作品紹介・あらすじ
『赤と青とエスキース』で2年連続本屋大賞にノミネートされた青山美智子氏の最新文庫。
ある朝、目を覚ますと手首から腕にかけて「神様当番」と太くて大きな文字が書かれていた! 突如目の前に現れた「神様」を名乗るおじいさんの願いを叶えないと、その文字は消えないようで……。「お当番さん、わしを楽しませて」幸せになる順番を待つのに疲れた印刷所の事務員、理解不能な弟にうんざりしている小学生の女の子、SNSでつな...
感想・レビュー (7件)
神様当番! 毎朝、バス停で顔を合わせる5人が順番に神様当番になる。神様が満足するまで腕に神様が宿るのは怖キモイけど、神様がお茶目で可愛かった。 人生を前向きに変えていく連作。 最後の5話の作品で、『世の中は誰かの落し物で出来ていて最初から自分のものはなく生きながら自分だけのものにしていく』という神様の言葉が心に刺さった。
とても身近にある、でも、一番遠くにあるもの。それに気づけたとき、幸せになれるのかな。ぽっと明かりが灯るような短編小説。
青山美智子さんの本はどれも人を優しい気持ちにさせてくれるので癒やされます。
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わし神様
笑いあり涙ありでいろんな感情が揺れ動く面白い作品だった🤭
短編小説で一節終わるごとにタメになりいろんなことに気付かされる。 いろいろ繋がってるのも面白い! 良い本でした!
⭐️⭐️⭐️


