作品紹介・あらすじ
ひとつ屋根の下の「ふたり」、もどかしい愛
あなたが辛い時はいつでもそばにいるよ・・・。
都内で暮らしている、恋に臆病なイズミ。引っ込み思案なのは誰にも明かせない心と体の「傷」があるから。そんな彼女をいつも見つめているユキ。ひとつ屋根の下に暮らしながら言葉を交わすことはないけれど、イズミへの思いは誰よりも強い。もどかしい関係の「ふたり」の間に、新たな男性の存在が。彼はイズミの凍った心を溶かせる...
感想・レビュー (5件)
森沢明夫ちゃん全開!GOODです!
始め、ちょっと読みにくくて眠気が勝ってた。 でも半分くらい読み進めていくうちに面白くなっていき、さすが森沢さんと思える名言もあり、惹き込まれていった。 まさかの展開に驚くとともに、幸せな気持ちで完読しました!さーてまた森沢さんの本読むぞー
ちょっぴり切なさやもどかしさを感じつつも、心が澄む優しい物語。 金魚視点で見る人間世界の描写は斬新。 「傷ついたんじゃなく、磨かれたんだね。」 先月読んだ『ヒカルの卵』を思い出した。 誰かと一緒にそばに居て、心を通わせる事ができることこそ至極の幸せだよな。
