からのお仕事探しアタフタ日記
高橋陽子
何が幸せ、成功なのかは人によって違う。大学生で就活して友達とたわむれて、そういう人がキラキラ輝いているように見えて自分を冴えないと感じる。人は誰でもどん底や暗闇を抱えていきている。そこに留まることも、日々過ぎていく今を生きることもどちらだって選択することができる。やっぱり私は人を信じて自分の心を大切にしたい。そうすれば何ものでもない自分、劣等感を抱く自分への執着は薄れていくのではないか。向き合った人にしか得られない同士が現れる。浅井くんのように。

跡を消す
前川 ほまれ
面白かった。ビジネス本、自己啓発本でなくてもいい。小説が与えてくれるものは大きい。勇気、これでいいんだという受容、視野が狭くなっているよという気づき、みんな同じように悩みを抱えているんだ、私だけじゃない、それなら私も小説の中の人たちのように一歩踏み出したっていいんだ。

お探し物は図書室まで
青山 美智子