星を編む

星を編む

凪良 ゆう
読者数: 170
発売日: 2023/11/7
出版社: 講談社
ISBN: 9784065327869

レビュー (8件)

すべてが繋がってて北原先生のことが知れて嬉しい

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櫂が亡くなってもお腹は空くし働かなければいけないし、親は年老い自分も周りも変わってゆくなかで、暁海のそばにずっと北原先生がいたことがどれだけ暁海の支えとなっていたか。北原先生が海のように広大な心で暁海を自由に羽ばたかせいつでも背中を押してくれると思ってたが、それと同時にそれだけでなくお互いにとって共に年老いゆくなかで、互いの手を取りゆっくりと歩いていける存在であったこと 2人が周りからなんと言われようとも2人にとって最適を探し続け幸せで平穏な暮らしをしていることがこれほど嬉しいとは 北原先生が明日見さんとその子を守ると決めたその衝動性や、結を迷うことなく自分の娘だと言いその成長に目を細める姿に一見理知的で冷静 に見える北原先生の底知れぬ懐深さが見える

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第三部に分かれていて短編かと思いきや全てが繋がっていくという好きなパターン 人が沢山出てきて訳が分からなくなるがそれぞれの人がどんな気持ちなのか登場人物ごとに描かれていてそれぞれに共感出来た

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汝、星のごとくの続編作品😊汝、星のごとくでは暁海と櫂の幼少期から壮年期までを描き、星を編むでは、櫂は亡くなってしまったが、暁海と草介の50代から60代までを描いた人生を通した物語に涙が止まらなかった😢

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汝、星の如く 続編

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失敗などしていません。新しい道を選んだだけ。 世間が言う正しさ、とは一体何なのだろうか。正しいということは相対的なものであって、本来、人の数だけの正しさがある。 世間の多くの人が言う正しさをすすんで探るように生きてきた自分は、この小説の登場人物が発する言葉を本能的にシャットアウトしてしまいそうになった。 が、それは究極、人に自分の人生の手綱を渡していることであり、自由に生きてないことのコンプレックスの裏返しなのかもしれない。 自分で自分の人生を生きる、精神的に自立している人になりたい。

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登場人物みんな温かい。生き方がカッコいい。

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