青い壷 新装版

青い壷 新装版

有吉佐和子
文藝春秋 (2011年7月8日発売)
ISBN:9784167137106
本棚登録:158

作品紹介・あらすじ

2025年上半期 文庫売上第1位!(日販、トーハン、オリコン調べ) NHK「おはよう日本」(11・28 )などで話題沸騰    半世紀前に書かれた小説が、累計80万部突破! 昭和も令和も変わらぬ人間模様、リアルな生活描写を 青い壺が絶妙に映し出す、絶対品質保証のエンタメ作。 シングルマザーの苦悩、すれ違う夫婦、 相続争いに悩む娘の言葉を聴いてドキリとする親… 人間の奥深く巣食うドロドロした心...

感想・レビュー (9件)

青い壺をめぐって短編集になっていて、一話一話に人間模様が、描かれているのが とても面白い。

青い壺が生まれる一章。いろんな人の手を経て、13章めで焼いた本人の前に現れる。 戦後の上流階級の様子が端的に表されている。

時代背景は現代と違うけど人の心の持ちようは変わらないなと思う壺を巡る物語としての完成度もとても高い 有吉佐和子を再評価

すごく面白い、次々に繋がっていく展開にさすがと思った

初出が昭和51年!? 昭和の気配がありながらも、感覚が古くない! 有吉佐和子氏に脱帽です

様々なシチュエーションの話が壺繋がりで語られていて面白かった。着物を着て旅行は大変だと痛感した。

美しいの基準を考えさせられた… 有名な作者が作ったから美しいのではない… 巡り巡ってくる不思議

有吉佐和子有名な作家を読んでみた。ってな感じ

40年前の本と思えないくらい面白い🤣 やっぱり 湊かなえの原点のような気がする