レビュー (10件)
大好きな箱根駅伝のもう一つの影の立役者、学連選抜チームの話。 あ〜いたな…とあまり注目してなかったところにスポットを当てた話。(上)巻は選抜チームが一つになるまでの話。下巻はいよいよ箱根を走る。 たぶん、次回から箱根駅伝の味方が変わると思うほど、熱い話だ。
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甲斐は会社員をしながら箱根駅伝の新監督になった異色の監督。 ビジネスにも通ずる言葉は発したりもするので私の胸にも突き刺さることを言ってくれる。 例えば、いい加減な練習をしている選手に 「いい加減な練習をするぐらいなら、最初からやめておけ。時間のムダだ。世の中に出れば、自分の意に沿わないことはいくらでもある。そんなときら君等は気に入らないからといって手抜きをするのか。もし不満なら、納得できるように相手と話し合え。そんな努力もしないで、ただ陰で不満を口にして手を抜く。それでいいのか。そんな奴は、世の中から信用もされなければ、相手にもされない」
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