作品紹介・あらすじ
「三千円の使いかた」「ランチ酒」の原田ひ香が描く、
本×ご飯×仕事を味わう、心に染みる長編小説。
東北の書店に勤めるもののうまく行かず、書店の仕事を辞めようかと思っていた樋口乙葉は、SNSで知った、東京の郊外にある「夜の図書館」で働くことになる。そこは普通の図書館と異なり、開館時間が夕方7時〜12時までで、そして亡くなった作家の蔵書が集められた、いわば本の博物館のような図書館だった。乙葉は「夜の...
感想・レビュー (9件)
登場人物それぞれの心情を描きながら、図書館司書や書店員の今の現状や課題を示したお仕事小説。
こんな所で働きたいなぁと思った 美味しそうだし、仕事が楽しそう 続編が合ったらいいのにな〜
夜だけ開く不思議な図書館の話。そこでまかないとして出されるごはんごとに章立てされている。最後の森瑤子の缶詰料理がおいしそう。オイルサーディンをフライパンであっためて醤油をかけて油ごとのせたごはん。 物語は何だか途中でよく分からなくなった。 篠井の過去とか覆面作家高城とか。
夜だけ開く図書館のスタッフの一人一人がいとおしくなる、心温まる内容だった。
本と図書館を愛する人なら、行ってみたい図書館。 そこで食べられる、本に出てくる料理も興味深い。
夜だけ開いている故人作家の蔵書だけがおかれている図書館。そこで働く事になった樋口乙葉と彼女を取り巻く人々の物語
夜中の図書館の話。 ちょっと、最後がしりきれかな~
作家の蔵書を集めて夜の図書館

