くっく
2024年12月27日
櫂が亡くなってもお腹は空くし働かなければいけないし、親は年老い自分も周りも変わってゆくなかで、暁海のそばにずっと北原先生がいたことがどれだけ暁海の支えとなっていたか。北原先生が海のように広大な心で暁海を自由に羽ばたかせいつでも背中を押してくれると思ってたが、それと同時にそれだけでなくお互いにとって共に年老いゆくなかで、互いの手を取りゆっくりと歩いていける存在であったこと 2人が周りからなんと言われようとも2人にとって最適を探し続け幸せで平穏な暮らしをしていることがこれほど嬉しいとは 北原先生が明日見さんとその子を守ると決めたその衝動性や、結を迷うことなく自分の娘だと言いその成長に目を細める姿に一見理知的で冷静 に見える北原先生の底知れぬ懐深さが見える

星を編む
凪良 ゆう
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