みのり

みのり

71件のレビュー

レビュー

癖のある作品が多かった。当たり外れのバラツキがあった。

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サキの忘れ物

サキの忘れ物

津村 記久子

かなりの傑作。リアリティもありつつ時代を感じさせない作品でした。

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アニバーサリー

アニバーサリー

窪美澄

今まで読んだ窪美澄さんの作品のなかではダントツで面白かった。。変わっていく家族に生じるそれぞれの感情がよく写っていた。最後の解説も読む価値あり。

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ははのれんあい(1)

ははのれんあい(1)

窪 美澄

安心や励ましや転機となる言葉や態度をそっと差し出すのは血縁関係にある相手ではない、解説のこの言葉が核心すぎた。

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いるいないみらい(1)

いるいないみらい(1)

窪 美澄

それぞれの主人公の思う姿がありありと伝わってとても面白かった。どの作品も植物が出てきて、その花言葉とかも調べたくなると思う。

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水やりはいつも深夜だけど

水やりはいつも深夜だけど

窪 美澄

模試で読んだのを思い出し読了。この雰囲気のような作品が現代に書かれることはあるのだろうか。とても面白かった。

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異人たちとの夏

異人たちとの夏

山田太一

専門用語もやさしく解説して理解を深める岩波科学ライブラリー。相変わらず読みやすい。今回は主観的期待効用の最大化を目指す経済学的な思考を紐解く本だった。納得いく説明だったが、これが現実に適用できるかと言われれば難しい。どちらかというと、後悔しないためのメカニズムを理解するところが重要に思える。良書。

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後悔しない意思決定

後悔しない意思決定

繁桝算男

久しぶりの読書なのもあってとても面白かった。家族に起きた不幸に子どもたちは対照的な受け取り方をする。普通な家族ではないが普通以上に家族らしさがあって印象にのこる場面が多かった。

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幸福な食卓

幸福な食卓

瀬尾 まいこ

統計分析の手法を理解するのにはかなりの良書だ。くだらない(?)内容でありながら統計を取るには情報が少なく仮定を取りながら推論を出す過程が細かく書いておりとても良かった。

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夜の経済学

夜の経済学

飯田泰之/荻上チキ

とても素敵な夫婦が夫の病を背景に力強く生きようとする話。ハートフルで少し寂しいのに笑顔が溢れる二葉の姿が印象的に描かれている。

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私が愛した余命探偵

私が愛した余命探偵

長月 天音

「君はやはり世界の縁まで行かないわけにはいかない。世界の縁まで行かないことにはできないことだってあるのだから。」私たちはこの世界で最後までやりきらなければならないことがあるのだろう。口のなかのミントの爽やかさとカカオの苦味が喉元を通り抜けるような作品だった。まさに傑作。

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海辺のカフカ(下巻)

海辺のカフカ(下巻)

村上 春樹

カオスでなんだかリアリティのある短編ばかりでとても面白かった。村田さんらしいストーリーでした。

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丸の内魔法少女ミラクリーナ

丸の内魔法少女ミラクリーナ

村田 沙耶香

個人的にはあまりオススメできない本だ。思考実験の範囲で留まっていたり、研究結果を使っているのかわからず引用元もなかったりと信頼性に欠ける。ただ読みやすいと捉えることは可能だ。認識フレームのズレに対する対策は根本的な解決になっていなくて「それでいいのか?」っとなった。第2章冒頭の共感障害に関する話は面白かった。

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「話が通じない」の正体

「話が通じない」の正体

黒川 伊保子

一般的にみられている数値が必ずしもその選手の実力を表しているわけではないと思い知らされる。野球に限らず統計を使った分析について理解が深まる良い本だ。

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勝てる野球の統計学

勝てる野球の統計学

鳥越規央/データスタジアム株式会社

理系分野について文系で苦手意識のある人に易しく道を開く本。かなり入門向けに作られており、求めているものと違った感が否めない。読書術!というほど術を教えている部分はなく、こんなところが面白いんだよ!と説明している本だ。

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文系のための理系読書術

文系のための理系読書術

齋藤孝(教育学)

なんだかんだ全編を読んだことがなかったので手に取った。これまで読んだ夏目漱石の作品の中ではあまり面白くなかった。単純に出てくる人物が胸糞悪い。時代を感じるだけで風情は感じられなかった。読書センスがないのだろう。

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坊っちゃん改版

坊っちゃん改版

夏目漱石

なるほどと思わされることが書いてある。自然数の捉え方がそうだ。数学の知識(高校程度で十分)がある程度あるほうが楽しめる。

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数学でつまずくのはなぜか

数学でつまずくのはなぜか

小島 寛之