葉桜の季節に君を想うということ

葉桜の季節に君を想うということ

歌野晶午
文藝春秋
ISBN:9784167733018
本棚登録:495

作品紹介・あらすじ

「何でもやってやろう屋」を自称する元私立探偵・成瀬将虎は、同じフィットネスクラブに通う愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼された。そんな折、自殺を図ろうとしているところを救った麻宮さくらと運命の出会いを果たしてー。あらゆるミステリーの賞を総なめにした本作は、必ず二度、三度と読みたくなる究極の徹夜本です。

感想・レビュー (10件)

読書中では登場人物の年齢が20から30くらいと思っていたけれど、実際には70程度でした。 読み進めるうちに時系列が気になり始め、最後にわかったときにはスッキリ。途中は何も違和感なく読めるのに驚きました。

中居メンバーお薦めの1冊、読了。 『映像化不可能!とはそういう意味かぁ。』と納得の作品。騙し方が斜め上をいっており、歌野ワールドを体全身にいただきました。 #ぎんかさん、教えてくれてありがとう

前半読みにくいけど最後まで読まないと意味がない本。読み返すこと必至。両親にも薦めたい。映像化不可能。

最後の方のどんでん返しがびっくりで、まさにミステリー!という感じ。少し卑猥な表現があるため人にはおすすめしにくいが面白い1冊だった。

ハードボイルド探偵もののと思いきや… 騙されました。 まさか老人の青春活劇とは…

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美しいタイトルからは想像できない内容。 葉桜の意味が最後になってわかった。 林語堂を知る

面白い。内容は若者の話かなと思うほど活発に動きがあるが、同年代が主人公でした。

久しぶりに本屋さんで本を買おうと思い、もう、恋愛小説って歳でもないし、ミステリーで、びっくりさせられたいなと思って購入。 話がいろいろ飛ぶので、よくわからないなぁ、と思いながら読んでいて、でも、読み進めやすかったのでどんどん読んでいくことはできました。 読み終わって、正直、期待していたような爽快感はなく、ふーん…という感じ。 もう一度読むかというと、もういいかなとも思います。 表現がグロテスクなところもあり、あまり友達や子供には勧められないなと思いました。

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長かったけれど、最後に『あぁ!この人物のことやったんかぃ』ってなった。