ある閉ざされた雪の山荘で

ある閉ざされた雪の山荘で

東野圭吾
講談社 (1996年1月1日発売)
ISBN:9784061859098
本棚登録:320

作品紹介・あらすじ

1度限りの大トリック! 劇中の殺人は真実か? 俳優志願の男女7人、殺人劇の恐怖の結末。 早春の乗鞍高原のペンションに集まったのは、オーディションに合格した男女7名。これから舞台稽古が始まる。豪雪に襲われ孤立した山荘での殺人劇だ。だが、1人また1人と現実に仲間が消えていくにつれ、彼らの間に疑惑が生まれた。はたしてこれは本当に芝居なのか? 驚愕の終幕が読者を待っている!

感想・レビュー (6件)

誰も死なないミステリーに初めて出会った😊

ちょっと昔の小説だなあという感じはしました。 なんだろう少し…残念かな。

最後まで犯人?がわからなかった。言われてみれば違和感があると思っても、その理由がわからなかった。大事に至らなくて良かった。

1996年発行 劇団員7人が 高原のペンションに合宿 次々3人が殺される(殺されたと思われる) ・元村由梨江→ 外見が美しいお嬢様 ・麻倉雅美→ オーディションで落選した演技派 ・雨宮京介→由梨江と恋仲 ・田所義雄→由梨江が好き ・本多雄一→演技派の劇団員 ・中西貴子→明るい性格の劇団員 ・笠原温子→しっかり者で優等生的な劇団員 ・久我和幸→他劇団でオーディション合格 ・東郷先生→脚本家 クローズドサークルミステリーの形の話 途中この人が犯人かな 怪しいな..と思った人物 ほぼほぼ..あっていたけれど 3重構造になっていたとは 想像出来なかった 犯人達が 欺いたり.. 更に欺かれたり.. グロさや気持ち悪さもなく.. 最後には酷い事にならずに ホッとした涙で終わって... 良かった この終わり方は 初めて読んだかも.. 誰でも使える"型” を使って面白い話に 仕上げられるって 凄いなと思った 面白かった

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久しぶりに推理小説を読んだが、展開が面白く読み応えのある小説だった。演技か本当なのか最後まで分からなかった。

挑戦的なミステリーだった。後味も良い。