一次元の挿し木

一次元の挿し木

松下龍之介
宝島社 (2025年2月5日発売)
ISBN:9784299064042
本棚登録:233

作品紹介・あらすじ

2025年第23回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作 「謎の牽引力、ストーリーの面白さは、今回これがダントツ」大森 望(翻訳家・書評家) 「古人骨のDNA鑑定が暴く驚くべき真相!」香山二三郎(コラムニスト) 「謎の散らばせ方、話の運び方も上手く、最後までぐいぐい読ませました。文章も上手い」瀧井朝世(ライター) 「文章力が圧倒的だし、魅力的な謎の提示、読者を惑わす情報を入れてく...

感想・レビュー (7件)

『謎の香りはパン屋から』の最後に、第23回『このミステリーがすごい!』大賞選考結果の講評があり、本書もとても注目されていたので、機会を見て手に取りました! ☆------------------------------------------------------------------------ 大学院で遺伝人類学を学ぶ七瀬悠は、4年前、妹・紫陽が行方不明になってしまい、ずっと彼女を探していたのだが、あるとき鑑定した200年前の人骨のDNAと一致した!! これは一体どうなっているのだと思い始めたとき、彼の周りで次々と事件が起こっていき・・・ ------------------------------------------------------------------------☆ たくさん登場人物は出ますが、わかりづらさ(読みづらさ)とかは全然なく、むしろグイグイ読ませてくる小説でした!笑 テンポも良く「これがデビュー作とは!!」 今後の作品も楽しみの作家さんです♪ #文庫グランプリ受賞作

『謎の香りはパン屋から』に続き、2025年第23回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作を手に取りました。 息もつかせぬ展開の連続に、読む手がとまらずにどんどんページが進んでいきました! サスペンスミステリーとして申し分ない1冊です。

「二百年前の人骨のDNAが四年前に失踪した妹のものと一致」…この設定だけでご飯何杯でもいけそう。笑 遺伝工学やら信仰宗教、ホラー的要素と盛り沢山で、グイグイ先を読ませる 力半端なし。読了後はタイトルに納得。エンタメ性が高いので映像化に向いてるのでは?

読みやすくおもしろかった。

始めは引き込まれるDNAの一致だが、クローンはよめた。 しはるが結局宗教に入ったのが残念

おもろかった。 イッキ読み、ちょっと無理があるけど、あるあるかも🦆

最後までドキドキしながら読めた。主人公に迫る脅威に一緒にハラハラした。ハッピーエンドで良かった