おいしいごはんが食べられますように

おいしいごはんが食べられますように

高瀬 隼子
講談社 (2025年4月15日発売)
ISBN:9784065391877
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作品紹介・あらすじ

芥川賞受賞作&30万部のベストセラー 世界各地で翻訳続々! 最高に不穏な仕事×食べもの×恋愛小説! 解説:一穂ミチ 「二谷さん、わたしと一緒に、芦川さんにいじわるしませんか」 真面目で損する押尾は、か弱くて守られる存在の同僚・芦川が苦手。食に全く興味を持てない二谷は、芦川が職場で振る舞う手作りお菓子を無理やり頬張る。押尾は二谷に、芦川へ「いじわる」しようと持ちかけるが……。どこにでもある職場...

感想・レビュー (6件)

芥川賞受賞作品が文庫化! 不穏な感想も聞こえてくる中で、興味があったので手に取りました。 身近にある職場で起こる食事と恋愛に関するお話です。 読み終わったあとは、、、凄いぐちゃぐちゃな感情になりました(苦笑) 私は、出てくる人物(とくに二谷)の考えに共感は出来なかったですが、そう感じる人もいると色々と考えさせてくれる一冊です。

★☆第167回芥川賞受賞作☆★ 文庫化になったのでワクワクしながら手に取った! どこにでもある職場の微妙な人間関係が“食べもの”を交えながら書かれている。 脳内ですぐに映像化できるくらいリアリティある作品だった! 私は面白かったけれど、読後感は保証しないよ〜(,,・д・)笑

日常生活をおくっていて理不尽だなぁと思うことを言語化してくれていて、スッキリした。

嫌いだけどかわいいから好きなん?

大好きなショートケーキをあんなに不味そうに表現できるのすごい!

仕事のことはよくわかる 食のことはわからなかった そういう人もいるのか カフネを読んだときも思った 強要したり、思い込むのはよくないね