
レビュー (5件)
先日読んだ「高校入試」は章の合間にSNSの発言が挟み込まれていたけど、この作品は本編の後に添付されている。最初それに気づかず読んでいた。本編と行ったり来たりするのはちょっと面倒だったかも。ただ、結末を巻末の新聞や週刊誌の記事を読むことで読者が知るのは面白い構成。 もし私が間違って殺人事件をおこしてしまったとしたら、週刊誌は私のことをめちゃくちゃ悪く書くんだろうな、と思ったことがある。この作品は週刊誌やその取材に応じた当事者周辺の人たちを皮肉った作品でもある。湊作品の読み方にも慣れてきた。
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最初から最後まで読んでいて、気分が悪くなる胸クソ悪い感じの本だった。誰かが誰かの陰口をたたいていることを、代わる代わる聞かされるそんな感じだった。ミステリーとしてもあまりパッとせず…読んだあとはすぐに売ろうと思いました。
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