木洩れ日に泳ぐ魚

木洩れ日に泳ぐ魚

恩田陸
読者数: 311
出版社: 文藝春秋
ISBN: 9784167729035

レビュー (5件)

翌朝、引越し業者が来るまでの一夜を徹してアパートの一室で繰り広げられる男女の心理戦。一卵性双生児だと信じ込んでいたヒロとアキ。前年の山登りのガイドの転落事故がきっかけで歯車が大きく外れていく。このガイドは彼らのまだ見ない父親という設定だが、かなり不自然で無理がある。心理戦は非常に理屈っぽくて私の好みではない。でも、どちらかというと面白かった。

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3/24読み終わり 読みながら続きが気になる内容。兄弟だとは知らずに出会って、惹かれあいながら、実は兄弟であることがわかり、でもほんとは従兄弟で。 自分の父親の事故死の原因を追及しながら、真実が分かって行く話。 どきどしながら読んだ。

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どうなるかドキドキした いとこ同士なら👌だったかもね

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あり得ないと言っても過言ではないストーリーだが、リアリティを感じたのは巧みな文章だからだと思う。しかし序盤で最後がわかってしまう作品で味気なさを感じた。

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1人の男と1人の女の恋愛のお話が、それぞれの視点で描かれている。 禁断の恋に惹かれながら、葛藤する日々。 2人の微妙な感覚、細かな描写、言葉が鋭い。 読んでいると胸がクーっと締め付けられる。 シリアスであり、温かく、衝撃的なストーリー。

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