はゆつ
11件のレビュー
レビュー
とても難しく深い話だった。 そんなに頭のいい人間は存在しないと思うが、この作品で何がスゴイ!って作者の思考回路だ。正の頭のなかは作者の頭のなかを作品にしたのではないかと思わせられるくらいだった。最近読んだ本の中では、まずまず上位だ。
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蒼海館の殺人
阿津川 辰海
感動と書いてあるから、結末に大きな感動が来るのかと思って読んだら感動感動はなく終わった… 確かにぐんぐんと入り込める内容ではあったが、医療従事者でないと難しい内容な気もした。 ミステリー、まさにミステリー。ただ、少しどこかで読んだことのある展開をパーツごとに組み合わせたような内容だったとも感じた。
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硝子の塔の殺人
知念 実希人
んー… 難しい内容だったし、結末にインパクトがなかった。主人公や犯人など登場人物の思いなどの表現に欠けていて感情移入ができないまま読み進めていった感じだった。 私が求めている小説とは少し違った。
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切り裂きジャックの告白 刑事犬養隼人
中山 七里
ここまで、考えさせられた本には出会ったことがなかった。そして、とても衝撃的な内容だった。架空のはなしだが架空ではない、これが現実なんだと。誰もが辛く苦しい現代を、人間として自然に身となるものをなぜ一番の犠牲としなければならないのかを、もどかしさ、切なさ、悔しさ、情けなさを感じた。今自分の置かれている環境下でなにができるのか、なにをするべきか…しっかり考え、それを行動にしたいと強く思った。
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護られなかった者たちへ
中山 七里
それぞれの人物のシーンになり、話が進むのはよかった。けれど、人の死に対しての表現や感情が少し浅い感じがした。現実の男性はこんな感じなんだろうけど、せめて小説の中の男子はもう少し感性ある紳士な人物がよかったと思った。
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桜のような僕の恋人
宇山 佳佑