作品紹介・あらすじ
「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」。そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の生涯を調べていた。天才だが臆病者。想像と違う人物像に戸惑いつつも、1つの謎が浮かんでくるーー。記憶の断片が揃う時、明らかになる真実とは。
感想・レビュー (8件)
太平洋戦争がどんな戦争だったのか、学べる良い本でした。戦争を知らない私たちは教科書を読んで、知ったつもりでいるけれど、当時の人たちがどんな気持ちで生きていたのか、本当の意味で理解はできていないんじゃないかと思いました。 平和な時代に生きられることを感謝し、もっと自分の人生を大切に真剣に生きようと思いました。
生きることの大切さ、 家族の尊さ、戦争の愚かさが描かれていた。
思っていた本とは違った。孫にあたる2人が宮部のことを知る人たちに話を聞いて回るその記録のような。戦争や特攻に対してさまざまな考えを持つ人がいるということを色んな人の視点から書いているのはよかった。
特攻で前途有望な若者が沢山殆ど犬死にで命を落としてたんだな😭それに比べると幸せなんだな😵
記録本やなぁ 子供達にぜひ読ませたい本 😀😀😀😀😀
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
零戦に乗り命を落とした男の一生を描く