作品紹介・あらすじ
ベストセラー『本と鍵の季節』(図書委員シリーズ)待望の続編!
直木賞受賞第一作
猛毒の栞をめぐる、幾重もの嘘。
高校で図書委員を務める堀川次郎と松倉詩門。
ある放課後、図書室の返却本の中に押し花の栞が挟まっているのに気づく。
小さくかわいらしいその花はーー猛毒のトリカブトだった。
持ち主を捜す中で、ふたりは校舎裏でトリカブトが栽培されているのを発見する。
そして、ついに男性教師が中毒で救急搬送...
感想・レビュー (6件)
堀川&松倉の図書館コンビによる第2弾です。 前作からの絶妙な掛け合いは健在ながら、今作は1つの事件を追う連続短編集でした。 面白かったです!
〈堀川&松倉〉図書委員コンビがトリカブトの栞の謎に迫る! 「こんな高校生いる?」と思いつつ、今回も彼らのやりとりを楽しみました。前作『本と鍵の季節』を再読したいです♪笑
トリカブトの栞に隠された秘密を追う少年二人と同級生。
松倉と堀川の、図書委員名コンビが、おもしろいね。トリカブトをめぐる
トリカブトの花の栞に絡んだ学園物語。図書委員の男子生徒二人と栞に絡んだ女子生徒が謎を解き明かしていく、なかなか面白い作品。現実にはありえないストーリーだが、読んでいるうちに最終結末が気になり読み進んでいく。初めて米澤穂信の作品を読んだがなかなか面白った。
図書委員の堀川と松倉。トリカブトの押し花の栞が本の間から見付かる。

