レビュー (4件)
表題作を含め5作の短篇ミステリーが収録されています。どの作品も「結末はどうなるのかなぁ」とドキドキしながら読み進めましたヾ(゚▽゚*) お気に入りは、 *目撃者はいなかった *ありがとう、ばあば です!! 『火のないところに煙は(新潮文庫)』も機会があったら読んでみたいです♪ #新潮文庫の100冊(2024)#イヤミスかも
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日常の中に潜む人間の闇を描いた5編から成る短編小説です。 中には自分にも起こり得そうな内容もあったため、ゾッとしながら読み進めました。(夏フェア対象本。背筋が凍るという意味で納得でした。笑) 特にお気に入りの作品は以下の2編です。 『目撃者はいなかった』 『許されようとは思いません』
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みんな「気づいた頃には事が大きくなっていた」というもので、客観視している読者は安全地帯だが、いつ似たような環境に陥るかは分からない上に、陥ったとしてもすぐに「気づく」ことが出来て、出来たとしても対処に移せるかは分からない、そんな際どいような話を読んだ感覚でした。 ミステリーとしても上質であり、物語としても自らの人生を省みないとヒヤヒヤするものでした。
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