彼女が最後に見たものは

彼女が最後に見たものは

まさきとしか
小学館
ISBN:9784094070934
本棚登録:192

作品紹介・あらすじ

傑作ミステリ『あの日、君は何をした』続編 クリスマスイブの夜、新宿区の空きビルの一階で女性の遺体が発見された。五十代と思われる女性の着衣は乱れ、身元は不明。警視庁捜査一課の三ツ矢秀平と戸塚警察署の田所岳斗は再びコンビを組み、捜査に当たる。 そして、女性の指紋が、千葉県で男性が刺殺された未解決事件の現場で採取された指紋と一致。名前は松波郁子、ホームレスだったことが判明する。 予想外の接点で繋が...

感想・レビュー (8件)

〈三ツ矢&田所刑事シリーズ〉第2弾♪ 今回も一気読みしてしまうくらい引きつけられる内容でした!! パスカルこと三ツ矢の捜査に対する向き合い方が、事件解決の糸口を見つける!? 幸せの意味を問う描写など、謎解きだけでは終わらない、色々深く考えて読むことのできる1冊でした(。ŏ﹏ŏ)

三ツ矢シリーズの二作目 本書も前作同様に重いテーマではありましたが、続きが気になって一気読みでした。 「知らなくてはならなかった大事な何かを手渡された」と解説に書かれていましたが、まさにその通りと思わせてくれる一冊です。 三ツ矢刑事の活躍をまだまだ読んでいきたいです。

おもしろい

面白い、家族関係が不幸を招く事になるのだが、そのストーリーを面白く書かれている。

ややこしい。

次々と重要らしい人物が出てきて少し混乱してしまった ラストはやっぱりな、と思ったけどホロリとさせられた ただただ優しいだけの人だった

松波さんが最後に死ぬとき、幸せだと感じたのか、不幸だと感じたのか?その答えは本人しか分からないが、分かろうとする気持ちを持ちたい。