逆転泥棒

逆転泥棒

藤崎 翔
双葉社 (2023年10月11日発売)
ISBN:9784575526974
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作品紹介・あらすじ

大ヒット『逆転美人』の衝撃ふたたび。驚きの「逆転トリック」がまたも炸裂する。善人と書いてヨシト、なのに空き巣で前科二犯の俺。出所早々、懲りもせず忍び込んだ豪邸の主は、なんと初恋相手の美女マリアだった。後日、偶然を装って再会し、急速に距離を縮める二人……だが、彼女の望みは夫の殺害!? 不穏な現在と、懐かしく切ない平成の青春が交錯する物語の結末とは!?

感想・レビュー (4件)

★★藤崎翔さんの〈逆転シリーズ〉第2弾★★ ****************************** 善人と書いて空き巣で前科二犯の俺 出所早々、またも空き巣に手を染めようと忍び込んだ家の住人は、なんと初恋相手のマリアだった! 急速に距離を縮める2人だったが、マリアに夫の殺害をお願いされ・・・!? ****************************** 今回もとても面白かった!前回の「逆転美人」のトリックを思い返しながら、慎重に読み進めたつもりだったけれど・・・甘かった( 。゚Д゚。)笑

『逆転美人』に続く逆転シリーズ第ニ弾! 今作はどのような仕掛けがあるのかとワクワクしながら続きが気になって、一気読みでした。 爽やかな読後感が得られる逆転劇に満足の一冊でした。 次作『逆転サワ子』も楽しみです!

藤崎先生、2冊目読了。 空き巣に入ったら、実は初恋の人の家だった!から始まる、逆転美人とは全く違うパターンの逆転ストーリー。ミステリーと云うよりは、壮大なド○○○?!

逆転てどんな逆転?とワクワクしながら読み進め、後半頭が混乱したものの(笑)明るい気分で読了。 「逆転美人」のトリックの衝撃ほどではないが、ストーリー展開が魅力的。なるほど、今回はそうきたか!と引出しの多さに感心しきり。藤崎翔さんの作品はやっぱり面白いわ。